表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

73/159

71 スク水は正義

( ´ ▽ ` )ノ♩

明日からプール開き、女子の水着姿にウキウキする生徒も多いと思うだろうが、残念ながらウチの中学はちゃんと男女別の水泳の授業となっている。そもそも、通常体育ですら別なのに同じなわけないということでして。それと、中学生ともなれば男女で合同で水泳なんて所はあまり多くないんじゃないかな?


まあ、俺としては琥珀のスク水姿を他の男に見られなくて済んでホッとしているが。いや、だって琥珀たんの可愛いスク水姿を見たら男子は絶対に襲いたくなるもの。それくらい琥珀は可愛いからね。


とはいえ、多少の残念感は当然ある。スク水琥珀たんとかレア過ぎて……想像すると色々ヤバいなぁ。


コンコン。


そんなことを自室で考えながら参考者を読んでいるといつもの控えめなノックが聞こえてきた。俺としてはもうノックとか面倒だし同じ部屋でもいいとは思うが……まあ、琥珀たんにもプライベートなスペースは必要だろうしね。


『あっくん。いいかな?』

「いいよ。入って来て」


そう返事をするとドアが開き、そこから琥珀が姿を見せた。……何故か水泳用のボタンで止められるタオルを巻いて。


「明日の準備?可愛いタオルだね」

「えっとね……それだけじゃなくて……」


もじもじする琥珀。焦らずゆっくりと待っていると、やがて意を決したようにタオルを脱いでその下のスク水を見せてきた。紺色のワンピースタイプの普通のスク水。だが、琥珀の発展途上な胸とこの歳にして整ってるスタイルは俺としてはかなりぐっとくるものがあり、思わず内心で『イエス!』とガッツポーズを取っていた。


「ど……どうかな……?」

「うん、いいと思うよ」


とはいえ、スク水を褒めていいものかについては少し判断に迷ってしまう。これが普通の水着ならいいのだが、スク水は人によっては褒めても嬉しくないと思われるかもしれないし。まあ、幸いにも琥珀は喜んでくれてるけど。


「でも、急にどうしたの?」

「あのね……お母様が、あっくんにも見せるべきだって……」


なるほど、またあの母親か。こんな素晴らしい琥珀を見せて貰ったことには感謝するが、それはそれとして、純粋な琥珀を狼さんモードになりつつある俺に差し出すとは……俺が理性的じゃなければ今頃子供が出来てるよ。


男の子なら白夜、女の子ならましろかな?


母親に似てくれれば美少女、美少年に育つはず。なんて空想の世界もいいが、とりあえず目の前の琥珀だな。


「そっか、じゃあ夏休みは海とかプール行くから、その時に他の水着も見てみたいな」

「う、うん……少し恥ずかしいけど……」

「泳ぎも教えてあげるからね」

「……!うん!ありがとう、あっくん」


昔みたいに俺と水遊び出来ると知って嬉しそうな表情を浮かべる琥珀。思えば、小さい頃は庭先でビニールプールで遊んだり、保育園でもよく一緒に遊んでたものだ。


あのロリ琥珀も可愛いものだが、成長したなぁとしみじみ思う。そんな訳で琥珀たんを食べるのが楽しみです。






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 応援しています、頑張ってください [一言] 中学は男子校……
[一言] あっ!そう言えば中学の頃水泳男女合同だった…
[良い点] くぅ!スク水琥珀たん!絶対可愛い!
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ