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6「会話と笑顔と感謝と無言と」
人はどうして、人に笑顔でいられるのだろう
どうして、何の恐怖心もなく人としゃべれるのだろう
感謝感謝って、もう少し自分で行動できないのかと
そんな、こんなで、苦しみ続けている自分にとって
今までしてこなかったことを、する事になる
連れてきてくれた彼は、物事を、プラスにする旅のプロなのだとしたら
自分は、物事を、突き詰めるマイナス思考の職人とでも言える
何とも、誤解しか生まない会話を、続けながら
旅は、始まるが、その溝は、別の生き物を、見るほどに深いのである
まず持って、店員の会話にしても、自分の場合
物事と要件を、ぼそぼそと下を向いて話すのだとしたら
彼の場合は、まっすぐと太陽みたいな暑苦しい笑顔の元冗談混じりに言えるのだから、羨ましいやら孤独やら、一緒にいるのは、過去の自分に対する否定に思えるやら、なんやらかんやら
どちらにしても、旅のはじめの用具店の事である