80話
「じゃあ皆に首輪をつけていくね。」
バルコニーから飛び降り分身とともに片っ端から首輪をつけていく。
これ色んな街回っている時にたくさん見つけたんだよね。まぁ、子供に首輪付ける予定だっただろうし量産されてるのは当たり前だよね。
首輪をつけていると何人かが抵抗してくる。
「やめろ!!そんな物をつけるんじゃない!!むしろ獣であるお前がつけとけ!!」
「酷い言われようだね。獣に負けたくせによく言うね。いいよ。つけないで上げる。」
「フン、さいしょ────」
「キャア!?」
抵抗してきた男の首を切り落とす。悲鳴が上がるが気にせず笑顔を浮かべたフレデリックが
「つけないのは構わないけど代わりに死んでもらうよ?死にたくない人は首輪をつけようね。」
フレデリックが抵抗してきた人の切り落とした頭をりんごのように握りつぶしながら首輪をつけていく。全員の顔に恐怖の表情が浮かぶが気にせずつけていく。
────1時間後
「さて、つけ終わったかな?じゃあ始めの命令は、差別をしないこと、この国から出ていかないこと。この2つだよ。君達がルールを守らなければ増えるから気をつけてね?」
フレデリックが楽しそうにそう言うと城から王だった男が広場につれてこられる。王だった男は騒ぐ元気もないのか死んだ目をしたまま連れてこられる。
「さぁ処刑の時間だよ。」
土属性の魔法を使い簡易的な処刑台を作る。処刑台に男を座らせると連れてきた獣人が男に聞く。
「これよりレオシウス国最後の王の処刑を開始するにゃ。最後に言い残す事はあるかにゃ?」
「……ふざけるな。獣風情が高貴なる私に触れるんじゃない!!」
「それが最後の言葉でいいんだね?」
「い、いや。し────」
フレデリックが剣を振り下ろされ、首が切り落とされる。首からは壊れた蛇口のように血が流れ続けている。
「この死体はどうするの?」
「ゴミと一緒に燃やして後は放置にゃ。それより最後の言葉はもう少しまっても良かったんじゃにゃいかな?」
「どうせ、命乞いしかしないんだからいいの。じゃあ片付けよろしくね。」
片付けを任せ城に戻るフレデリック。フレデリックが城に戻ろうとすると探知に集団が引っかかる。
「ごめん、ちょっと街の外見てくる。」
街の外に出ると大量の兵士がフレイルの街を囲っているのを確認したフレデリックが兵士の一人に話しかける。
「何のよう?今忙しいんだけど。」
「ここはレオニアで間違いないな?」
「違うよ?知らないの?ここは新しく建国してフレイルって国になったんだよ。」
「どういう事だ?ここはレオシウス王国のレオニアではないのか?」
「その国は滅んだよ。」
「はぁ?意味がわからん。すまんが誰か連れてきてくれないか?」
「わかったよ。」
意味がわからない兵士は他の人を連れてくるようにフレデリックに頼む。
カイと護衛を連れてこようか。言って納得するかな?しなかったら戦争だね。
城に戻るとカイとライラが待っていた。
「何処に行ってたんだ?これからこの国の金策について話し合いたかったんだが。」
「?なんで僕を待っていたの?」
「一応カイが王様ってことになって入るけどアナタの国でしょ。それに皆で考えたほうが案も多くなると思うじゃない?」
「確かに!でも今直ぐは無理かな?」
「……何故だ?」
「この国よくわからない兵隊達に囲まれてるから説明してほしいんだよね。」
ため息を付きながら呆れる2人。
「あ、最悪戦争になるかもしれないし君達も付いてきてね。」
「「にゃ?!」」
驚くよね。僕も驚いたもん。何で兵士に囲まれてるのかな?まぁ国が変わったし関係ないでしょ。
「じゃあ皆行くよ。」
「……はぁ、わかった。わかったから鼠で運ぼうとするな。王が鼠に運ばれてたら馬鹿にされるだろうが。」
「チッ、わかったよ。」
町の外に向かって歩き出す集団。街の中は軽い混乱になるがフレデリックの姿を確認した途端に目を逸らしていく。
酷いなぁ、君達がしたことをされて何で被害者みたいな顔をしてるんだろうね。……教育考えないと溝ができそうだよね。考えるのは嫌いなんだけどなぁ。
「……ろくでもないことを考えてるのはわかるが後にしてくれ。」
「えー……仕方ないなぁ。まぁ今はそれどころじゃないよね。最悪戦争になったら皆殺しにすれば良いよね。」
付いてきた全員が頭を抱え戦争にならないことを祈るが、フレデリックは気づかない。
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