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27「金剛頂寺宿坊」
これは、最初で最後の寺の宿
宿坊での宿泊になった
その宿は、御朱印帳をいただき
やれやれと思いながら
寺を後にして、少しくだった場所にある
インターホンを押し、中に入ると
なおざりなたいどで案内される
部屋は、和室であり
雨風をしのげるし、洗濯物を洗える場所もあり
風呂食事もついて5000程であり
かれいわく安いらしい
まあ、安いだろう
その宿には、他に、バス組の老人たちがおり
「君たち歩いているのかい、僕も歩こうと思っている」と、話しかけられる
しかしなぜだろう、この老人が、歩く気がしない
と言うか、なんかすごく騒がしい
しかしながら、食事という物はありがたい
なにしろ、家にいれば、食べ物を満腹で食べられるが
旅に出れば、まずあり得ない
食べれば食べるほど食費がかさみ
また、重量が増える
なので、もはや、味わうと言うよりも
その無限の補給施設で、詰め込むような感じがある
ちなみにお刺身が出た
翌朝般若心経を、唱えるのを聞きながら
その後の説法で「他力なんて物は」とたしゅうの批判を、おお、と驚きながら宿を後にする
しかし、どうも女将が、彼と仲が良く
自分が邪魔者のような感じは、一体




