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ありとあらゆる未来のある鼠として転生したから好き放題生きていく【旧】全ての可能性がある鼠に転生(仮)  作者: リント
第1章

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34話

はい。ギルドの、依頼を受けようとしたら文字が読めませんでした。なので、講習がいつ有るか聞いてみたいと思います!

受付に戻ったアーシャに近づき、質問する。


「次の、言葉の講習は何時?」

「言葉の講習は、受付嬢がやるため、何時でも出来ますがどうしますか?」

「あ、ならお願いします。」

「では少々お待ち下さい。」


そう言うと裏に回って別の人を受付に配置し、絵本を持って出てくる。


「では資料室に向かいましょう。」

「何処にあるの?」

「2階の一番奥の部屋です。許可を取れば何時でも入ることが出来ます。」


そう言うと部屋の中に入り、机の周りの椅子に対面で座り説明を受ける。


「まず、この部屋の中では飲食禁止です。部屋からの持ち出しも禁止です。後は本を傷つけた場合は、銀貨1枚で頂きます。」

「わかったよ」


返事をすると絵本を読み始める。読み終わる頃には大体文字が分かるようになった。字が違うがローマ字読みと変わらなかったため、当てはめたら簡単だった。


【統一言語の練度が上がりました】


「──こうして、最高神に逆らった原初の神は封印されました。」

「うん。ありがとう。大体分かったよ。」

「えっ?もうですか?じゃ、じゃあこれは?」

「母かな?」

「正解です……な、ならこれは──」


しばらくの間指をさす言葉を読む時間が流れる。小さい声で、完璧ですね……と聞こえる。


「うん、でもまだ書けそうに無いからしばらくの間資料を読んでもいい?」

「え?ええ、大丈夫ですよ。ただしばらくの間見ていてもいいですか?」

「ん?いいけどどうして?」

「いや、問題起こしたばかりなんですから監視ですよ。」


ジト目でこっちを睨む。流石に分が悪く目を逸らして資料に目を通す。資料の内容はモンスター図鑑だ。内容を読んでいると大部分が色+種族名しかなく参考にならない。そんな中アーシャが、


「黙ってれば可愛いのに……残念です」

「ん?何か言った?」

「い、いえ、ただ静かに読んでるなぁと思いまして。」

「そっか。ねぇ、何で基本的に名前に色が付いてるのはどうして?」

「それは、わかりませんが……一説によると覚えられない人が増えたため、分かりやすくしたと言う話が有ります。」


……ヤバなぁ。この世界。なら俺はホワイトラットだったのか……しかも種類が違うから強さも違うのに……

アーシャが話の続きを話す。


「看破持ちがみると、本当の名前が出るらしいですが分かりづらいのが多いらしく、このままに分かりやすい名前にしておこうってなったらしいです」

「それって違う種類でも同じ扱いになるってことだよね?それ強さの差があったらどうするの?」

「その強い個体はユニーク種と呼ばれます。」


悲報ユニーク種かなりの数が居ることが判明……よく今まで滅びなかったな……


そこからは、ひたすら無言で読み続ける。途中で『速読』というスキルを得てからは読む速度が上がった。

日が落ちた始めた頃、


「あの〜そろそろ、終わりにしませんか?」

「何で?」

「時間も時間ですし、宿とかあります?」

「あ、忘れてた。何かオススメの宿ありますか?」

「……今の時間だとあまり空いていないですね。本日は、ギルドに泊まりますか?」

「そうするね。」


基本的に知りたい情報が知れたしいいかな?討伐証明何処なんだろうなぁって見てたんだけどゴブリンと、コボルトは耳。オークは顎らしいね!


すぐに仮眠室に案内され、そのまま眠りにつこうとする。

あ!パンツ買ってない!……仕方ないかぁ。ついでに袋を買って荷物がある様に見せかけないとね!しかも寝る前に思い出すとか……


──次の日

おはようございます!依頼の取り扱いの怒鳴り声で起きました!最悪の寝起きです!

仮眠室からでて、依頼の貼られている壁に向かう。壁に向かうと僕に気付いた人達が道を開け、小さな声で悪夢を見せるもの(スモールデビル)だ……近づくと殺される……


何て声が聞こえる。なので近くに居た人に


「ねぇ?僕のこと?教えてよ。」

「は、はひぃ。そ、そうです。」


そう言うと腰を抜かす。なので皆に見えるように満面の笑みで、


「悪口は相手が居ない所でやりなよ?次は、無いからねー」


いい依頼が無かったため手を振りながらギルドからでる。ついでに下着や袋を買いにいく。

服屋は前回行ったことがあるため、直ぐに着く。


「いらっしゃいませ!どんな商品をお探しでしょうか?」

「えっとお尻に穴があって尻尾が通せるズボンと同じく穴のあるパンツをください。あ、あと服を、入れられる袋も有れば欲しいです。」


一瞬子供かよと思われたが、金貨をみせると直ぐに動き出す。数分待つと、明らかに女の子向けなフリフリの付いた新品な服と、ドロワーズを持ってくる。


「どうでしょう?」

「あの僕男なんで男物をお願いします。」

「あ、そうだったんですね……今直ぐお持ちします。」


ドロワーズ以外を回収し、店の奥に戻る。

……ドロワーズは男女兼用なんだね……まぁ気にしなくていっか。見た目は違和感ないだろうしね。……自分自身で言って悲しくなっちゃった……


また数分待つと男物の服を、持ってくる。


「お待たせしました!こちらになります!」

「ありがとう。」


自分の体に当ててサイズが合うものを選ぶ。触ってみると今着ている服と明らかに肌触りが違う。

成長するか、わからないしいいよね?金額分からないから金貨1枚分で頼もうか。

サイズの合うものとドロワーズ、袋を合わせた物を指さして尋ねる。


「この中で金貨1枚分だとどれくらい買える?」

「全部買ってもお釣りが銀貨30枚ほどでます。」


なるほどな。なら買っちゃおうか。上下で5セットだしちょうど良さそうじゃない?


「なら全部ください。それと、財布も欲しい。」

「ご購入ありがとうございます!財布はおまけさせていただきます!」


そう言うと慣れた手つきで服を詰めていく。詰めを終えたタイミングで金貨を渡す。お釣りとして、10枚づつの銀貨が積み上げられたトレーを渡されその横に口を縛れる小さな袋を渡される。


「またのお越しをお待ちしております。」


店から出て大通りを歩来ながら宿を探す。見た目のせいか5軒回ったが全て断られてしまう。

もう本当にありえないよね?人(?)を見た目で判断するとかサイテー。……あれ僕0歳だから、断られて当然なのかな?……よし!宿の人達が悪いってことで!


仕方がないのでギルドに戻る。昼前のギルドは人があまりおらず、受付にアーシャしかいなかった。なのでさっきあったことを話し、しばらくの間ギルドの仮眠室を借りれないか相談する。


「アーシャさん、仮眠室しばらく借りていい?」

「はい?どうしました?」

「何かこの見た目でしょ?宿屋が門前払いをするんだよね。お金を見せたら盗みは駄目だよって言われる始末でさ、だめかな?」

「あー、わかりました。ギルドマスターに相談してみます。しばらくお待ち下さい。」


あーって言ったよあーって。絶対子供だと思ってるやつだこれ(0歳)。まぁ、あながち間違いじゃないのが困る。


数分待つとアーシャが戻ってくる。


「ギルドマスターからの許可がおりました。」

「良かった。これで野宿しなくて済むよ。」

「かわりに今執務室に来て欲しいそうです。それと勇者さんも居るので迷惑をかけないでくださいね?」


ジト目で釘を刺される。苦笑いしながら


「喧嘩を売られなかったら大丈夫だよ!」

「それが問題なのですが……まぁ温厚な方ですし大丈夫でしょう。……大丈夫ですよね?」


あははと返事をせず笑いながら2回に登りノックせず入る。

中は2人が向かい合って話していたがノックもせずに入ったせいで二人ともが入り口をみる。


「呼んだ?」

「……色々言いたいことが有るが、とりあえず座れ。」

「何処に?」

「……どこでもいいぞ、と言いたかったんだが、人の膝以外で椅子の上にして欲しい。」


くそ、何故バレた。ふざけ倒そうと思ってたのになぁ……

仕方なく勇者の横に座る。横に座ると自己紹介が始まる。


「僕の名前はアレクシス。アレクって呼んでおくれ。一応勇者って呼ばれてる。」

「僕はフレデリックって言うんだ。うーん、フレイって呼んでね。ねぇ、ねぇ!どうして勇者ってよばれてるの?」


わざとキラキラした目を向けていくとギルドマスターが誰だコイツみたいな目を向けてくる。


「あはは、今は秘密。それよりも聞きたいことが有るんだけどいい?」

「うん?いいよ?何を聞きたいの?」

「君さ、本当に獣人?」


場の空気が凍る。勇者は確信したように顔を見つめる。その手には何時でも殺せるように二本のショートソードに手をかけている。




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