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ももたろう (3)
そんなこんなで鬼が島への旅へと(強制的に)送り出された桃太郎。
旅の途中でおばあさんに言われた通り『きびだんご』を使ってお供も確保することに成功します。
犬(ウェルシュコーギー・ペンブローク 原産国イギリス)。
プロゴルファー(クラブは自作の木製ドライバー一本しか持っていないうえ、プロゴルファーといっても自称で、ノーライセンス)。
雉(隼型水雷艇)。
以上、三人?のお供を見事に得ることができた桃太郎は、自分でお供にしておきながら、そんな自身のお供選択基準が明らかに狂っている事実には眼をつむり(特に二番目のお供に関しては別の意味であまり触れすぎると怖いので。著作権的に)、お世辞にも意気揚々とは言えない勢いで一路、鬼が島に向かって水雷……雉に乗り、最大船速で大海原を渡るのでした。