113 大人の関係?
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朝、新聞配達の癖が抜けなくて、やっぱり早く目を覚ましてしまう。琥珀の寝顔を眺めてるだけでも楽しいが、琥珀が祖母の手伝いで朝食の準備をするまでまだ時間があるし、一度起きてストレッチをして外を走る。
叔父さん連中は皆酒が抜けてなくてまだ、寝てるだろうし、叔母もたまの実家なのでゆったりと寝てることだろう。そんな訳で誰もいない中準備をして見慣れた田舎道を走る。
あの後、琥珀と一緒に寝ると悪夢は見なかった。
ただ側にいてくれるだけが、こんなにも心強いとは思わなかったが、それだけ琥珀の存在が大きいのだろう。
情けない部分を隠しても仕方ない。
出来るだけカッコよくありたいが、本当に辛い時は琥珀は助けてくれる。それが何よりも嬉しかった。
それだけで、俺はまた琥珀にどっぷりと惚れ込むのだが、仕方ない。
大きめのお風呂でシャワーを浴びて、また布団に戻る。
そして、琥珀が起きるまで寝顔を眺めてから、目覚ましのアラームが鳴る少し前に寝たフリをする。
「ふぁ~……」
可愛らしく欠伸をする琥珀たん。寝たフリをしていると、琥珀は俺が起きてないことを確認してから、そっと頬に口付けをして軽く頬を赤らめて言った。
「おはよう、あっくん」
着替えは流石に俺の部屋には無いので、着替えるために外に出た琥珀。だが、俺はそんなことよりこんな可愛い行動しかしない幼なじみがどうしようも無く愛おし過ぎてやばかった。
だらしなくなりそうな顔をなんとか引き締めていると、ノックも無しに、従姉妹である未来姉さんが入ってきて言った。
「……ん。暁斗、昨夜はお楽しみ?」
「んー、まあ間違ってはいないかな」
「……最近の子は早い」
「まあ、弁明は特にしないけど、これでも琥珀のことは大切に思ってるからね」
その言葉で未来姉さんは察したのか聞いてきた。
「……まだしてないの?」
「もう少し後でもいいかなって」
「……暁斗はきっと獣になる」
「男は好きな女にはそうなることもあるよ」
「……女なら見境なく?」
「俺の場合は琥珀限定かな」
「……種としての生存本能が偏ってる」
そう言い残して部屋を出ていく未来姉さん。まあ、大方起きたらパジャマパーティーしてた琥珀が居なくて俺のところに訪ねてきたのだろう。あれで意外と面倒見がいいのだが、口数が少ないし、そんなイメージを持つ人は少ないだろう。
なお、この後ありのままを他の従姉妹達に伝えて、琥珀たん既に大人の階段飛び越えている説が出て、皆でニマニマ見てきたのは言うまでも無いだろう。




