種族-簡易情報
〜種族〜
この世界では大陸によって種族内の違いがあるが動物、植物とは別に人間・獣人・魔族・森人・羽飛族・小妖族・キカイ族・魔物がいる。またキカイ族以外は半血が生まれることもあるが数は少ない。
▲人間(ヒト族)
・よく基準にされる種族、力より頭脳に優れているのが特徴的。地域によって肌の色や髪の色が異なる。
・全種族の中でも唯一全属性に適性があるとされる。実際には魔法使いになれる者も少なく自称するものやピンからキリまで実力差がある。
・村を形成し、街へと発展させ都市を作り、国を作るほどの発展力を武器にしている種族でもある。
・しかし弱点が多く、頭脳以外他の種族より平均的に低い。
・「言葉」の恩恵を一番受けている種族でもあり、魔法が使えない者でも魔物と戦えるものが数多く存在する。
・過去に他種族の奴隷化、大量の魔石確保を求め百年前に魔族の大量虐殺などを行なっており国によっては魔族と敵対関係の地域もある。
・他の種族と異なる点において魔法の多様化を作り出している。使役魔法・転移魔法・召喚魔法などの 一部の魔法は人間にしか扱えない。
▲獣人
・ケモノの特徴を持つ種族、耳や尻尾や手足が特徴的。十種類以上いる部族を一括りにして獣人と呼ぶ。
・犬,猫,熊,兎,狐,狸,鳥,虎,牛,蛇,馬,羊,猪,海豹などがいる。
・各部族優れているところが違うが人間より優れている場合が多い。
・家族愛が強く部族単位で生活している。仲間と認められると優しく接してくれる。
・魔法への適性を持つものは少ないが土属性に適性があるとされる。
・強者に従う習性を持つが弱者に厳しい訳ではない。
▲魔族
・心臓の代わりに魔石と呼ばれる核を持って生まれる種族、そのため過去に魔石を狙って大虐殺が起きている。どちらかといえば獣人に近いが獣人とは違い尻尾はない。
・生まれながらにして魔法を扱えるのが特徴的。両親とは異なる属性に適性があるケースが多い。また寿命は種類によって異なる。
・一部の魔物と特徴が似ている種類がいる(吸血鬼・鬼・悪魔・人魔族など)
・八割が魔国に住んでおり、身分の差が激しい。
・半血の片親になるケースが多いが半血をあまり良く思ってはいない。
・過去の大量虐殺によって人間を憎んでいる者も多いが比較的若い者は経験していない為敵対することはない。
▲森人
・全種族の祖と言われている種族、自然とともに生き自然と共に終わりを迎える。
・長命で千年以上生きている者もいる。基本的は三百年から五百年。人間基準で換算すると人間五年分が森人の一歳に相当する。百二十歳で成人とされる。
・老化も遅い為成人した見た目で固定される。美形が多く、金髪碧眼が多いのが特徴的。
・ほとんどのものが風属性に適性がある。
・一生が長い為、何かに特化したものが多く、教わるなら森人に教われとまで言われている。
・肉を食べる部族と食べない部族がいる。
・森に危害を加えるものには容赦しない。
▲羽飛族
・森人から分岐したとされる種族、背中に半透明の翅が生えており、髪の色と同じ色をしている。
・フェアリーと異なる部分は背が基本に、70-100セイチある。
・基本的にイタズラ好きな小妖族とは違い冷静で同じ種族以外には無反応と言われている。
・森人ほどではないが長命。人間基準で二百年生きるが年の取り方は森人とは異なり人間と同じ。
・女性の羽飛族の中でごく稀に戦乙女と呼ばれる使命を帯びた戦闘特化の羽飛族が生まれることがある。
・水と風に適性があるとされる。
・家族以外に翅を触られることを禁忌としており、触った者には死か服従を求めて良いという掟がある。
▲小妖族
・森人から分岐したとされる種族、翅が生えているもの,いないものがいる。
・小妖族もたくさんの部族を一括りにして分類分けされているが、獣人とは異なりあまり部族単位で生活しない。
・基本的にイタズラ好きな性格とされるが多種多様。ただ好奇心は旺盛。
・背は基本人間の手のひらほど、一部は羽飛族と同じくらいの身長。
・寿命がない種族で致命傷や自らが死を望まない限り死ぬことはない。長生きすると自然と一体化した「精霊」となる。
・人工的な場所があまり得意ではない、魔法が活性化しているところでは影響を受けやすく魔法酔いしやすい。
▲キカイ族
・旧王国が作り出した種族、自ら増やすことができない為一番数が少ない種族。
・基本的に旧王国のものに奉仕するよう作られているが滅びている為、自我が芽生え生きているケースが多い。
・魔金属(ミスリル・アダマンタイト・魔銀など)で出来ている、メンテナンスは必要ないがあった方が長く生きれる。
・魔法適性はないが体を構成する素材によっては魔法吸収や魔法反射が使える。
・記憶力に優れている。また使役主と認めたものに奉仕する特徴もある。
・戦闘型,生活補助型,奉仕型など様々な種類があるが動くものが数少ない為、価値が高く一番奴隷にされやすい種族でもある。
・記憶力が良い為か使役主と認めたものが近くからいなくなった場合、使役主(雇用主として認めた者)探しの旅をする習性を持つ個体もいる。
■魔物
・他の種族と異なり野生生物や自然現象が魔法に接触することにより暴走したもの。基本的に意思疎通・会話をすることができない。
・暴飲暴食で好戦的、同族だろうと喰らう特徴を持つ。そして魔物の素材は質が良く優れている為、襲われることが多い。
・種類によっては使役魔法を唱えることにより契することができる。使役された魔物は魔獣となる。ただし契約する条件が厳しい為人間の魔法使いより少ない。
・E,D,C,B,A,AA,Uとランク付けされている。
・魔物によっては魔法そのものであったり、魔法を唱える。
・高ランクの魔物の場合、意思疎通や会話ができる場合がある。しかしランクが高いほど危険度が増す為できるだけ避けるのが得策。
・人造魔物や魔法体以外は魔石を持たない。
・魔物の肉は食べられるが竜の肉を食べるのは禁忌とされている。