辛口で感想文を書いても、荒れない理由。
1.
世の中には自己中心的な方、いわゆる自己中な方がいらっしゃいます。
え?
自己チュー?
それなんて自分ヒロイン物です?? 読みに行くので教えてくれますか??
こほん。
さて、自己中の方の話です。
この自己中な方が書く感想が、荒れるのです。自分は自己中だと思っていない方、注意が必要ですよ。
なぜか。
自己中な方というのは、自分が自己中だと気づいていないのです。そういう方は、どいうわけか自分が関わったものについて、まるで自分の物であるかのように振舞うのです。冷蔵庫を開けて、袋に入ってるものを触って中身は~なんて、姑染みたことを平気な顔でして、それが悪いことだとまるで理解しないのです。
そういう人間が書く辛口感想は、その人の感覚や常識と照らし合わせたイチャモンでしかなく、本質的には作品を読めていないのです。
だから、作者は激怒するのです。
当然です。
ですが、そういう方の、そういう行動もわからないワケではないのです。
怖がりなのです。そういう自己中な方の本質は、恐怖心と自己責任の回避に立脚した、言い訳体質そのものなのです。
常日頃から、ブツブツと否定的な言葉を口にして、わかったようなフリをして、自分を安心させているだけだ、ということに気が付けなくなってしまっているのです。
だから、当然作者に反論されて、火を見るより明らかな結果に落ち着くのです。
着火してしまうのです。
自分は悪くない、自分は悪くない、自分は悪くない、自分は悪くない、自分は悪くない、自分は悪くない、って。
それを、自ら認識できていないので、そこから相手への批判に終始するのです。
元々は作品への批判だったでしょう?
それをどこに忘れてきたのです??
なぜ、あなたの身の上話を根拠にされないといけないのです??
感想を書かれる方は、まず、そこを意識してみてください。
2.
私はそんなことないよ! という方。
相手がそうだったら、正しく作品を批判しただけなのに、こっちの人格批判にまでつながることってありますよね。
そういうときの回避もできるのですよ。
簡単です。
作品を、愛しましたか?
そもそも、感想を書いているのですからストーリーが壊滅的に自分と合わない、なんていうことは少ないと思います。
え? ツイッターのRT企画で集めたからどうしようもない?
なんで、条件を絞らなかったのです?? それだけのことで騒がないでくださいませ。
ストーリーには少なからず興味がある、けれど、ああっ、もっとここをこうしたら、あそこをああしたら。文体や、文の構造、色々口を出したい!
そういうことを、そのまま書いていますね?
それだと、ダメなのです。だって、その言葉を受け取った方は「ああ、この人は作品を読んでないな。自分好みに指示を出したいだけだな。」って思うのです。
まず、作品を愛したら、言葉は変わるのです。
「きっと、〇〇さんは××というような事を書きたかったと思います。例えば~~。そういえば、第〇部分の□□もそうですよね。共通して◇◇だと思うのですが、それなら、◆◆はどうでしょう?」というふうに、「私はあなたの作品を読んでいるのです!」ということを、まず、前面に出しましょう!
そうして、相手との信頼関係を築くのです。
その上で、さらに言いたいことをジワジワ書きましょう。
相手が話し合いの土俵に立ってくださらなかったら、あなたの感想も無意味なのです。
3.
ぐうの音も出ないほど、論理的に冷静にボッコボコにしましょう。
4.
以上です。それと、今まで私が辛口感想したものについてツイッターでまとめた物(#朝ぷらヤンデレ感想シリーズ)と、なろうで送った感想に↓から飛べるようにしておきますね。参考までどうぞ。
前書きはFAですっ><
佐々木 龍さんありがとうございますっ><