表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
青輝のラジエル設定集  作者: 秋月スルメ
3/3

第三 魔法と魔導書

この作品の魔法はエセ科学チックです。

その点はあらかじめご了承ください。

 魔法とは何か?


 ロランシア大陸における魔法とは魔力と魂(設定集第一のアストラルをロランシアではこう呼び、アストラルとは言わない)を用いて世界を改変する技術である。具体的には魔力をもって事象を「仮定」し、それをアストラルで観測することにより「具体化」させる。つまり「あると仮定された事象」を高次元存在であるアストラルで観測することにより「本当にあることにする」技術が魔法なのである。


 仮定する事象の規模が大規模になればなるほど、膨大な魔力と事象を仮定するための演算出力が必要となる。そのため普通の人間では一定規模以上の魔法の行使は難しい。そこで登場するのが後述の魔導書なのである。ちなみに、カイルが大規模な魔法を使用できる理由についてはまだ明らかになっていない……。


 魔導書


 本来の正式名称は「汎用書型戦闘兵装」。だが古代文明滅亡以後、現文明においてはその名称で呼ばれることはほとんどない。魔力を生み出すためのジェネレータと魔法行使の核となる高性能演算回路を持ち、使用者の戦闘を総合的に補助する。魔法行使以外にも戦闘のさまざまな面でバックアップすることが可能だ。具体的には制御用・演算用の高性能コンピュータである「ソリッド・クリスタル」と動力炉である「ミューオン・マナジェネレータ」、さらに防御の要となる「クレセリヲ・フレーム」を備えている。また、それ自身も書型から武器形態へと変化することができる。


 自己成長、自己修復機能を備えていて、所有者と精神接続でひとつになる。精神レベルで一体化した所有者は魔導書の成長がフィードバックされて身体能力が上がる。さらに魔導書自身も戦闘用プログラムを自己進化させることにより新たな魔法を生成するなど、その成長の可能性については限界がない。


 また、Fゲージ・システムにより動力源と人間の精神を直結させることで一時的に大幅な出力向上が可能。理論上、所有者側の精神状態次第で無限に強化が可能だが、人間の肉体や精神の都合上、百五十から二百パーセント前後までが限度とされている。


 この兵器のもともとの開発者は古代文明人であり、当初は戦争目的で開発したのだとされていた。だが、最近の研究では文明自体に対する外敵への抵抗手段として開発されたのではないかとされている。ただしほとんどの魔導書が本棚のような場所に格納された状態で発見されたため、開発したもののそのほとんどが実戦投入される前に文明が滅んだとされている。なお、この外敵についてはドラゴン族が有力視されているが実態はまったくもって不明。


 ミューオン・マナジェネレータ


 魔導書の動力源となる装置。空間中に膨大な量が存在するマナ粒子から魔力を発生させることができる。その仕組みは単純で半虚数粒子であるマナ粒子に融合反応を起こさせることによって、虚数エネルギーの一種である魔力を発生させる。この際にマナ粒子同士を引き付けるための触媒としてミューオンと呼ばれるマナ粒子ときわめて似た性質をもつ重粒子が使用されており、それがこの装置の名前の由来となっている。このミューオンを生成するための仕組みが人間の精神に依存しており、ゆえに所有者の精神状況次第で出力が大幅に上下するという特徴をもつ。


 ソリッド・クリスタル


 魔導書のすべてのシステムを統括する中央演算装置であり、さらに事象を仮定するための演算処理も行っている。宝石のような形をしていて、なぜか戦闘形態時には表面の目立つ部分に宝飾品のようにあらわれる。その演算能力は量子コンピュータに匹敵するが、その内実については一切が不明。自己修復能力を備えていてある程度の損傷までなら回復が可能である。また、内部に自己進化プログラムに似たものがあるとされ、新たに魔法を生み出したりより高度な戦闘補助が可能となったりする。


 この演算装置はきわめて高性能ではあるが、管制用のいわゆるAIに当たるようなものは搭載されていない。だが、一年間に数名ほど「魔導書の声を聞いた」などと訴えるものがいる。オカルトじみた話ではあるが、魔導書にはメカニックな面以外にも何かあるようだ……。


 なお、魔導書の装置や機能についてはほかにもクレセリヲ・フレームやFゲージ・システムがあるが、作中に登場したこと以外でとくに追記することがないため省略とする。


 





 マナ


 宇宙を満たす暗黒物質の一つとされており、実数空間においてはニュートリノと似たきわめてよく似た性質をもつ。あらゆる物質を透過してしまうためその観測は困難だが、水晶を透過する際に強い光を発するためそれで空間中のマナ粒子濃度を判断する。


 実数物質でありながら虚数的性質をもつ半虚数粒子と呼ばれるきわめて特異な物質。そのためこれを使うことにより初めて、虚数エネルギーである魔力を生成することが可能となる。なので魔力の生成には必要不可欠なのだが、その地表面における濃度は上空の電離層の状態に左右されるためばらつきが大きい。この濃度のとくに高い場所を人間たちは俗に聖地と呼ぶ。


 魔力


 マナ粒子を利用して生み出される虚数エネルギー。これを用いることであらゆる事象を仮定することが可能となる。虚数エネルギー全体の性質として演算によって影響されやすいという性質をもっており、魔法が虚数エネルギーである魔力を必要とするのはこのため。


パソコン上に文章として挙げてみると、予想以上に科学してる……

精霊さんとか世界の加護とか出なくてほんとにすみません。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ