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story.71

「……朝から、よくそんな重たいものが食えるな」


クロスとセフィの前に頼んだ朝食が出てきたところでエリトラが店の食堂に降りてくるなり、2人の目の前に山盛りで盛られている朝食を見て言うと、


「……」


セフィは出てきたものが予想外だったようでひきつらせた笑みを浮かべているが、


「……体は資本なんでね」


クロスはジルから出された朝食を平然と食べ始めている。


「遅かったね。エリトラもこれで良いかい?」


ジルは笑顔でエリトラに聞くが、


「……俺は軽めのものが良い」


エリトラはあんなものは食えないと思っているようで、ため息を吐くと、


「サンドイッチとコーヒー」


ジルに朝食を注文する。


「了解」


ジルは返事をして、エリトラの朝食を作り始めると、


「……眠い」


エリトラはまだ寝たりていないのか眠そうに言い、


「……やっぱり、2、3日休養にすれば良かったな」


この街に着いてすぐに仕事を入れた事を少し後悔しているように言う。


「まぁ、これが終わったら、しばらく休めば良いだろ」


クロスはエリトラに向かい言うと、


「まぁ、そうだな。昨日はあれからゆっくり寝たし、大丈夫だろ」


エリトラはセフィが店を出て行った後、すぐに眠ったようで固まった身体をほぐすように身体を伸ばしているとジルがエリトラの朝食を運んでくる。



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