異世界!?
その日の帰宅後
「あ~、田中うぜ~」
「はぁ~、そういえば教会に深夜に行けば何があるんだろ・・・」
「・・・ムフフな展開があったりして(笑)」
「いくっきゃね~~!」
「ふふふ、オラワクワクが止まらね~ぜ」
夜11:55分教会
(俺レベルになると夜に教会に来るなんて朝飯前だぜ)
(さ~て、何が起きるかな)
(てか、エリカいね~)
(お!足跡・・)
(隠れてっと)
トントントン・・・
ギイ~
「はぁ~、こう毎日呼び出されると疲れるわね」
「まぁ、これも王女の宿命かしら」
「それにしても、異世界で学校に通う修行なんて、なんの意味があるのかしら?」
(異世界?女王?何のことだろ・・)
「そろそろね。」
深夜0時
その時、突然光り出した
教会全体がありえないほど
「まぶし!!」
「え?だれ?ひと???」
「おい!これなんだよ!!」
「これ・・」
ピカー
意識がもっていかれる感じがあった
具体的にいえば、下に落ちるイメージ
ジェットコースターに乗ったことがある人ならわかるだろう
あの、一番高いところから落ちる感じ
いつまでも落ち続ける
そして・・・
「痛って~~~」
「ここは・・・」
どこを見渡してもただの森
あたりには木しかなく、あたりには人もいない・・
聞こえるのは虫の鳴き声のみ
「は~どういうこと、何!昼だし、森だし、人いね~し、エリカもいね~し」
「あ、そっか、これ夢だ」
「寝れば覚める、おやすみ~」
5分後
「!!!まだ夢か!ていうかもしかしてこれ現実か・・」
「うぉ~!!!」
ドカ!ドカ!ドカ!
木を蹴る!木を蹴る!木を蹴る!
「痛ってえ~」
「はぁ~最悪。何だこれ何だこれ何だこれ」
「訳わかんね~~~」
ぎゅる~~
「はぁ、腹減ったし、どうしようこれから」
「とりあえず、エリカ見つけよう」
「そうしよう、はぁ~」