表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

夢と現実

作者: シロクロ

少しだけの話。後書きにて重要な事を……

夢と思いたかった。凄く眠く微睡みの中で寝ていた。痛い……痛い。だって……手のひらがぱっくりと割れて血が溢れて出てくる


ただ遊んでただけなのに……馬鹿だから何も理解せずに振り回し遊んでただ怪我した


母親なんて出かけた直後。痛く痛いのを我慢して眠る。痛みが次第に無くなって夢を見てしまう


真っ暗中、手に触れられ優しく撫でられる感触。誰かは分からない


でも、綺麗な手で優しく傷口を撫でて傍に居てくれてる気がする


でも……その人に「起きないと」と言われてゆっくりと目を覚ますと適当に貼った絆創膏が目に入る


自分で貼ったのだから当たり前なのに……何処か不慣れな人が貼ったような意識に……


それから数週間手のひらの傷は治らず、そこから数週間……傷が塞がり動かせるまで


勿論……母親に心配されるけど、気丈に振る舞っていた


そして、また真っ暗な場所……虚ろな意識の中であの時の手が優しく触れられ撫でられる


感謝しようとすると……現実か夢か分からない境目で虚ろな意識で足に触れられる感触


怖くなりながらも少しだけ感謝して眠ってしまう。何分、何時間経ったのか分からない


分からないけど……目が覚めてしまって、部屋と部屋の間の廊下を無意識に見ると


白い何かが通る


怖くなりながらも勝手に……想像し勝手に解釈して適当な理由を付けて夢だと思い込んだ


その日から数年……気になって聞くと、今のマンションでガス爆発が起きたと聞いて不思議と腑に落ちた


あの時から見てくれていた人はその人だと……その人が女性と。優しかったと思った


だけど……とあるサイトを見ると……


『ガス爆発』では無く、『8階からの飛び降り自殺』となっていた


普通なら納得やそれもあったんだなと……思う


だけど……怖くなりながらもその人は本当は何で死んだかは分からない……


だって


『8階からの飛び降り自殺』何て話……聞いた事もその当時に実際に住んでいても何も無かったのだから


何が本当で何が嘘なのか……


分からない……けど、分かってるのは……事実なのは聞いた話の『ガス爆発』は本当に起きた話で『8階からの飛び降り自殺』は無かったと


じゃ、何で……そう書かれてるのか……


怖くもあり怖くなくただ分からなかった。だって……


だって


だって……


幾ら調べても情報が無い事実だったから


その住んでいた場所は今も実家として住んでいる身内が居るのだから。時折……実家へと帰ると見えてしまう……


幼少期に見ていた人を……


そして、自分は今もその人によって呪われてしまったのかもしれないと……あの時の優しく触れられた手は……


慈愛じゃなく……呪いをかける為のマーキングだったのかもしれないと……

これは、真実五割、誤謬四割、現在一割構成だと思います


誤謬四割は話を整理する為に繋ぎ繋ぎにしたので、現在の部分の話が、前後したりしてます


なので……実体験であり、実体験を一つに纏める為に繋げた誤謬で、最後の自分の思いの話になってます


なので、普通のファンタジーとも真実ともただの嘘だと思ってもらっても構いません


ですが、自分で言うなら……本当だと思ってますし、仮に話通りだとしても同じ事を思うと思います


何処が真実かで何処が誤謬なのか推測しても面白いかもしれません。強要する事も無いので好き勝手にして貰っても構いません


なので、どうか普通の生暖かい目で見てフィクションとして、ノンフィクションとして楽しんでください



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ