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星座神話物語  作者: Miku猫
8/10

第7星『悪夢と悪戯』

久しぶりの投稿になります。


多分忘れられてるんだろうけど。(笑)

 



ーーーー夢を見たーーーー



楓は夢を見た……。



輝く大地は色鮮やかな草原が広がり、所々大きな花畑が存在している。



空も快晴で、まるでヒマラヤ山脈のような山々が列なっていた。


懐かしいーー。


何故そう思ったのだろうか。


すると突然、謎の浮遊感が体の隅から隅まで伝わった。



「わっ!?」


それが合図のように、だんだん楓の視界は朧のように霞んでいった。



最後に楓の目に映ったのは、純白の白い翼だった。











ーーーー夢を見たーーーー



シェアトは夢を見た……。



四方を見渡しても、辺りは暗闇ばかり。





「ここは、どこ?」




シェアトは宛もなく歩き続ける。




『無理だ……。あんたはこの夢の鳥籠からは逃れられない。』



「誰だっ!?」


四方を見渡してもやはり闇……。



見知らぬ男の声だけが響く。





『私の名は眠りの神ヒュプノス。あんたを罰する為に命じられて此処に来たのさ。悪く思わないでくれ。これも天の御召しめしだ。』



シェアトは混乱した。


「眠りの神…………?ヒュプノス…………?何の冗談だ!そんなの存在するわけがない。」





…………罰する?俺を?




イッタイナンノタメニ……?




『……コレにより貴様に罰を罰する。ラミアーよ、後は頼んだぞ。お前の好きにしろ。』
















何処からか、口笛の音が聞こえた。




















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