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3.男を見る目がない

 「それじゃ、“市井の考者達”は、わたしが神経症だって疑っているの? ロボットが殺人未遂を犯すはずなんてないって」

 そう長谷川沙世は言った。いかにも不満げな様子だ。それに村上アキはこう返す。

 「“市井の考者達”っていうか、そのメンバーの一部だけど、まぁ、そうだね。今のところ、その可能性が高いと思っているみたい」

 「はぁ」とそれを聞いて沙世はため息を漏らす。

 「なんだかなぁ。そんな訳ないじゃない。わたしはむしろ、ロボットの怪談なんて馬鹿にしていたのだし。それに、ロボット達の変な挙動の所為で、人が傷ついているのは事実なのよ?」

 「そんなの向こうは知らないよ」

 「なによ? アキ君もわたしが神経症だって思っているの?」

 「いや、違うって。なんで、そうなるの?思ってないよ。だから、考え難いって伝えておいたし」

 仕事帰り。彼女と彼は駅で落ち合って、そのままその場でそんな話をしていた。“市井の考者達”が行ってくれているロボット殺人未遂の調査に関する途中経過報告だ。メールでも良かったのだが、アキがそれを嫌がった。

 「一方的に協力しているんだから、せめて直接顔を見て話がしたい。それくらいのメリットがないと嫌だ」

 とその下心を隠しもせずに、彼女にそう主張したのだ。別に断る理由もないので、沙世はそれを了承した。それで会って話をしているのだが。

 「ところでさ、その事件って、例のサンノキさんの仕業って事はないの? 今はともかく大学時代は有り得るんじゃ……」

 会話が途切れると、アキは言い難そうにしながらそう言った。タイミングを見計らうつもりだったのだが、どんなタイミングで言っても彼女は嫌がるだろうと思って諦めたのだ。

 「その名を出さないでよ。思い出すのも嫌なんだから」

 案の定、とても不快な表情で、彼女はそう返して来た。

 その反応を予想していただけに、アキはこの話題を避けたかったのだが、沙世から話を聞いてから、考えれば考える程、彼はその可能性もあるのじゃないかと不安になってしまっていて、訊かない訳にはいかなかったのだ。

 「でも、そんな話を聞かされたら、やっぱり連想しちゃうじゃない。あの人の事を」

 それを聞いて、沙世は“あの時もそう言えば、アキ君を頼ったのだっけ”とそう思った。彼は本当は恐いクセに、震えながらサンノキの前に立ちはだかって彼女を護ろうとしたのである。思い出して、沙世は少し微笑んだ。その反応にアキは不思議そうな顔を見せる。それを見て、沙世は慌ててこう言った。

 「大丈夫よ。大学時代にあのロボットの体験をし始めたのって、まだあの人が問題行動を執り始める前の事だもの。別れ話も切り出してなかったし」

 「それは、確かな記憶なの?」

 「確かな記憶よ。よっく覚えているもの」

 そう言ってから、彼女は当時の事を思い出した。

 

 ロボットに関する“怪”を体験し始める前の日、長谷川沙世は友人である立石望という女性から、説教を受けていた。久しぶりに会うのに、彼女は随分と怒っていたのだ。場所は沙世の部屋だった。彼女はこたつ机の前に座り、ベッドに腰掛けている沙世に向かって話をした。まるで問題児の自宅を訪問した教師のようだと、沙世はそう思っていた。

 「――男を見る目がないのよ、あんたは」

 と、そんな事を言われていたように思う。大学は別になったが、彼女は高校時代の同級生で、村上アキとの共通の友人だ。

 「どうして、村上君を振って、そんな得体の知れない男と付き合い始めたのよ?」

 何故か、彼女は沙世がアキを振り、サンノキと付き合い始めた事に、怒りを覚えているようだったのだ。それを何処かで聞きつけて、説教する為にわざわざ沙世の家を訪ねてきたらしい。

 その次の日から沙世のロボットに関する怪体験は始まったから、当時まだサンノキと沙世は問題なく付き合っていた事になる。だから、ロボットの怪しい行動がサンノキの仕業ではないと彼女は考えていたのだが。

 「なによ、立石。あなたは、サンノキさんの事を知っているの?」

 「知らないわよ。でも、なら、あなたは知っているっていうの?」

 「まだ、よく知らないけど?」

 「だから、私が言っているのはそこなのよ! 何も知らない男と付き合い始めるなってこと! しかも、村上君みたいな優しい男の子を振った上でなんて」

 それを聞くと、沙世は顔をしかめた。

 「アキ君って、そんなにいい男かしら?」

 「あんたのその面倒くさい性格を知った上で、それでも好きでいてくれる男の子なんて滅多にいないわよ」

 沙世には、どうして彼女がそこまで怒っているのかが分からなかった。それで、こう言ってみた。

 「なんで、そこまでアキ君の肩を持つのよ? あなた、アキ君が好きだったの?」

 それを聞くと、立石望は腕組みをして「違うわよ」とそう応える。

 「私が心配しているのは、あなた。村上君があなたを好きだって事には、高校時代から気付いていて、同情しているってのもあるけどね」

 「よく分からない」

 「分かりなさいよ」

 立石望は綺麗なロングの髪の毛をしていて、冷たそうな印象はあるものの、美人の部類に入る顔立ちをしている。実は沙世は多少彼女に嫉妬すらしているのだが、今は怒っている所為でその彼女の綺麗な顔は台無しになっていた。

 「ずっと一途に想い続けていたのに、あっさり振られちゃって、村上君、可哀想だって思わないの?」

 それにふて腐れながら、沙世はこう返す。

 「別に振ったとか、そういうんじゃないわよ」

 立石はその言葉に驚いた顔を見せる。

 「まさか、あんた、結論を濁したの?」

 「まぁ、そうなるかなぁ?」

 実を言うと、沙世自身も彼を振ったのかどうかよく分かっていなかったのだ。それを聞くと、頬杖を付きながら立石は言った。

 「なるほど。それで彼は、まだ諦めきれず、あなたとの友人関係をずるずると続けているって訳ね。沙世、あんた、そりゃ、振るよりもずっと残酷よ。きっちり振ってやりなさい」

 そう言ってから、彼女は沙世の様子を観察するように鋭い目を向けた。

 「何でよ?」

 しばらく迷ってから、沙世はそう返す。どうも抵抗があるようだ。

 “……やっぱりか”

 その反応を受けて、立石はそう思った。実は彼女は、沙世が本当はアキの事を好きなのではないかと疑っていたのだ。ただ、恐らく彼女自身はそれに気付いていない。そして、アキは勇気を振り絞ってその生温い友人関係を終わりにしようとした訳だが、沙世はそこにまだ甘えていたがったのだ。だから、無自覚のうちに、その友人関係を持続させる手段を彼女は執ったのだろう。

 “こいつは、見かけよりもずっと子供っぽいから……”

 彼女はそう思うと言った。

 「あんたさぁ、どうやって、そのサンノキって男の人と付き合い始めたの?」

 「なんか、突然道で話しかけれてね。偶に見かけているうちに好きになったって告白されて、それでまずはお互いを知り合うところからで良いから、付き合わないかって言われて」

 「あんた、そんな話によくOKを出したわね」

 「だって、駄目だって思ったら直ぐに別れても良いって言ってくれたし、それに、なんだか穏やかそうな人だったし」

 その言葉で、立石は完全に沙世に対して呆れた。そんな言葉を信じるのもどうかと思うが、恐らくその話を受けたのは、アキとの友人関係を持続させる為だろうと考えたからだ。彼女は彼が彼女に期待を持ち過ぎるのを防ごうとしたのだろう。もちろん、無自覚だろうが。

 そして、その計画は今のところ、上手くいっている事になる。村上アキは自分の気持ちをどうする事もできないで、彼女との友人関係を続けているのだから。

 「沙世って不器用なクセに、狡猾よね」

 その後で、嫌味たっぷりに立石はそう言った。

 

 サンノキという男が、長谷川沙世に対して抱いていた想いが、果たして異性に対する恋愛感情と呼べるものなのかどうか、沙世は今では疑問を持っている。単なる感覚的なものに過ぎないが、それは恋愛感情とは別の何かだったのではないかと彼女は思っているのだ。ただ、どうであるにせよ、彼がとても強く沙世に執着していた事だけは確かだった。

 サンノキは、沙世と付き合い始めた頃、既に社会人だった。

 長身で痩せていたが、それでも温厚そうな印象を沙世は受けた。顔は面長でカッコいいとはいえないが、不細工にも思えない。人畜無害そうな人だと、そう沙世は判断した。沙世に初めて話しかけて来た時も、どこか垢抜けない感じで、巧みに人を騙すタイプにはとてもではないが思えなかった。

 そこに、彼女は安心をしてしまったという事もあるのかもしれない。

 彼は非常に落ち着いていた。子供のように話す沙世の言葉をいつも黙って受け入れ、興味深そうに聞いてくれる。無理に沙世に肉体関係を迫るといった事もない。だから、当初は沙世は彼にまったく危険性を感じてはいなかった。恋人とは思えなかったが、好印象は持っていたのだ。

 沙世が初めて彼を怪しいと思ったのは、立石から謎の説教を受ける一週間ほど前の事で、その時、彼女は彼と食事を取っていた。それは学生なら滅多に入らないだろう、やや高級そうなレストランで、いつになく彼は饒舌だった。

 「ま、確かに、わたしの入っているサークルは、ロボット人権団体と繋がりがありますけど、わたし自身は別にそういう運動には興味がありませんよ」

 そう沙世が言うと、サンノキは満足そうに大きく頷いた。

 「それは良かった。僕はロボットに人権を与えるなど、絶対にあってはならない事だと考えているからね」

 それに沙世は首を傾げる。

 「何か問題があるんですか? それに」

 その沙世の言葉から、やや非難がましい雰囲気を感じ取ったのか、サンノキはこう答えた。

 「あるね。もっとも、ロボット自体に問題がある訳じゃない。中にはロボットを憎悪しているような連中もいるようだが、僕が問題視しているのは、飽くまで人間側だよ」

 少し考えると、沙世はこう訊いた。

 「つまり、ロボットに人権を与えるという事が、人間に悪影響を与えるというのですか?」

 「その通り」

 そう言って、彼は酒を一口飲んだ。それから、こう続ける。

 「ロボットを人間視すると、人間が人間を見る事にもその影響は及ぶのではないかと僕は考えているのだ。人間を、ロボットと同じ様な道具と見做すかもしれない。悪くすれば奴隷制の復活も有り得るのではないかと、僕はそんな懸念を抱いている」

 それを聞いて沙世は「はぁ」と気のない返事をした。考え過ぎだと思ったのだ。しかし、彼の表情は真剣そのものだった。本気だとしか思えない。

 ただ沙世はサークル活動を通して、ロボット人権団体の人間に接する事が多くなって、こういった極端な思想に触れるケースに多少は慣れていた。それで特に恐怖感のようなものは覚えなかった。そしてそれから、ふと思い付いて、こんな事を言ってみたのだった。

 「それにしてもサンノキさんってやっぱり大人ですよね。わたしの知合いの男の子なんて、大して怖くもないロボットの怪談を嬉しそうにわたしに話すんですよ」

 それから彼女は、ちょっと前にアキに聞かされたロボットの怪談を話した。ロボットが小さな男の子の言葉通りに行動してしまい、友達を殺してしまうという話だ。「ヤなヤツ、コロしたよ。ホめて」と、最後はアキの口真似で彼女が締めると、サンノキは薄らと笑ってこう尋ねて来た。

 「それを話した男の子というのは、村上アキ君かな?」

 その発言に、沙世は驚く。

 「そうですけど…… あれ? わたし、彼の事をサンノキさんに話しましたっけ?」

 「ん? まぁ、話しているよ。彼は仲の良い友人なのだろう?」

 “仲の良い友人”。沙世はそこにサンノキが妙な含みを持たせたような気がした。それに沙世には村上アキの事を、彼に話した記憶がまるでなかった。

 後になってからこの時の事を思い出して、恐らくサンノキは既に沙世について色々と調べていたのだろうと彼女はそう考えた。だからアキの事を知っていたのだろう。それでアキの告白を受け入れなくて良かったと、彼女はそう思ったのだった。もし、受け入れていたら、アキは彼から何か危害を受けていたかもしれない。

 ただ、その時はそこまで変には思わず、そのまま彼との食事は終わったのだが。

 

 「仮にロボットに人権を与えるような事になっても、人間をロボット扱いするような事にはならないわよね?」

 サンノキとその食事でそんな会話をした、直ぐ次の日の事だった。沙世は偶然に大学の教室で会ったアキに、そう質問を投げかけた。

 「何それ?」

 アキは不思議そうにそう返した。沙世は言い訳をするように言う。

 「ロボットと人間の区別が曖昧になるなんて事はないわよね?って話」

 それを聞いてアキは「ふむ」と、そう言うとこう続けた。

 「チューリング・テストって知っている? これは、機械が人工知能を持つかどうかを判断する為の方法として考案されたテストなのだけど、簡単に言えば、誰かが機械と話をして、人間と区別がつかなかったら合格ってものだ。

 実際にこのテストに合格する人工知能も知っての通りたくさんあるのだけど、その事実には、ある種の社会的とも哲学的とも言える問題が付き纏う。

 人間と区別がつかないそれに、人格を認めない社会的な正当性が果たして何処にあるのだろうか?ってね」

 村上アキは子供っぽい外見をしているし、話し方もキャラクターも子供っぽいのだが、それでも雑学は豊富に持っているのだ。それで“市井の考者達”とネット上で呼ばれる知識者集団の一員にもなっているのだが。だから沙世は意見が聞きたくて、彼を頼る事がよくある。

 「つまり、人間をロボット扱いするって事があるかもしれないって意味?」

 そう沙世が質問すると、「いやぁ、それは、どうかなぁ?」と彼は返した。“どっちじゃい”と沙世は思う。

 「ロボットを人間扱いするってのは有り得ても、その逆は考え難いと僕は思うけどね。物に霊が宿るとする、アニミズム信仰は世界各地で観られるけど、その逆はあまり聞いた事がないよ。奴隷制だって別に人間を道具と意識している訳じゃないと思うし。支配の対象として、比喩で使われる場合はあるけどね。まぁ、もっとも、完全にないとも言い切れないけど」

 そのアキの説明に、沙世は「やっぱり、そうよねぇ」とそう返した。

 沙世も彼の言葉通りに実感していたのだ。撫でてやると無邪気に喜ぶ(ように見える)ロボット達を、彼女は可愛いとそう思ってしまう。それがプログラミングされた結果、発現しているだけのものである事は充分に分かっているのに、それでも彼女はそう感じてしまうのだ。しかし、そう感じても人間をロボットだと思った事は一度もない。だからサンノキにも、先の食事の時にその通りに彼女は言ったのだ。

 「サークルでロボットに触れ合っていて、ロボットを犬とかみたいに可愛いと思ってしまう事はありますけど、その逆はありませんよ。人間をロボットだなんて思えない。少なくともわたしは、ですが」

 それを聞くと、何故かサンノキは「君はサークルで、ロボットを可愛がっているのかい?」とまったく関係のない質問をしてきた。

 「ええ、可愛がっていますよ。撫でると喜ぶし触り心地も良いので、よくやっています」

 人間が触れたがる事も考えて、肌触りの良いロボットも多く出回っているのだ。思わず撫でまわしたくなるような。

 そう彼女が答えた時、彼女はサンノキが冷徹そうな表情を浮かべた気がした。怒っているのを、無理して我慢しているような。気の所為だったかもしれないが。

 ロボットに関する怪体験が始まったのは、それからしばらくが経ってから、先に述べたように立石が沙世に説教をした、ちょうど次の日からだったのだが、或いはそんなやり取りがあった所為で、沙世はそれを普通に事故だとは感じられなくなっていたのかもしれない。彼女には、まるで、ロボットが明確な意図を持って、それをやったように思えてしまったのだ。

 

 その日、サークル室で友達と話している最中、ロボットが沙世の近くで転んだ。それが初めの異変だった。ロボットはナイフを持っていたから、彼女の印象によく残っている。彼女は腕をそれで切ってしまった。大した事はなかったが、それでも恐怖を感じはした。

 そして、それからも、ロボットが沙世の近くで転ぶ事が度々起こるようになってしまったのだ。ロボットがコーヒーを持っていたり、もっと重い荷物を持っていた場合もある。

 あまりに頻繁に起こるので、沙世は流石にロボットが怖くなってきていたのだが、それを周囲に言う事はできなかった。何故なら、沙世の所属していたサークル“ロボットとの新たな生活の方法を考察する友の会”には、ロボットに好意を持っている人間が多いからだ。ロボットの悪口は厳禁だった。

 だから、沙世はそれを「わたしってば、すっごく運が悪い」などと笑い話にして誤魔化していた。つまり、何も対応を執らなかったのだ。どうしようかとも思ったが、アキにも相談はしなかった。彼は必要以上に心配するだろうし、それに、彼女を追いかけて、彼がこのサークルに入ろうとするのを、強引に止めた経緯もあったものだから、なんとなく言い出し難くもあった。

 そして、そんなある日にロボットによる“金魚殺害事件”が起こってしまったのだった。

 沙世が金魚鉢を洗う為に、サークル室を訪れると、ロボットが金魚を握りしめて立ち尽くしていた。金魚はロボットの手の中で、潰されて死んでいた。

 そして、それからロボットは沙世を見ると、嬉しそうにこう言ったのだ。

 「ヤなヤツ、コロしたよ。ホめて」

 沙世はそれを聞いて、悲鳴を上げた。

 

 沙世の悲鳴を聞いて、サークル員が数人集まって来た。そして、沙世が事情を話した事で、それからサークル内のロボット全てに、クリーン処理が行われたのだ。余計な行動パターンは削除し、必要なものだけが残された。彼らはロボットのプログラムに何かしらバグが発生してしまったと考えたのだ。もっとも、そのバグは発見されなかったのだが。

 この時の彼らの対処で悔やまれるのは、その削除した行動パターンの記録を残しておかなかった事だろうか。

 ただ、その作業以降は、沙世はサークル内で何も変わった体験をしなくなった。ロボットの行動に何も問題はなくなっていたのだ。その為、やはりバグが原因であると彼らは考えた。しかしそれから直ぐに沙世は大学を卒業し、サークル室には入らなくなったので、本当にそれで問題が解決したのかどうかは分からなかったのだが。

 そして、就職先である介護寺で、沙世は再びロボットの怪体験をする破目になるのだった。

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