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すぐそこにある地雷
「そう言うヴィルさんはどうなんですか?」
ふいに話がヴィル自身の事に振られてきた。そんな事言われてもハーレムパーティーみたいなドロドロの人間関係に苦慮する事態になる気配も無いヴィルはピンときていない。そんな言葉の意味を理解していないヴィルに
「ほら、さっき彼女さんと喧嘩しちゃってたじゃないですか。大丈夫なのかなと思って」
「ぶふぁっ!」
アッシュが更に踏み込んだ会話をしてきた。思わぬ不意打ちにヴィルは口にしていたエールを噴き出してしまった。
「え? か、彼女って……俺達違うって。そんなんじゃ無いし」




