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ありとあらゆる未来のある鼠として転生したから好き放題生きていく【旧】全ての可能性がある鼠に転生(仮)  作者: リント
第2章

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105/128

105話

さて戻ってきたけどやっぱり門は閉まってるね。まぁ上から入れば良いかな?入れたってことは……これさ空を飛ぶモンスターは自由に入れるってことだよね?


そのまま門を飛び越え中に入るフレデリックとイリス。門を飛び越えると避難するようなジト目でフレデリックを睨むイリス。


「?どうしたの?」

「はぁ、貴方が常識がないことを再確認しただけですにゃ。気にしなくていいにゃ。」

「ああ、門飛び越えたこと?1回壊して外に出たらライラにすっごく怒られちゃってさそれに待つのも面倒だしね。」


フレデリックの言動で頭を抱えるイリス。


「あ、そうだ。寄りたいとこ有るから寄って行くね。」

「……貴方に何言っても意味がないということがわかりましたにゃ。……はぁ、好きにしてくださいにゃ。」

「じゃあ協会に行くよ。もしかしたら寝てるかも知れないけど結構大切な話だから寝てても起こすんだけどね!」

「可哀想にゃ……」


仕方ないよね?多分彼らがやりたいことに一歩近づいたわけだし僕の目的じゃないもんね!まぁ他のダンジョンも同じ様な感じなら僕にしか出来ないだろうけどね。


教会の前に降り立ち扉をノックする。ノックをして数秒たった後鍵のかかった扉を無理やり開けて中に入る。


「おーい、マイケルくん!お土産が有るんだけどいらない?君が喜ぶと思って急いで持ってきたんだよ!」


教会内部で叫ぶフレデリック。フレデリックが叫んでから数分後に奥から祭服を着たマイケルが出てくる。慌てて出てきたためか寝癖が付いている。


「……こんな夜更けに何のようでしょうか」


少し機嫌の悪そうに訪ねてくるマイケルに収納から心臓を取り出し見せるフレデリック。


「これね、女神の心臓なんだって!」


フレデリックがそう言うと目を見開き驚くマイケル。心を落ち着かせるためコホンと咳き込んだ後改めて訪ねてくる。


「……本物なのでしょうか?」

「偽物なんか持ってくるわけ無いじゃん。それだと僕が殺した生物を見せびらかす猟奇的な感じになるじゃんか。心配なら看破すると良いよ。」


フレデリックがそう言うと奥に水晶を取りに行くマイケル。マイケルが奥に向かうとイリスに服を引っ張られる。


「どうしたの?」

「お願いが有るんですにゃ。私と同じ封印石についてにゃんですが、殺さないで私と同じように出来ないでしょうかにゃ?きっと皆貴方が欲しがっているものを封印してると思うのですにゃ。」


真剣に懇願してくるイリス。


「いいよ。その代わり君には沢山働いてもらうからね?」


快諾されるとは思わなかったイリスは小さく頷いてフレデリックを見つめる。


「それに僕の国だけがダンジョンを持ってる方が周りの国と差をつけられるし、作りたいダンジョンが複数あったから元から壊すつもりはなかったんだけどね!」


フレデリックがそう言うと目を丸くした後呆れたように聞こえるかどうかの小さな声で感謝を告げるイリス。


「ありがとうございますにゃ。」

「気にしなくていいよ。僕の為でもあるんだからさ。」


フレデリックが言い終えるとマイケルが水晶を抱え戻ってくる。


タイミングいいね。僕の声が聞こえてたのかな?まぁ、聞かれて困るような話じゃないからいいかな?


「お待たせしました。」

「大丈夫だよ。それよりどうやって看破するの?水晶の上に心臓乗せれば良いの?」

「ええ、それで大丈夫ですよ」


マイケルの言葉を聞き水晶に心臓を乗せるフレデリック。


なんだろう、連続殺人鬼の部屋にありそうなオブジェみたいだね。


フレデリックが心臓を乗せると水晶に原初の女神の心臓とだけでる。


「これでいいよね?なんか出しっぱなしにしてると鮮度が落ちそうだししまうね。」


水晶の文字を読み固まっているマイケルを無視して収納に心臓をしまうフレデリック。


ついでだし女神教の信用取り戻すためにどうするか話し合っておこうか。


「あ、後君達の信用を取り戻すために捕虜処刑しようと思うんだけどいつがいい?」

「……」

「おーい、大丈夫?」


フレデリックの言葉に反応せず動かないマイケルの脇腹を突っつくフレデリック。


「あれ、反応がないね。大丈夫?」

「はっ、い、いえなんでもないです。それよりもどこで手に入れたかお聞きしても良いでしょうか?」


動き出したマイケルが心臓をどこで手に入れたか訪ねてくる。


「うーん、教えても良いんだけど多分君達じゃ入手できないだろうし僕が集めてくるよ。数も把握したし。それより信用の話はどうする?」

「そうですか……残念です。信用はできるだけ早いほうが良いですね。出来ることなら明日にでも取り戻したいものです。今では誰一人寄り付かないですから。」


水晶についた血を愛おしそうに眺めながら返答するマイケル。


そんなに深刻なら日が昇ったら全員集めて処刑しようか。でもそうなると朝まで暇だし何をしようかな?やっぱりニャン金術が良いかな?それとも原初のダンジョン終わらせる?迷うよね。


マイケルの言葉に数秒考えた後返答する。


「わかったよ。出来るだけ早く解決するよ。あ、そうそう女神の部位は17個らしいからあと16個だね。」


それだけ言うとマイケルの返答を聞かずイリスを連れて教会の外に出ていくフレデリック。背後から驚いたような声が上がるが振り返らず空を飛んでいく。




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