死後の世界 5
「でも〜。神にもプライドがあるから………!?そうだ!特例で君には〜。“逆成長”のスキルを与えようかな〜。」
「逆成長?」
「そう〜。ルベロンでは生まれてから5歳までは魔法を使うと魔力量が急激に増加するんだよ〜。6歳からは魔法使っても少しずつしか増えないんだけど〜。逆成長スキルはその逆バージョンになるよ〜。生まれてから5歳までは少しずつで6歳からは急激に増加するようになるんだよ〜。」
「おぉ!良いですねそれ!」
「じゃあ上に申請するね〜。」
転生神はそう言って目を瞑った。5秒くらいで目を開けて
「じゃあ許可でたから〜。逆成長スキルを与えよう〜。」
「よしゃ!」
「スキルも与えたし〜。今から君を転生させるね〜。」
異世界に転生かぁ。楽しみだなぁ。良いスキル貰ったし、武器も貰っ……てない!
「ちょっと待って!武器は?」
「あ〜。武器は君の転生と同時にルベロンの君の生まれる街に突き刺しとくよ〜。」
「え!?それって誰かが剣を抜いちゃう場合があるんじゃ……。」
「12歳以下の年齢じゃないと抜けないようにしてあるし〜。物凄く重くしてあるから大丈夫だよ〜。それに〜。ルベロンに12歳以下で抜けるような子はいないし〜。魔法で抜けないようにしてあるから安心して〜。君じゃないと抜けないよ〜。君がしっかり魔力量を増やしてればだけど〜」
「いや、そこは大丈夫。転生したら魔力量増やすためにポワをたくさん使うから。」
「じゃあ転生させるね〜。」
「よろしく。」
あー意識が遠のいてく。第2の人生楽しむぞー!