48話
あ、スキル確認してたら、進化先決めるの忘れてた!なにに進化しようかな?とりあえずステータスが下がる条件もわかったし、なんでも良さそうだよね?ならミルキスにしようか!
進化先を決めると目の前が真っ白になり、激痛が走る。
いたた、忘れてた!種族が違うと痛いんだった!しかも、ステータス下がるじゃん!
数十秒耐えると痛みはなくなる。
はぁ~、痛かった。忘れてたとは言え、ステータス下がるのきついなぁ……仕方ない確認しとこうか。
名前:フレデリック
種族︰ミルキス(0歳)
Level:1/5
RANK_F
HP︰801,529,755,888 / 801,529,755,888
MP:925,441,608,971/925,441,608,971
腕力:786,236,002,356
脚力︰786,236,002,356
体力︰ 818,522,220,863
防御力:586,807,247,857
俊敏︰ 927,273,150,122
器用︰ 888,025,235,136
攻撃魔力: 672,882,212,156
回復魔力: 618,144,471,373
SKILL:
ユニーク
ステータス閲覧(5)、増殖(10)、毒喰らい(1)、死病(3)、共鳴汚染(1)、運命は我が手に(1)、身代わり(1)、自爆(1)、自分だけの場所(1)、秘密の抜け穴(1)、進化の軌跡(1)
レア
毒生成(10)、毒魔法(10)、状態異常耐性(10)、気配遮断(10)、気配探知(10)、酸生成(10)、酸魔法(10)罠魔法(10.)、巨大化(8)、小型化(6)、悪食(1)、収納(8)、擬態(1)、痛覚遮断(3)、飛行(1)全属性魔法(1)
コモン
統一言語(2)、投擲(6)、身体強化(6)、魔力操作(6)、速読(1)、大剣術(4)
称号:異世界の魂、未来を掴む者、全ての可能性がある者、下剋上、厄災、運命を変えるもの、進化の頂き、人類へ至るもの
加護︰原初の女神(寵愛)
スキル増えてないね……多分プガルウスと同じ感じかな?見た目も近いしね。
少しがっかりしていると、近くに村が見える。
あ、やば、村人達が確認しに来てる。どうしよう?とりあえずこのまま擬態しとこうか。
似た見た目の男2人が鎌とクワを持って森の跡地に走ってくる。片方の男には目の上に傷がある。
「迷いの森が消えた?さっきまであったよな?」
「完全に無いな。どうするか……とりあえず冒険者ギルドに連絡を入れるべきだな。」
「ユニーク種が出たって噂もあるから早いほうがいいな。今うちの村に馬はいるか?」
「去年潰しちまった。……一番近いギルドは、名前がない街か……3日はかかるな……」
2人が大きな声で話している。
これ、姿見せても2人が話してるからで通せないかな?
進化の軌跡を使い鼠の獣人になり服を着てから声を掛ける。
「どうしたの?何かあった?」
「「うわっ!」」
「な、何?どうしたの?」
「いきなり現れないでくれ。と言うか、何処から着た。」
「あっち。」
来た方を指す。来た方を見て2人が答える。
「名前がない街から来たのか。」
「名前がない街?」
「ああ、名前をつけても次の代には名前が忘れられちまうんだよ。だから、名前がない街って呼んでいる。」
へぇ〜、そうなんだ。だから名前を教えてくれなかったんじゃなくて、無いのか。でも名前の無い街って呼ばれてる時点でそれが名前では?
一人で納得していると、
「アンタはどこに行くつもりなんだ?」
「えーと、ここから更に東の街」
「アルテピアに行くのか。ならついでに迷いの森が消えたことを伝えてくれ。」
傷無い方がそう言うと、傷がある方が、
「いや、俺を連れて行ってくれないか?」
「?良いけど帰りは知らないよ?」
「大丈夫だ。ああ、名前を名乗ってなかったな。俺はカイだ。で、こっちがライだ。」
「僕はフレデリック。よろしくね。」
傷がある方の男が自己紹介をするので返す。
双子なのかな?傷がないと区別がつかないや。
「なら、俺は村の警戒と迷いの森が消えた事を伝え柵を強化してくる。」
「頼んだ。」
「服とか必要なものは持ってこないの?」
「服は、そうだな。少し待ってくれ。ついでに旅道具を持ってくる。」
2人が村に向かっていく。
暇だなぁ。あ!魔法の練習しようか!もう更地だしどんな属性でもいいよね!
火を玉のように更地に複数飛ばす。火の玉は地面に触れた瞬間に爆発し、地面がえぐれボコボコになる。
おー、中々楽しいね!次は水で行こうか!
そのボコボコになった地面に向けて水の塊を投げ込み破裂させる。ボコボコになった地面は更ににえぐれ、池が出来る。
広範囲の攻撃が強そう!……そろそろ直さないとね!
池になった更地を土属性で、土の塊や岩を飛ばし地面を平らにしていく。水を含んでいた為か、沼地のようになる。
【全属性魔法の練度が上がりました】
うーん、沼地になっちゃったね!歩くの大変そうだね!
光属性を使い光の玉を作り、上空に固定する。それを闇で覆い消滅させる。
光と闇ってどんな攻撃が出来るのかな?光はレーザー見たいなの出来そうだよね?……闇は何だろうね?属性吸収とかかな?
「おい、何やってるんだ。」
「うん?魔法の練習だけど何か?」
「はぁ、普通はそんなに属性も数も使えないんだよ……しかもアンタ獣人だろ?何で魔法使えんだよ……」
「大丈夫?」
「誰のせいだと……はぁ、もういい。行くぞ」
大きな麻袋を持ってマントを着たカイが、頭を抱え既に疲れているように見える。
何かあったのかな?まぁいいかな?付いてこれなかったら置いていけばいいしね!
2人で更に街道を東に進み始める。迷いの森があった場所が大変のことになっているとも知らずに。
ライSIDE──
……どういうことだ?アイツが居なくなってから、森が直りつつある。しかも森の中でも迷わない。
「どうなってるんだ……」
「森が治っておるじゃと?!何があったんじゃ?!」
「あんまり叫ばないでくれ。オレだってよく分からないんだ。」
長老が混乱のあまり叫ぶ。
はぁ倒れなければ良いんだが……遅かったか……
長老が目の前で泡を吹いて倒れる。
仕事がふえた……はぁ、面倒だ。しかもこれ、またギルドに向かうやつが必要だよな。誰だよこんな事したやつ。
心の中で愚痴るライ。まさか、犯人が双子の片割れと森が消えたことを報告しに行っているとも知らずに。
──数日もすると自然豊かな普通な森として復活する。それを見た長老がまた倒れる事になるが犯人は知らない。




