死後の世界
新しく始めました。よろしくお願いします。
「あー眠い。」
俺の名前は海堂健一。
いつもと同じ時間に起床し、歯を磨き、着替え、朝食を済ませ家を出て会社までの道のりを歩いて行く。会社に着けば仕事をして定時で帰宅し、夕食を食べ風呂に入り、就寝する。そんないつもと変わらない1日を過ごすだけだと思っていた。
「!?」
だが、俺の目の前ではいつもと違う光景があった。子供がボールを追いかけ道路に飛び出している。今にも車が迫って来ている。
そんな光景が目に入った瞬間、俺の身体は動いていた。
キィーーーーー!!
子供を歩道につき飛ばした後、目の前が真っ暗になった。
…………
………
……
「おーい、いい加減目を覚まして〜。」
「ん……ここは?」
辺りを見渡すとそこは白い空間だった。目の前にはゲームにでてくる女神のようなみたいな女性がいた。
「お!やっと気づいた〜。ここは転生界。選ばれた者だけが来れる転生前の死後の世界だよ〜。」
「俺は…死んだのか……あぁ、思い出した。」
「思い出したんだね〜。以外と早かったね。」
「俺は子供を助けて車に轢かれて死んだ。そしてこの転生前の死後の世界に………っ!?転生!?」
「あ!気づいちゃった〜?」
目の前の女性はクスクスと笑っている。
よろしくお願いします