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学校で教えて欲しかった。

作者: アキラ





英語が小学校から必須科目になると聞いた。


思わず違うだろ!って言いたくなった。


私は英語を教わるくらいなら敬語を教わりたかった。


日本人で社会に出て、英語を使った人がどれだけいるだろうか?


他国の言葉は興味や必要性があったらその時に学べば良いことではないのか?


幼い頃に知るべきなのは他国のことなのか?母国のことなのか?


少なくとも私は母国のことが知りたかった。


この国の言葉が知りたかった。


敬語や大和言葉はもちろん、この国の人達が名付けた色や二十四や七十二に分けられた季節の言葉を知りたかった。


この国の成り立ちが知りたかった。


弥生時代が飛鳥時代に村が突然巨大な国になったことにどれだけの人が違和感を感じただろう。

この国の成り立ちをどれだけの人が語れるだろう。

神話は、日本書紀や古事記、風土記は、真実ではないが昔の人が語り継いだこの国の歴史の一部だと思う。

それを知りたかった。


この国の道徳が知りたかった。


して良い事と悪い事を教えるべきは親だろう。

だからその足りない所を補うべきが学校だろう。

古くからある思いやる心配り、新しくするべき心配り。

江戸しぐさやSNSのマナー。

親が知らない古いが今に通ずる気配り、親が把握しきれていない新しいコンテンツの気配り。

それを知りたかった。


この国の政治経済が知りたかった。


歴史ではない実践的なもの。

投票に行こうにも誰が何を考えてるのか調べるすべを知らない。

誰に入れて良いのか分からないから行く気も起きない。

それが20代の私のホンネ。

きちんと考えて一票入れたい。

だから調べるすべを教えて欲しかった。


数学も理科もどこの国で習っても同じだろう。


だけど、この国の言葉は、この国の成り立ちは、この国の道徳は、この国の政治経済はこの国でしか習えない。


だって言葉も道徳もこの国が育んだ文化で、


この国の成り立ちも政治経済も他国には無関係で、


この国をこの国たらしめているものだ。


私は私が好きで、私の家族と友人達が好きで、そんな家族や友人達が暮らす故郷が好きで、だからこの国が好きだ。


だから大好きなこの国の事をもっと学校で教えて欲しかった。




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