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腐った桃

作者: けにゃタン

どろっとして、ぐちゅぐちゅになった果実があった。


その果実は、地面と接触した部分から白く、黄緑色のような液体をドロドロと垂れ流していた。


その液体からは、異様な臭いと独特な空気を発していたように見えた。


まるで、まるで、今、この時を生きたいと言わんばかりの呼応のように....。



その液体の周りには、小さな虫たちが集い始めると、それを奪うかのように小さな戦争が起きた。


小さな小さな虫たちの戦争が、強く強く、そして徐々に荒くなっていった。


そうしていくうちに、また木の上から腐った桃が虫たちを直下するのでした。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 哲学、寓話っぽいお話! とても素敵です! 少し不気味なところも(^w^)
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