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ありとあらゆる未来のある鼠として転生したから好き放題生きていく【旧】全ての可能性がある鼠に転生(仮)  作者: リント
第1章

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46/128

46話

勇者SIDE──


フレデリックが出る少し前、勇者が町の人々を広場に集め悪夢のような体験が事実であった事、フレデリックが解決してくれた事を話す。


「君たちが悪夢だと思っていることは、体験したことで全て現実だよ。フレイが解決してくれなかったら、僕たち死んだままだった。」


ザワザワした雰囲気はいきなりシーンとする。誰かが死んだのなら何故生きている?と疑問を投げかける。


「僕も詳しくは分からないけど、彼は言ったんだ。『僕の前で死んでも死ねない』って。多分彼のスキルによって生き返ったんだと思う。」

「証拠はあるのか?」


ギルドマスターの質問に答える。


「先ずは、僕たちが死んだ原因ですね。領主の館の地下の下水道から僕たちを殺したモンスターのと思われる実験の報告書、麻薬の流通場所の指示、城壁の周りに浮浪者を置きその人々を使う旨の書類、また、実験に使う実験に使われた人の共通点が残されていました。」


頭を抱えながらギルドマスターが質問する。


「……あれは人が使われたのか?」

「はい。実験に使われた彼らの共通点は再生のスキル持ちだと言うことです。そして、最後に狙われたのはラビリオです。アリス、ラビリオのスキルを看破してみて。」


勇者が指示を出してアリスがラビリオのスキルをみる。


「──短剣術、魔力操作、身体強化、再生。有りました!再生のスキル持ちです!」

「ありがとうアリス。次にフレイのスキルだね。これは正直よくわからない。けど、これだけの証拠があって彼の発言が嘘だとは信じれない。」


勇者のその言葉に人々が納得し始める。


「そんなフレイ(英雄)が誰にも見送られていないのは可哀想だよね?皆で見送ろうよ。」


勇者のその言葉に反対をするものは居らず、東門に人々が集まりフレデリックが見えなくなるまで笑顔で見送る。一人泣きそうな笑顔で見送る勇者にアーシャが聞く。


「泣かないんですか?」

「フレイが泣かなかったんだから、僕が泣いたらだめだろ?」

「ええ、そうですね。……寂しくなりますね。」

「問題児が居なくなってギルドとしては気が楽になるさ」


勇者の代わりにギルドマスターが答える。ギルドマスターの言葉を聞いたギルドのメンバーが笑い声をあげる。それを合図に人々が解散する。


──死ぬ運命だった人々は新たな運命(未来)を歩みだす。見えなくなった彼にまた会えると信じて。




──後日談勇者の日記


フレイが町を出てから直ぐに町の中は何時にもまして忙しく騒がしかった。領主の余罪がわんさか出て来てそれの後始末にいろんな人が駆り出されて大変だった。


新しい領主が決まるまでは僕とギルドマスターの2人で領主代理をすることになったけど、領主の仕事なんて知らなかったのと、石化の解除の仕方が見つかって更に大変になった。石化を直すためにはコカトリスの羽を水か、ポーションに浸けたものをかけることによって解除されることがわかった。


新しい領主が来ると僕の仕事はなくなったから、旅に出ることにした。フレイに本当の意味で頼られるように自分を鍛え直すことに決めた。きっと歩みを止めなければ彼に追いつけるから。

フレイが東に行くなら僕は西に行こう。




──歩みを止めた勇者は歩き出す。諦めた自分の道を見つけ出し。


──勇者は進み続けるどこまでも。いつかは彼に追いつけると信じて。


──勇者は歩む。その先が地獄であろうとも。


──勇者歩む。新たな運命(未来)を信じて。




────────────────




これにて一章終わりです!最後に次の章の予告で終わりです。


何でも有りの戦争。今回の被害者(?)は国々。外道戦術を見た彼はどう立ち回るのか! 


次回迷子。次回もお楽しみに!


追記

ストックがなくなったのでしばらくの間投稿できなそうです。




5月23日から再開したいと思います。

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