あおいプリズムが輝いている
心が綺麗だ。
まだ君のことを考えてる。
また君のことを考えてる。
君との楽しかった思い出、
つらかったこと。ぜんぶ。
君のことを無視していた。
君のことを顧みなかった。
僕は、忙しさに感けていて
そんなことを理由にして、
君を見ることをしなかった
きみがいなくなることは、
そんな僕に当然の報いだ。
君の心は悲鳴を上げてた。
伝えなくちゃダメなことが
まだまだいっぱいあった。
でも僕はエゴの塊だった。
ぼくが僕らしくあること。
君を大事にしてると思う事
そんなことのために君を、
君の本当に、大切な、心を
蔑ろにしてしまっていた。
君の声が聞こえなかった。
言い訳にもならない言葉で
耳をふさいで目を瞑って、
そんなでも僕は、君をまだ
理解してると誤解してた。
君が去ってしまうまで僕は
呑気にも気付けなかった。
つらくて仕方がない世界が
針が連なるくるしい道が、
唯一僕の目の前に現れた。
後悔、絶望、憎悪、虚栄。
それらに埋め尽くされた、
道とも言えない夜の世界。
それでも未だ僕は解放され
そんな世界から連れ出され
君が戻ってくるなんていう
きれいな冗談を信じている
あのころの僕の未来はまだ
おなじように明るかった。
何もないよな気がしてた。
変わらない日常がつづく。
っそうやって思っていた。
今は、虚構に満ちた日々を
ただ淡々と過ごしている。
君からうばったやさしさを
周りの皆に振りまいてる。
きれいなきれいな日常を、
みんなとやり過ごしている
僕のウソでみんな笑って、
ハッピーに過ごしている。
眩しい日々を送っている。
きみがいてもいなくても、
変わらないふうな日常を、
ずっとずっとずっとずっと
何度も繰り返し続けてきた
きらいには一生なれない、
君がいてやっと変わった、
ほんとうに美しい日々を。
なぜ君を失ったのだろう。
まだ君のことを考えてる。
また君のことを考えてる。
君との楽しかった思い出。
僕ら二人だけの思い出を。
ぼくのこころのなかには、
ただきれいなプリズムが、
きらきらとかがやいている
おもいで が 屈折 する。