表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
デッド・ハイツ〜死ぬほど愉快なアパートに引っ越してしまいました〜  作者: はしたか みつる


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

13/28

エピソード3:お盆の過ごし方 / 1

 時は盆踊り当日。大学で出会った、年上の彼女・炎魔 一香とデートの約束をしていたその日の朝。和茶はバイト先からの電話で叩き起こされた。耳がキンキン、頭がガンガンする、特殊戦闘部隊の無線の会話のような、カオスな着信音にしておいたことを悔やんだ。和茶は不機嫌気味に電話に出る。予定していた起床時刻より随分と早い。



 「はぁい、もしもし……飯山です」


 (あ、飯山君?今から夕方まで入れる?)


 「……誰が欠勤しやがったんスか」


 (それが、飯山君しか対応出来ないお客様が来るのよー)



 和茶にしか対応出来ない客とは、一体。和茶のバイト先は、カラオケスナック。昼間はランチの提供とカラオケのサービスを行っている。和茶しか作れないランチがあるわけじゃないし、何故に和茶は指名されたのか。とりあえず、断ってみる。今日の休み、その申請は随分前からしていた。しかし、バイト先の店長は引かない。



 「てんちょー……俺が彼女にフラれたら責任取れるんスか」


 (一緒に謝ってあげるわよぉ)


 「……わーかりましたよ、時給2倍で手を打ちましょう」



 これでバイトをクビにされても困る。田舎の両親からの仕送りは十分あるものの、基本的には自分のバイト代で生活している和茶にとって、今のバイト先を失うのは手痛い。バイト先からの電話を切り、すぐに彼女の一香にメールを送った。デート、夕方以降にズラしてもいい?というメールだったが、送った1分後に電話が掛かってきた。一香だ。


 一香は電話向こうで拗ねているようだった。しかし、とことん私に付き合ってくれるなら夕方以降でもいいよ、と言ってくれた。内心、感謝しかない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ