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ありとあらゆる未来のある鼠として転生したから好き放題生きていく【旧】全ての可能性がある鼠に転生(仮)  作者: リント
第1章

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28話

はぁ、とりあえずこの鳥のステータス見とく?


ラッシュバード、RANK_A HP0/10000 MP500

鳥系の上位種。空中から音速を超えるスピードで体当たりをして獲物を狩る。番で狩りをする。


へぇ〜やっぱ強いね!ん?番?ってうわ!?

また上空から突進を食らう。罠魔法を使いワイヤーを出した瞬間突進を止める。空から襲える機会を探している。

中々頭いいね……よし!反射神経のテストをしよう!

罠魔法を解除し迎え撃つ。ワイヤーが見えなくなった事で上空から急降下してくる。


ぶつかる寸前で、腕を振り下ろし叩き落とそうとする。

──が、上手くいかない。巨大化している為多少リーチは伸びているが、ハムスターに姿が近いことも有りリーチが短く、叩き落とすのが難しい。

マジか……こんなにリーチが無いなんて……あ!面白そうなことを思いついた!


全身にトリモチの様なベタベタした罠を張る。ラッシュバードはそれに気づかなかったのか、そのまま突撃し、トリモチに絡め取られる。

捕まえた!もう離さないからね♡ちょっ、暴れないでよ!


トリモチから逃れようと全力で暴れる。ラッシュバードの羽を掴んで頭に齧り付く。最後の最後まで抵抗し番の仇を取ろうとしていた。


【Levelが上がりました】


罠を解除し、ラッシュバードを収納に仕舞う。仕舞ながら更に進むと、恐竜の群れと恐竜の番が睨み合っていた。

トリケラトプスと、Tレックスだ!かっけぇー!両方ステータス見よう!まずはトリケラトプスから!


ラッシュリザード、RANK_A HP90000 MP1000

強靭な鱗、鋭い角をもつ9メートル超え恐竜。群れで行動し、肉食の獣の歯が通らないこともある程硬い。


硬そうだね!ああ、戦いが始まる前にTレックスみたいな方もステータス見とこう!


リザードレックス、RANK_S HP100000 MP500

強靭な鱗、肉や骨を簡単に切り裂く爪と牙。それを余すことなく使える筋肉と顎。まさにトカゲの王を名乗るのに相応しい能力をしている。


かっけぇ!絶対強いじゃん!

両方ともかなり集中しているのか、ステータスを見られたことに気づかない。

ラッシュリザードの群れは中心に子供を集めその周りを大人の個体が守っている。そんな中、一匹のラッシュリザードがリザードレックスの前に立ち塞がる。そのまましばらくの間睨み合う。その隙に群れが逃げようとゆっくり後退していく。


先手を取ったのはラッシュリザード。その巨体を利用した突進でリザードレックスに風穴を開けようとする。

──が、簡単に避けられ上から首に噛みつかれる。しかしラッシュリザードの鱗も硬いのか、絶命には至らず首をブンブンと振って、弾き飛ばす。

大怪獣バトルだぁ、横入りしようかな? いやせっかく出し勝った方を狩ろうか。


それでも浅くない傷を負ったラッシュリザードは最後の力を振り絞るようにリザードレックスに突進をする。流石に予想外だったのか正面から受け、角が体に刺さる。そこまで見ていたラッシュリザードの群れは走って逃げ出す。

リザードレックスは刺さった角を叩き折り、ラッシュリザードにトドメをさす。もう抵抗する力も無いのか、そのままトドメをさされる。


うん、面白かった!じゃあ、狩ろうかな?

擬態を解除し同じくらいのサイズに巨大化し殴りかかる。

唐突過ぎて、避けれず頭がぺしゃんこになる。


【Levelが上がりました】

【Levelが上がりました】

【Levelが上がりました】

【Levelが上がりました】


えー!つまんない!ちゃんと避けてよ!はぁ、逃げてったラッシュリザードを狩りにいこうか。

リザードレックスとラッシュリザードの死体を収納する。


【収納の練度が上がりました】


ラッシュリザードが逃げていった方向に向かう。ラッシュリザードの群れに追いつくとまた襲われていた。

今度はヴェロクスに襲われてるね……まぁ僕も遅いんだけどね!


ラッシュリザードはヴェロクスを追い払おうと、角を振るが、巨体のため速度があまり出ず上手く当たらない。逆にヴェロクスの攻撃はラッシュリザードに傷を付けている。

ラッシュリザードが1体を狙えば他のヴェロクスに背後を取られ、噛みつかれる。襲われたラッシュリザードは何故か狙われていない。


何でだろうね?あ、一匹狩れれば十分群れで食べれるのかな?それなら無理して狩らなくて良いもんね。じゃあ残りは貰おうか。

逃げ出そうとしてるラッシュリザードの群れを巨大化した分身で囲み、首を噛み切る。流石に少し硬く感じたが、歯は通ったみたいで、首が落ちる。


その音で、ラッシュリザードを食べていたヴェロクスが、こちらに気付き襲いかかってくるが、予想できていたので罠魔法でワイヤーを作り細切れにする。


【罠魔法の練度が上がりました】


やっぱ単純な相手ほど罠魔法にかかりやすくていいね!じゃあこの調子で頑張っていこうか!でも今日は寝ようか!

おやすみなさい!


???SIDE──


ダンジョンの内部に白衣を着たくまが濃い女性と冒険者風の服を着た男が何かを探している。


「ねぇ、見つかったかい?」

「いや、居ねぇな。死んじまったか?」

「私の最高傑作がこんな所で死ぬと思うのかな?」

「でもよ、瘴気すら見つからない時点で死んだって考えるだろ普通。」

「む?そうかもしれないな……まぁいいサンプルもあるし実験データも残ってる、また作り直せばいいか。」

「ああ、そうしてくれ。それと俺はギルドに怪しまれ始めてる。そろそろ限界だ。しかも、こないだユニーク種を探す際に他のダンジョンが見つかったときはヒヤヒヤしたぜ、まったく。」

「そうだな。君は一旦我々の本拠地に向かって、実験の成功と作戦の実行を伝えてくれ。作戦は一月後だ。」


面倒くさいのか男は嫌々返事をする。


「へいへい、了解だ。全く人使いが荒いやつだ。」

「……聞こえているからな?」

「聞こえるように言ってんだよ。それよりアンタの方は大丈夫か?そろそろ領主が動くらしいが。」

「ああ、拠点は移してあるし、もともと居た裏組織を使っているから捕まりはしないだろう。」

「はぁ、そう言ってあんた何回か捕まっただろ……」

「今回は大丈夫さ。何せキメラが近くにいるからね。」

「そうだと良いんだがな……とりあえず俺は行くからな。」

「待ってくれ。せめて私をダンジョンの外まで守り給えよ。」

「はぁ、面倒だ。」


そんな会話をしながら、2人はダンジョンの外に出ていく。

──一匹の鼠に見られていることに気づかずに。



分身SIDE──


モンスターの復活の確認のために待機してたら、面白そうなの見ちゃった!じゃあ分身出して2人とも追跡させようか!

3体分身を出し、二匹を追跡に回す。


「キューキュキュキュ!(じゃあ君たち追跡よろしくね!)」

「「キュー(了解ー)」」

「キュキュキュ!(君はここ見といて!)」

「キュキュ(わかったー)」

「キュキュキュキュー(僕は本体の方に向かうね)」


そう言うと、楽しそうに分身達は走り出す。


──子どものように無邪気で残酷な鼠は動き出す。厄災の歩みは誰にも止められない。悪意(絶望)善意()を振りまいて。

運命の歯車が悲鳴を上げる。予期せぬ厄災は容赦なく世界の運命を狂わせる。

──無自覚に、無邪気に、そして残酷に。





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