第1章「幻の記憶」
どうも。miku猫と申します。m(__)m
初めての作品となります。「星座神話物語」。
これはギリシャ神話を基準とした恋愛ファンタジー。
フィクション作品です。
興味が湧いたら、是非立ち寄って覗いてみて?
主人公と少年と、星座と神々がもたらす
奇跡のファンタジーを見届けてあげてください。(^ω^)
毎日1話ずつのスペースで更新して行きたいと思っております!(^^ゞ
プロローグ「幻の記憶」
ヒューーゥウ!ガタガタガタガタ!!
外は嵐に吹き荒れていた。
激しい揺れと共に、風は強く吹き荒れ。
雷鳴が鳴り響き。
雨雲が日の光を遮り、波は高く波立ち。
煌々と光る雷の雨が、下界を襲っていた。
雷の更に上空に居た青年は、虚ろな目で下界を見渡していた。
大地は揺れ、波は波立ち、上空からは雷雨が地上に居る人間を襲っていた。
波は人間を飲み込み、死へとお追いやっていく。
ましてや大きな人間に限らず、小さな赤子や
生き物までも飲み込んでいき、彼の心情は怒りに満ちていた。
「何故、、、。何故この様なことを繰り返なされるのです!?」
青年の白銀の髪が、怒り狂ったかのように荒々しく揺れた。
そう言っている彼は、人間ではないのだろう。
((人間など、悪そのものにしか過ぎないのだ。))
何処から聞こえてきたのかも分からない
その一声に青年は静かに涙を流す。
「もう我慢の限界です。」
「貴方に背いてしまう私を、どうか許してください。」
そう言い青年は目を閉じると、全身に雷の力を見に纏い。
頭から下界に、落ちるかのように降りていった。
「貴殿方に出会えた私は、幸福者でございました。」
一筋の光が、下界に堕ちた。
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星座神話物語『幻の記憶』
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