83話
フレデリックSIDE──
「とりあえず片付けはしなくて済んだね。」
「まぁ、そうだな。この量を放置していたら確実にアンデッドが発生していたからな。」
「そういう問題かにゃ?それよりどうするのかにゃ?」
「とりあえず城で話し合おうか。ここで話し合っても仕方ないしね。あ、君達残りの死体も食べちゃって。」
「「キュキュ(了解)」」
分身が残っている死体と肉片、血を喰らい尽くしていく。その光景を見ていたカイがポツリと
「……何でもありだな。」
「じゃあ行こうか。あ、先行ってて。」
「何でだ?」
「ちょっと確認したいことがあってさ。直ぐ戻るから先に話し合ってて。」
返事を聞く前にダンジョンに向かって走り出すフレデリック。
進化できるのに忙しくて進化できなかったからちょっともったいなかったね。じゃあステータス見ようか。どれくらい上がったかな?
名前:フレデリック
種族︰ニャサシン(0歳)
Level:50/50
RANK_A
HP︰25,381,108,272,639,200/ 25,381,108,272,639,200
MP︰ 29,304,881,147,871,100 / 29,304,881,147,871,100
腕力︰24,896,818,492,726,900
脚力︰24,896,818,492,726,900
体力︰ 25,919,188,332,597,200
防御力︰ 18,581,740,515,163,500
俊敏︰ 29,362,877,764,681,400
器用︰ 28,120,059,180,756,400
攻撃魔力: 21,307,376,628,000,800
回復魔力: 19,574,060,132,690,100
SKILL:
ユニーク
ステータス閲覧(5)、増殖(10)、毒喰らい(1)、死病(3)、共鳴汚染(1)、運命は我が手に(1)、身代わり(1)、自爆(1)、自分だけの場所(1)、秘密の抜け穴(1)、進化の軌跡(1)、毛皮燃えゆ再生(1)、擬態火(1)、猫の気まぐれ(1)、七生報恩の猫の目(1)
レア
毒生成(10)、毒魔法(10)、状態異常耐性(10)、暗殺術(10)、酸生成(10)、酸魔法(10)罠魔法(10)、巨大化(8)、小型化(6)、悪食(1)、収納(8)、擬態(1)、痛覚遮断(5)、飛行(1)、全属性魔法(10)、火属性無効(1)、怪力(5)、武器生成(10)、妖精のいたずら(1)
コモン
統一言語(2)、投擲(7)、身体強化(8)、魔力操作(10)、速読(1)、大剣術(8)、猫パンチ(2)、咆哮(1)
称号:異世界の魂、未来を掴む者、全ての可能性がある者、下剋上、厄災、運命を変えるもの、進化の頂き、人類へ至るもの
加護︰原初の女神(寵愛)
【進化可能】
19京?ステータスだけは負ける気がしないよね。まぁまだまだ上がるんだけどね!じゃぁ進化先を見ていこうか!
【進化先】
『フォレストラット』、『モンキー』、『人類(NEW)▼』、『ニードルラット』、『ラビット』、『ミストバック』、『シャドウキャット』、『フォレストキャット』、『ミストキャット』、『アサシンキャット』、『ダークウルフ』、『ミストウルフ』、『フォレストウルフ』、『シャドウウルフ』、『フォックス』、『ニャンター』、『ニャイジ』、『ニャイト』、『クーシー』
進化先は増えてないね。どうしようかな。進化先って悩むよね。結局全部進化する予定だしどれ選んでも同じ気がするけどね。
あ、でも進化できるタイミングがないかもしれないし進化先はランクの高い進化が良さそうだね。
てなるとニャンターあたりが良さそうだね。それなら今回はニャイトにしようか。
ニャイトに進化先を決めると進化が始まる。進化が始まると謎の演出が始まり、七色の光がフレデリックを包み、足元から順番に全身が見えるアングルに切り替わったあと衣装が変わっていく。
長靴をはいた猫のような衣装から全身鎧のような衣装で猫耳の形のあるバケツのような形の兜。肩にはマントが付いており風がないのにたなびいている。
腰には猫の体格にあったサイズの剣が、腕には肉球のマークのある盾が付いている。
……毎度思うんだけどケットシーはプリ◯ュアか何かなのかな?演出凝り過ぎじゃない?
SKILL:
ユニーク
ステータス閲覧(5)、増殖(10)、毒喰らい(1)、死病(3)、共鳴汚染(1)、運命は我が手に(1)、身代わり(1)、自爆(1)、自分だけの場所(1)、秘密の抜け穴(1)、進化の軌跡(1)、毛皮燃えゆ再生(1)、擬態火(1)、猫の気まぐれ(1)、七生報恩の猫の目(1)
レア
毒生成(10)、毒魔法(10)、状態異常耐性(10)、暗殺術(10)、酸生成(10)、酸魔法(10)罠魔法(10)、巨大化(8)、小型化(6)、悪食(1)、収納(8)、擬態(1)、痛覚遮断(5)、飛行(1)、全属性魔法(10)、火属性無効(1)、怪力(5)、武器生成(10)、妖精のいたずら(1)、猫の守り(1(MAX))
コモン
統一言語(2)、投擲(7)、身体強化(8)、魔力操作(10)、速読(1)、大剣術(8)、猫パンチ(2)、咆哮(1)
増えた スキルは、1つだけだね。どんな効果かな?
猫の守り、スキルを使った相手のダメージや呪い、状態異常を肩代わりする。消費MP100
うーん、微妙!まぁ、騎士だから誰かを守ること優先なんだろうね。……分身の身代わりの下位互換じゃない?よし気づかなかったことにしよう。ついでだしダンジョンの奥探索してこようか。
ダンジョンの奥に進んでいくフレデリック。ゴブリンエンペラーのでる扉をあけ中に入っていく。
まずはゴブリンエンペラーだね。対して強くないけど面倒なんだよね。しかもカイ達待たせてるから復活されると時間がかかって怒られそうだし、自爆であ割らせようか。
中に入るのと同時に分身を出し痛覚遮断を使用する。
「じゃあよろしくね。」
「任せといて。あ、これ分身出して猫の守り使えば無傷で済むんじゃない?」
「そうかも!じゃあもう1人出してっと。……これ身代わりでよくない?」
あっとした表情を浮かべた分身とフレデリック。
「じゃあ行ってくるよ。」
分身が返事も聞かずゴブリンエンペラーの真上にまで飛ぶと轟音とともに視界が真っ白になり爆風で飛ばされそうになる。
【Levelが上がりました】
【Levelが上がりました】
︙
【Levelが上がりました】
【痛覚遮断の練度が上がりました】
視界が晴れるとゴブリンの姿はなく、大量の魔石が地面に転がっている。
やっぱり火力は正義だね!魔法もこれぐらい火力があると嬉しいんだけど、誰か魔法教えてくれないかな?
ドロップした魔石を拾っていると目の前で炎があがり、だんだんと炎が人の形に変わっていく。人の形に変わった炎が一瞬で消え人型の分身が姿を現す。
へぇー、こんな感じで復活するんだね。なんか凄くかっこよくない?
────30分後
分身をだし数の暴力で魔石を回収し終えたフレデリックは先に進む。先に進むと、そこには森が広がっていた。
ダンジョンって不思議だね。うん?今気づいたんだけどこれ広くない?この中から扉を見つけるのきつくない?早く戻るって言っちゃったし、どうしようかな。
フレデリックが悩んでいるとヴェロクスの群れが現れ、襲いかかってくる。
恐竜が出てくるエリアなのかな?てか僕血だらけだからめちゃくちゃ寄ってくるじゃん。体洗わないとね。
飛びかかってきたヴェロクスの頭を殴り殺し群れから距離を取る。フレデリックに殺されたヴェロクスは魔石と肉の塊を落とし消滅する。
ゴブリンは魔石しか落とさなかったけど肉を落とすんなら食料問題は解決したかな。って、あ!
ヴェロクスがドロップした肉を食らっている。慌てたフレデリックが肉を取りに行くが既に食い尽くされていた。
どうしようかな。まとめて倒さないと食べ尽くされちゃうよね。
肉を喰らい尽くしたヴェロクスがじりじりとフレデリックに近づく。近づいてきたタイミングでフレデリックが咆哮をあげる。
「ウラァァァ!!」
動きの止まったヴェロクスの首を切り落としていく。肉塊変わった瞬間に収納に仕舞う。1つの群れを狩り尽くすと、木々が動き出しフレデリックを枝で捕まえる。




