30話
──1週間後。
やっと進化できる!復活するのが遅すぎる!ゴブリンが出るダンジョン壊さなきゃ良かった……ヴェロクスはほぼ毎日復活するのにラッシュリザードは4日、リザードレックスはまさかの6日だよ?鳥は襲いかかって来るまで復活したか分からないし、途中からキメラが居た方にも行ったんだけどあっちは、シャドウキャットとシャドウウルフが影から出て来て狩った獲物を盗むし……大変だったよ!
しかも慣れない体過ぎて走れなくて途中からずっと鼠の姿だったし。でも上がり切ったしいっかな?じゃあお楽しみの進化だ!
【進化先】
『ミルキス』、『フォレストラット』、『モンキー』、『ゴアイアス』、『ヒューマン』、『獣人(鼠)』、『獣人』、『エルフ』、『ドワーフ』、
……まさかの人?もしかして、モンスターと人って同じ?人が言ってるだけ?そう言えば、ステータス閲覧だと区別なく生物だったよね?種族というか、分類は出てたけど……
まぁ、有り難く進化させてもらおうか。じゃあどれを選ぼうかな?迷うなぁ、とりあえず説明を読もうかな?
モンキー、RANK_F 一番弱い猿。進化先が沢山ある
短いけどこれはこれでありだね!でも今は違うやつが良いかな?
ゴアイアス、RANK_A 黒い毛を持つ大型の猿。力は強いが温厚で襲われない限り自分から襲わない。
✱進化先として選ぶと種族が変わるためステータスが百分の一になります。
強そうだね!黒い毛の猿……ゴリラかな?
ヒューマン、RANK_なし 世界で一番数の多い人種。全ての、人種の平均。
✱進化先に選んだ場合、ステータスが十分の一になります。(ヒューマンから他の人種に進化する場合はステータスは下がらない)
なるほど。可もなく不可なくって感じだね?他の人種に進化してもステータスは下がらないっと。もしかして他の進化もそんな感じなのかな?
獣人(鼠)、RANK_なし 魔法が使えない変わりに身体が強い。(魔法が使えなくなることはない。)
✱進化先に選んだ場合、ステータスが十分の一になります。(獣人(鼠)からほかの人種に進化する場合はステータスが下がらない)
うん、魔法が使えない事以外は一緒だね!ただ補正入るにしてもあまり変わらない気もするね。あ、ちなみにリスの方は説明一緒だったから省略するね。
エルフ、RANK_なし 魔法が得意で火と土以外の全ての、属性を使用できる。変わりに身体能力が低い。
✱進化先に選んだ場合、ステータスが十分の一になります。(エルフからほかの人種に進化する場合はステータスが下がらない)
魔法らしい魔法が使えるみたいだし有りだね!それにファンタジーって感じがするしアリよりのアリ!
ドワーフ、RANK_なし 魔法に対する耐性が高い変わりに火と土しか使えない(進化前に使えた魔法は使える)
✱進化先に選んだ場合、ステータスが十分の一になります。(ドワーフからほかの人種に進化する場合はステータスが下がらない)
うん、エルフと対になってる感じかな?割と優先度は低いかな?優先度的にはエルフ→ヒューマン→ドワーフ→獣人って感じかな?でも今回はなるもの決めてるんだよね!
鼠から始まったんだから、人種も鼠から行こう!
獣人(鼠)に決めると内部から膨らませられる様な激痛が走る。数分間痛みが引かない。
いたい、いたい、はれつしそう、はやくおわって、
痛みが引くとそこには10歳ちょうどくらいの鼠のフサフサの耳と尻尾が生えたぱっと見、少女の様な見た目をした白い髪の少年が立っている。進化前に比べて視線がだいぶ高い。一度視線が上がったがその時より少し上がっている。
よし!やっと終わった!痛かったよ!本当に死ぬかと思った……もう少し長かったら痛みで死んでた気もする。ん?何か肌寒いなぁ。へっくちゅん!……あ!今僕全裸だ!と、とりあえず鼠になっておこう!ああ、やっぱり鼠の姿は落ち着くなぁ。落ち着いたところでステータス見ていこう!
名前:(無し)
種族:獣人(鼠)(0歳)
Level:1 ✱
RANK_
HP︰ 6,397,993,356 / 6,397,993,356
MP: 7,387,085,611 /7,387,085,611
腕力: 6,275,915,318
脚力︰ 6,275,915,318
体力︰ 6,533,631,400
防御力:4,684,029,579
俊敏︰ 7,401,705,792
器用︰ 7,088,420,356
攻撃魔力: 5,371,099,234
回復魔力: 4,934,170,266
SKILL:
ユニーク
ステータス閲覧(5)、毒喰らい(1)、死病(3)、共鳴汚染(1)、運命は我が手に(1)、身代わり(1)、自爆(1)、自分だけの場所(1)、秘密の抜け穴(1)、進化の軌跡(1)
レア
増殖(7)、毒生成(10)、毒魔法(3)、状態異常耐性(10)、気配遮断(10)、気配探知(10)、酸生成(10)、酸魔法(3)罠魔法(2)、巨大化(4)、小型化(3)、悪食(1)、収納(2)、擬態(1)
コモン
統一言語(1)、滑空(3)、跳躍(3)、投擲(1)、身体強化(1)、魔力操作(1)
称号:異世界の魂、未来を掴む者、全ての可能性がある者、下剋上、厄災、運命を変えるもの、進化の頂き、人類へ至るもの
加護︰原初の女神(寵愛)
割と見やすくなったね!獣に種類は分からないから必要ないとかそんなんだったのかな?でも本当に見やすくなったね!しかも種類事は本当に有り難いね!ってあれ?!最大レベルがない?!どうしよう!進化できない!ん?なんか注意マークみたいなのついてる。もしかして、
レベルの横にある記号を触る。
✱レベルは人種が変わっても引き継がれ、別の人種や他の進化をするにはレベルが100を超えないと進化できない。
良かった!でも100かぁ。上げるの大変だね……でもこれで普通に人の町にはいれるね!じゃあ次はスキルだ!
状態異常耐性、毒、酸、石化、疫病、睡眠耐性を得たことで得られたSKILL。他にも魅了、恐怖、呪い等の状態異常全てに耐性を得る。
有り難いね!初見殺しが無くなる感じかな?しかも耐性高いから効かなくなってるだろうし、なかなか強いね!
身体強化、魔力を全身に巡らせる事で体を強化する。強化できる倍率は練度で決まる。練度最大で2倍になる。
消費MP10
おー強そうだね!今だと1.1倍かな?でも有り難いね!だいぶステータス下がったから底上げできるのはうれしいね。
魔力操作、魔力を全身に巡らせるSKILL。人種の場合は、これが使え無いと魔法、SKILL両方使うことが出来ない。練度があがると、SKILL名魔法名を言わなくても使用出来る。
(姿を変えている場合は関係なし)
なるほど?何で鼠の時は必要ないのかな?何か明確な違いがあるのかな?気になるけど後回しだね。じゃあ最後見てみようか。
人類へ至るもの、自力で人類に至ったものに送られる。特に効果はない。
……残念だね!でもいいや。そんなことより、魔力操作って鼠の姿でも出来るのかな?ファンタジーの定番だとへそのあたりかな?………鼠のへそってどこ?仕方ない一旦獣人になろうか。
獣人に戻りへそに手を当てる。手を当てると不思議と全身が温まる。その全身に流れている魔力を手を離しながら感じ取り、再現していく。初めはあまり動かなかったり、動いてもすぐに止まってしまう。
何でだろう?動いても凄くぎこちが無いしどうすれば改善されるかな?ん?そう言えば血って体のなかを巡ってるよね?なら、これを……
お腹に手を当てたまま、温かい魔力が血流に乗るように意識する。意識して流した魔力が全身にまわるのを感じ取れるようになり、手を離しても魔力がわかる。
【魔力操作の練度が上がりました】
うし!成功かな?もう自分の魔力が何処にあるか感じとれるし、意識してれば回ってるし、このままを維持しようか。あ、でも流石に獣人だと何か全裸って感じがして嫌だから、鼠に戻ろうか。
鼠に戻ると違和感を覚える。その違和感が何なのか考えながら探す。
あ、そう言うことか!なるほどね~。まさか体が勝手に魔力を全身に回してるとは思わなかったよ!
そう、意識しなくても魔力操作をし続けていたのである。
でもこれだとスキルの練度上げられないね……仕方ない、もう2週間は向かうつもり無かったけど人間の町に向かって、冒険者になろうかな?作戦開始とか言ってたし、ちょうどよかったかな?
近くの町SIDE──
──1日目
既に居ないユニーク種を探し、町中を冒険者や教会に所属している看破持ちが走り回っている。
「はぁ、まったく何処に行っちまったんだろうな?」
「さぁな、けどここまで探して居ないんだもうとっくに居なくなってるだろうよ。じゃなきゃ、既に何人か死んでないと辻褄が合わないからな。」
話しながらも探し続ける。ネズミがたくさん生息していそうな下水だったり、食料この前だったり、思いつく場所を虱潰しに探している。
「まぁ、そうだな。しっかし教会がすぐに協力したあたり今回のユニーク種はやばいんだろ。」
「腰の重い連中が手を貸すってことはお告げでもあったって事じゃないか?」
「ああ、なるほど、そりゃあ動くわな」
「しっかし見つからないな」
「ああ、見つからんな……」
──2日目
昨日探したネズミがいそうな場所ではなく、大通りをメインに探す。が成果全く出ない。
「なぁやっぱり町には居ないんじゃないか?」
「ああ、俺もそんな気がするが、探せと言われている以上探すしかない。」
「そうだよなぁ、看破持ちは強制だからなぁ……」
今回は探しながらネズミが通りそうな場所に罠を仕掛けながら探すが、見つからない。明日の罠にかかるといいな、なんて言い合い、2日目は終了する。
──3日目
罠にかかったネズミをアリスに見てもらう。
「えっと全然違います!そもそもあのネズミさんは茶色でした!」
「……すまない、それ聞いていないんだが?」
「ええ!言ってませんでした?」
「ああ、言われてませんねぇ、このバカが!何でその情報を話さないんだよ!ネズミとしか聞いてねぇよ!」
「忘れてました、てへ!」
「てへ!じゃねぇよ!てへ、じゃ!」
まさかの3日目にして調査やり直しである。
──4日目
まさかのやり直しで全員無言で探す。探すが見つからず、あきらめ始める。
──5日目
ギルドマスターから説明が始まる。
「今日見つからなければ警戒はしつつ、普段の活動に戻ってもらう。」
「はぁ、やっとか。」
「ああ、済まないな、迷惑をかけて。皆の報酬は期待しといてくれ。」
「あの、ユニーク種はどうするんですか?確実に存在してますよね?」
「ああ、それで勇者と、教会関係者が此処から先の町や村の調査に出る。」
「なるほど、わかりました!」
「うむ、では今日も頼んだぞ」
ギルドマスターの言葉がおわら全員で探し直すが見つからない。勇者と教会関係者に期待して捜索を終了する。
──6日目以降
──普段の日常に戻りつつ有るが、何処かぎこちない。きっと心の中にはいつ襲われるか、分からない。そんな漠然とした不安があるのだろう。そんな不安が払拭される日は来るのだろうか。




