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ありとあらゆる未来のある鼠として転生したから好き放題生きていく【旧】全ての可能性がある鼠に転生(仮)  作者: リント
第1章

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20話

人間の町に行こう!分身をここに残して本体である僕は、人間の町に偵察すれば一石二鳥じゃない?

早速分身を作る。


「キュ、キュキュキュ(じゃあ、見張りよろしく)」

「キュ!キュキューキュ?(了解!何かあったら解除する?)」

「キューキュキュキュ(解除しちゃっていいよ!)」


何か分身と会話って不思議だね!じゃあ向かおうか!

森だったクレーターを抜けて一本の道を勇者が進んで行った方に進む。途中で分かれ道があったが、既に城壁が見えていた為、そっちに、向かう。


城壁の入り口の所まで行くと何人かの人間が慌ただしく出ていく。

なんだっただろうね?まぁ、多分爆音が聞こえたから、それの確認だろうね。まぁ門が開きっぱなしになってるから、有り難く侵入しようね!

侵入しようとする際に違和感に気付く。

ん?なんで、城壁があるのに、外で暮らしてる人が居るんだ?


城壁の外にいる人達を見ると全員ボロボロの布を身に付けているだけで子供だろうが大人だろうが希望がないのか、死んだ魚の目をして座っている。それを門の中に入る人達がゴミをみるような目で見ている。

スラムってやつかな?皆ガリガリだし……自業自得でこうなった大人は別にいいけど子供とそうじゃない人は可哀想だね。孤児院とか無いのかな?


城壁の中に入ると、剣が交差した看板の付いているひときわ大きな建物2つ連結しているのが目に入る。扉はスイングドアで、下の部分が開いている。

お邪魔しま〜す。わぁ!何かアニメでみた事があるような感じだね!

中に入ると正面に受付があり、男と受付嬢が言い争っている。


「──だから、こんな調査死にに行くもんだってんだろ!!これは冒険者だけじゃなくて、領主を巻き込んで行動するか、外に居る浮浪者を使えよ!」

「ギルドでは対処不可能と判断し、領主の館には既に使者を出しております。浮浪者を使用する場合、間違った情報が出回るのを防ぐために今は、使用できません。」

「なら、今偵察に行った奴らはどうするんだよ!このままだと無駄死にだろうが!しかも、勇者の管轄はギルドじゃなくて、国だから直ぐにうごけねぇ!しかもそんな状況でCランク以上は強制参加とか、本当にありえねえ!」

「ええ、ですので特別報酬を用意しておりますし、ギルドに所属している以上ルールにしたがってください。」

「チッ、テメェら準備しやがれ!コイツラに何言ってもむだみてぇだ!アイツラが帰って来たら、直ぐに向かうぞ!」


そう言うと皆行動を始める。

はえー、何か凄い言い争ってるね。受付のお姉さんも凄いね頑なにルールって一貫してるね。

二人の言い合いが終わったころ、馬の足音が聞こえ、扉が開かれる。


「すみません。遅れました。」

「遅えよ、もう偵察隊が行っちまったよ!」

「ええ、取り敢えず二階へ来てください。ギルドマスターがお呼びです。」

「わかりました。今すぐ行きます。」


勇者が二階へと走っていく。気になったのでついていくことにした。付いていくと、一番奥の部屋の前で止まりノックする。


「アレクシス、入ります。」

「ああ、入ってくれ」


中には茶髪で目つきの悪い、老け顔の男性が書類に目を通していた。

へー勇者の名前アレクシスって言うんだね。カッコいいね!いいなぁ名前。今無いからなぁ。まぁ有っても誰も呼ばないんだけどね!


「単刀直入に言います。確実にユニーク個体の仕業です。今直ぐに向かうべきです。このままでは、町が滅びます」

「ふむ、君がそういうのであればそうなのであろう。今、偵察隊が偵察をしている。感知が得意な者で固めてある。必ず誰かが、情報を持ち帰るはずだ。だから少し待ち給え。」

「情報は大切ですが貴方達はユニーク種の怖さを知らないから、そうのんびり出来る。今回のユニーク種は分かりませんが俺が倒した種は、誕生してから1日で2つの町を滅ぼしました。もし誕生しているのであれば既に1週間は経っています。」

「分かっているさ。それぐらい。だが今は待つしか無いんだ!移動しているのかそのまま居るのか、分からない。そんな状況では他の町に支援を申請することも出来ない。」

「そ、それは分かっています……せめて俺だけでも行ければ……」

「まぁ難しいだろうな。今は待つ時間だ。私は偵察隊の皆を信頼している。だから安心して待つといい。ところで君は今回のユニーク種に心当たりはあるか?」

「いえ、無いです。ただ、ゴブリンなどの人型は無いと思われます。」

「ほう、なぜ言い切れる?」

「もし人型のモンスターで有れば、集落の家を使うでしょうし、何より目立つような行動をあまり取らないはずです。今回は爆音を出しているため人型である可能性は低いかと。」

「なるほど。確かにそうだな。となると『大変です!』……何事だ。」

「失礼します!だ、ダンジョンが無くなりました。」

「何だと?!どういうことだ!」

「は、はい。先ほどダンジョンの方で轟音が聞こえたため、偵察隊を組んで調査しました。偵察隊によるとダンジョンがあった場所に巨大な穴が空いているそうです!再生しつつありますが、完全に直るかわかりません!」

「僕も見てきます。すみませんが、何人かお借りします。」

「ああ、わかった。私は今直ぐに領主の元に向かう。君説明のためについて来給え。」

「はい!わかりました。」


うーん大変そうだね。ダンジョン直るかなぁ?直ってくれたらまだまだ、進化できそうだね。と言うかやった犯人(?)がここに居るのがわかったらどんな反応するんだろうね?まぁやらないけどさ。


さて、分身して両方に付いていこうか!だって凄く面白そうでしょ?







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