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被害者なのにまるで加害者みたいな扱い!?

作者: 七瀬





私の娘(明来)小学五年生が昨日の夕方から家に帰ってこないの!

___最後に、あの子がいた場所は?


あの子と、一番仲がいい友達の沙保里ちゃんの家の前だった。

沙保里ちゃんの家の前で、明来は沙保里ちゃんとそのお母さん

にニコニコしながら手を振って分かれたらしい。



___その後。

私の携帯に、明来から直接電話があって。


『___ママ! 今から家に帰るけど? 要るモノとかある?』


私は、別に買って来てほしいモノもないし。明来にこう言ったわ!


『___事故がないよに、気を付けて帰ってきなさい!』


___私がそう言うと? あの子は素直に、、、。


『___うん!』と元気な返事をしてくれたの!


・・・それが、私と明来が最後に話した会話よ。






___明来は、何処に行ってしまったのか?

早く、私たちの居る家に戻って来て!


・・・私も夫も、昨日から一睡も出来ていないの。

警察に行って、事情を説明して直ぐにあの子を探してもらったけど?

見つからない!



『___誘拐なの? それならもう犯人から身代金を要求されている

はずだけど、、、? そうじゃないなら、今頃あの子は、、、。』



___私も夫も、悪い考えしか浮かばないのよ。

あの年頃の、女の子を狙う男もいると聞くわ!



___他人事だと思っていた話が、急に現実になって頭の中がパニック

状態になっているのよ! 



【・・・どうか! あの子を無事に私たちのところに返して!】

そればかりが、頭の中でいっぱいになって。


___娘の為なら、私の命と交換してでもあの子を家に返してほしい!

・・・親なら、みんなそう思うでしょうね!





___でも、私や夫の気持ちとはウラハラに。

1週間、1ヶ月、1年と時間ばかりが経っていく...。



警察からも、“もう捜査は打ち切りにしようと思います!”と言われて

しまったのよ。


___1年経っても、見つからないなら? もうあの子はこの世にい

なかもしれないと...。



もちろん! 私はそんな事を一度も考えた事なんかないけど。


・・・頭の片隅で、もうあの子を探しても見つからないと思っ

てしまうところもあったりするわ。



___夫は? 今まで勤めていた会社も辞めて、あの子の為に必死で

探しているのに、何一つあの子の情報がないのよ。






___ネットでは、私たち夫婦の誹謗中傷や親としての自覚がないだの

実は? 子供に虐待していたとか、有りもしない事を書かれているし。


___毎日、家に電話がかかってきては?


『___親がちゃんとしてないから、子供がこんな事になったんだ!』

『___本当は? お前たちが子供を殺して山奥ににでも埋めたんじゃ

ないのか!』


・・・などなど。

心が壊れてしまいそうな日々を送っているのよ。

自分の愛する娘がいなくなってしまっただけでも、辛いと言うのに。

知らない誰かには、有りもしない事を書かれたり言われたりしている。


警察だって! 結局、私たち夫婦の問題で子供がいなくなったんじゃ

ないかと思っているほど。 ただの家出なら、何か情報があってもい

いのに、それがないという事は? 【誘拐か? あの子を攫って行った

としか思えない!!!】 それなのに、、、。



___被害者の私たちが、まるで加害者みたいな扱いを受けているのよ!

人の心は、すさんでいる。


・・・誰かに、文句を言いたいけど?

それをすると、冷めた目で見られるから、ネットを使って見知らぬ人に

攻撃をしてくるのよ。あたかも正義感や正当化を振りかざしてね。


___私たちの気持ちなんか? 何も考えていないくせに!

もちろん、親身になって考えてくれる方々もいるのも知っているわ!



___それよりも、あの子の事が心配なのよ。

ただただ、生きて私たち夫婦の元に返してほしい!


それだけを願って、今も駅前で私と夫であの子のチラシを配っているのよ!



『___スミマセン! 1年前に、ココ○○で行方不明になった当時、小学

五年生の脇坂 明来という女の子の情報を教えてほしいんです! どうか?

脇坂 明来という女の子の情報を知っている方は連絡してください! よろ

しくお願いします!』




最後までお読みいただきありがとうございます。

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