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焉蒼のヴァイキャリアス  作者: イツロウ
Ⅱ 紅の好敵手
44/202

  23 -過去-

 前の話のあらすじ

 訓練が終わり、シンギは山岳部隊の実力の無さに呆れていた。

 訓練後に食事をしていると、シンギはセルカにソウマと仲が良くなったと言われ、再度ソウマとの関係を確認する。

 シンギはもともとソウマを倒すことを目標にしていて、ソウマと仲良くなるつもりはなかったのだ。

 シンギはそれを再確認し、ソウマから離れるべく自室に戻った。


  23 -過去-

 

 僕はシンギの事をとても気に入っている。

 今時あんなに闘争本能剥き出しのランナーも珍しいし、何より彼はVFを自由自在に操る才能を持っている。

 僕――『柏木綜真』には遠く及ばないが、数多いるVFランナーの中でも抜き出て強いことは間違いない。

 VF、リアトリスの性能と相まって、大抵の相手には余裕で勝利できるはずだ。

 だが、それではまだ不十分だ。

 シンギはもっと強くなれるし、実際に強くなると確信している。

 僕と一緒に訓練をすればもっと高い成長速度を実現できるはずだ。そうなれば、将来再興したVFBでシンギと一緒に試合をすることも夢ではない。

 シンギがいればVFBは昔以上に盛り上がることだろう。

 しかし、問題はシンギが一筋縄ではいかない性格の持ち主だということだった。

「すみません、私が変なことを言ったばかりに……」

「気にしなくていいよ。元々あんな性格だって僕もわかってる。いわゆる天邪鬼あまのじゃくってやつなのかな……。」

 つい数分前のことだ。

 セルカちゃんの何気ない一言のせいでシンギは食堂から出ていってしまった。

 ……よっぽど僕の事が気に食わないみたいだ。

 あんな性格の持ち主だし、僕のような最強のランナーと一緒にいるのが我慢出来ないのかもしれない。

 それだけ向上心と敵対心と闘争心に満ち溢れているとも言えるが、それはシンギ自身の成長の妨げになる。

 まぁ、あんな性格だからこそシンギだと言えるのだし、僕はそんなシンギに惹かれている。

 シンギと一緒にいるのは楽しいし、刺激に満ち溢れている。

 CEで仕事をできているのもシンギのお陰だ。感謝してもしきれない。

 昨日の今日で仲良くなれるとも思ってなかったことだし、今回は気長にシンギと交流することとしよう。

 とは言え、このまま放置していると色々とまずい気がする。

 そう危惧した僕はセルカちゃんに助言を求めてみることにした。

「ねえセルカちゃん、シンギと仲良くなれる方法は無いかな? このままだと仕事にも支障が出そうだし、早く解決しておきたいんだ。」

 セルカちゃんはシンギが席を離れた際に倒れた椅子を立て直しながら答えてくれた。

「そうですね……。本来は私が仲を取り持つべきなんですけれど、男性同士が仲良くなる方法なんて全く知らないので……。」

 セルカちゃんは申し訳なさそうに言って、そのままシンギが座っていた椅子にちょこんと座る。そして、手に持っていた布巾でテーブルに溢れていたお茶を拭き取る。

 テーブルに座っているカルティカや他のランナーは黙ったまま食事を続けていた。

 彼らにアドバイスを貰うのは少し無理がありそうだ。

「うーん……」

 シンギは基本的に単純な人間だ。

 だからこそこういう時は難しい。シンギの中には確固たる信念があるわけだし、それを外部から変えるというのは不可能に近い。

 シンギと仲良くするためにはシンギ自身が僕に対して心を許してくれないと無理なのだ。

 でも、そんな呑気なことも言ってられない。

 色々と考えていると、セルカちゃんが僕にアドバイスを送ってくれた。

「あの、とりあえずお互いにさらけ出してみるのはどうでしょうか。ソウマさんの故郷の日本では“腹を割って話す”とか“裸の付き合い”なんて言葉もあるみたいです。ソウマさんのことを知れば、シンギさんも少しは心を開いてくれると思います。」

「そう言えばそんな言葉もあったね。ここ数年日本語なんて話してないからすっかり忘れてたよ。」

 案外この方法はいいかもしれない。

 僕はランナーとしてのシンギの事しか知らない。

 当然シンギも僕のことをあまり知らないはずだ。

 何でもいいからお互いに話し合えば、今後仲良くなるために役立つ情報を入手できるかもしれない。シンギだって僕のことを理解してくれるはずだ。

「アドバイスありがとう、セルカちゃん。……早速実行してみるよ。」

 こういう事は当たって砕けろが基本だ。

 これ以上シンギとの関係が悪くなる事もないのだし、恐れずに話してみようではないか。

「いえ、そんな、ソウマさんのお役に立てて光栄です。」

 セルカちゃんは僕の感謝の言葉を受けてはにかんでいた。

 同じチームメンバーとしてここまで好意を持ってくれていると思うと、本当にありがたい。

 今度何かプレゼントでも用意しておこう。

(さて、早速シンギを探そうかな……。)

 僕もシンギと同じように席を立ち、シンギを探すために食堂から外に出ることにした。



 ――シンギを見つけるのにさほど時間も苦労も掛からなかった。

 この寒い中外に出るのは考えられないし、整備員がいるハンガーに向かうとも思えない。

 ……となれば、ひとりきりになれるゲストルームに行ったと考えるのが自然だ。

 そんな僕の予想通り、シンギは4階のゲストルームのベッドの上で仰向けになり、足を組んで寝転んでいた。

 僕は開けっ放しだったドアをノックし、シンギに声を掛ける。

「――シンギ、このまま距離があると色々と不都合があると思うんだ。だから、少しお互いのことを話し合わないかい?」

 部屋の外から話しかけると、すぐにシンギが棘のある口調で返してきた。

「問題ねーよ。意思疎通ができりゃそれで十分だっての。」

「僕らの仲が悪いままだとみんなにも負担がかかるんだ。……特にセルカちゃん、結構責任を感じているみたいだったよ。」

「……。」

 セルカちゃんの事を話題に出すと、途端にシンギは気まずそうに僕から顔を背けた。

 なるほど、セルカちゃんはシンギに対してかなり有効みたいだ。

 味をしめた僕はセルカちゃんでシンギを攻めることにした。

「ここはセルカちゃんの為にも、一つ仲良くなろうよ。」

「……。」

「形だけでもいいんだ。このままだとセルカちゃん、ストレスのせいで具合が悪くなるかもしれないよ。元々体も丈夫じゃないし、こんな寒い場所で過ごしているとすぐに風邪を引いちゃうだろうね。」

「仕方ねーなぁ……。」

 シンギは思った以上にあっさりと折れてくれた。

 やはり僕の見立て通り根はいい人間なのだ。

 セルカちゃんに対してだけ甘いのかもしれないけれど、今はそこまで追求する必要はない。

 今大事なのは僕とシンギが仲良くなって、スムーズに依頼をこなせる状態を作り出すことだ。

 僕はシンギの気持ちが変わらないうちに、セルカちゃんのアドバイス通りの事を実行することにした。

「そうと決まれば話は早いね。……シンギ、服を脱いでくれないかい。」

「!?」

 シンギはベッドから飛び起き、驚愕の表情を僕に向けた。

 やはりセルカちゃんの言う裸の付き合いというのはまだ早すぎるのかもしれない。

 なんだかちょっと意味を間違えている気がするが、多分これで合っているはずだ。

「ごめんごめん。こんな所で脱ぐのもなんだし、一緒にシャワールームにでも行こうか。」

 笑顔を保ったまま部屋に入ると、急にシンギが怯えた表情を浮かべ、ベッドの上で後ずさった。

 そしてそのままシンギはベッドから降り、部屋の隅に移動して僕から距離をとる。

「……な、何するつもりだよ。何か怖いぞ。」

 何を怯えているのだろうか。

 やっぱり恥ずかしいのかもしれない。僕は旅行の時も特に問題なく大浴場に入れるし、帰郷した時にはよく露天風呂にも入る。

 シンギはそういう習慣がないところで暮らしていたに違いない。

 肌を見せることがタブー視されている地域もあるのだし、ここは譲歩してみよう。

「まぁまぁ、シャワールームには仕切りもあるし、別に恥ずかしくないだろう?」

「恥ずかしいとかそういう問題じゃねーよ。なんで俺がお前とシャワー浴びなきゃいけないんだ?」

「だから、さっき言った通り僕達が仲良くなるためさ。……日本の大浴場では親しい人や目上の人の背中を洗浄するのが慣わしなんだ。その方法で仲良くなろうと考えたわけさ。」

 セルカちゃんのアドバイスに脚色を加えて説明すると、シンギは額に手のひらを押し当てて重い溜息をついていた。

「洗浄って……なんだよそれ……」

 そして、更に警戒心をあらわにして僕に手のひらを突き出す。

 どうやら近付くなというサインらしい。

 不用意に近付くと攻撃されそうだったので、僕はおとなしくそのサインに従うことにした。

 シンギはそのサインに加え、言葉でも僕に警告してくる。

「俺は別にいい。絶対こっち来んなよ。」

 こうなると裸の付き合いが実現できなくなってしまう。

 今はこれ以外に効果的な方策がないので、何としてもこれを実現させたい。

 困った僕はとうとうシンギの性格上の特性を利用することにした。

「なんだいシンギ、強気そうに見えてかなりのシャイなんだね。それとも体に自信がないのかな? ん?」

「……うっせーぞ。」

 短い付き合いだが、今までの経験上、シンギにはこうやって煽ってやるのが効果的だ。

 シンギは面白いくらいに挑発に乗ってくれるし、喧嘩腰に話しかけたほうが反応もいい。

「ちょっと二人で話がしたいだけなんだ。……シンギは僕と二人きりになるのが怖いのかい? もしそうなら、僕に対して恐れを持ってるってことになるね。」

「お前なんか何とも思ってねーよ。」

 シンギは部屋の隅から離れ、僕がいる部屋の入口付近まで鼻息を荒くして移動してきた。

 そしてシンギは僕の正面に立つと、挑戦的な眼差しで僕を睨んだ。

 ここまで来ればもうシンギも“いや”とは言えないだろう。

「……だったら一緒に行こうか。これもセルカちゃんの為だ。協力してもらうよ。」

「いいぜ。先に行ってるからな。」

 シンギはわざとらしく僕の体に肩をぶつけ、一人で部屋から出ていってしまった。

 あれだけ威勢よく言ったのだし、逃げるというのはありえないはずだ。

(さて、どうやってシンギの話を聞こうかな……)

 二人きりになれる条件は満たしたが、肝心の話題がまだ決まっていない。

 お互いのことを知るためにはやはり過去の話が最適だろう。……が、それを話題にしたところでシンギが素直に話してくれるのだろうか……。

 そんなことを思いつつ、僕は下の階にあるシャワールームに向かうことにした。



 ――シンギを追いかけてシャワールームに入ると、シンギは丁度ロッカールームから個室シャワーユニットに入るところだった。

 この基地のシャワールームは脱衣用のロッカールームとシャワー用のエリアとで区切られており、シャワー用のエリアには一人用のシャワーユニットが4つほど並べられている。

 ユニットといっても薄い板で仕切られているだけで、ほとんど出入りは自由だ。会話も問題なくできる。

 その気になれば無理やり使用中のユニットに入ることもできるだろう。

 僕もすぐに服を脱いでシャワーユニットがあるエリアに足を踏みれる。

 一番端にあるシャワーユニットからは湯気が発生していた。シンギは既に体を洗っているらしく、石鹸のほのかな香りが周囲に立ち込めていた。

 僕はその香りを鼻で感じつつ、シンギの隣のユニットに入る。

 そして、遠慮なくシンギに話しかけた。

「やぁシンギ、来てくれて嬉しいよ。」

「……で、ここでどうやって仲直りするんだ?」

 思ったよりも反応は良い。シンギも僕と会話する気はあるみたいだ。

「色々とお互いのことを話そうじゃないか。そうすれば理解が深まると思うんだ。……話すことはなんでもいい。趣味とか、故郷のこととか、色々話そう。」

 隣のユニットに向かって言うと、シンギの冷たい言葉が返ってきた。

「俺から話すことなんかねーよ。話したいなら勝手に喋ってろよ。」

「つれないなぁ……」

 ここまで連れてきたはいいものの、まだシンギはセルカちゃんの発言に対して怒りを感じているみたいだ。

 どうせ僕が話したところで興味を持ってくれないだろうし、早速スキンシップに移ることにしよう。

「そうだ、背中でも洗ってあげるよ。」

 そう宣言して僕は一旦シャワーユニットから出て、シンギのユニットの出入り口のドアに手を掛ける。

 すると、それを察したのか、シンギは内側から鍵をかけた。

「だから、こっち来んなって言っただろうが!!」

 やっぱりいざとなると恥ずかしいらしい。

 少し慌てたシンギの態度を目の当たりにし、僕のいたずら心にスイッチが入ってしまった。

 こうなれば、意地でもシンギの背中を洗ってやろうではないか。

「いやいや、さっきゲストルームでも言ったはずだよ? 僕がシンギの背中を流すって。約束は守ってもらわないと困るよ。」

 僕は昨日もこのシャワールームを使っているので、このドアが外側からでも鍵を外せることを知っている。

 思い切りノブをひねればロック部分が少し緩み、ちょっと力を加えるだけでドアが開くのだ。

 僕は問答無用でそれを実行する。

 すぐにドアが開いたが、少し開いた時点でシンギが中からドアを力づくで固定していた。

「ちょ、待て……」

 本当にシンギは僕に見られるのが嫌らしい。

 拒否の言葉をいう余裕もないみたいだった。

 このまま力を加えていてもドアは開かないだろう。しかし、押して駄目なら引いてみろという言葉を僕は知っている。

 ドアに掛かる力を少し緩めると、シンギはバランスを失ってシャワーユニット内で体勢を崩した。

 その隙に再度力を加えると、ドアは簡単に開いた。

「あ……。」

 ドアが空いた瞬間、中にいるシンギを見て僕は絶句してしまう。

 目の前にあるシンギの体には無数の生々しい傷跡があったのだ。

 体はもちろんのこと、腕や首、そして足に至るまで全身に切り傷があり、中には十数センチに渡って縫われた痕も確認できる。

 見間違いかとも思ったのだが、明らかに変色しているし、本物の傷跡に間違いなかった。

 それを見て、僕は自分がやってしまったことを反省する。

「これは僕が全面的に悪いね。謝るよ。」

 シンギが頑なに見られるのを拒んでいたのはこういう理由があったからだろう。

 そういえば普段もあまり半袖や短パンを着ていないし、ランナースーツに着替えるときは全く人目につかない場所まで移動している。

 年中暖かい海上都市群で常に長袖を着ているという時点で気付くべきだったかもしれない。

 シンギはというと、傷跡を見られても体を隠すこともなく、堂々としていた。

「俺は別に見られても構わねーよ。ただ、こうやって同情されるのが嫌なだけだ。」

 同情……。

 僕は確かにシンギに対して同情の念を抱いている。

 こうなった経緯を考えるだけで、どれだけシンギが壮絶な人生を送ってきたかがわかる。

 虐待されていたとは到底思えないので、どれも荒事に巻き込まれてできた怪我なのだろう。

 切り傷以外にも銃創もあるし、かなりやばいことに足を突っ込んでいたのも容易に想像できる。

 まだ17歳なのに、いったいシンギに何があったのだろうか……。

 この傷跡だけでシンギについて色々と知れたような気がしていた。

 このまま憐憫の目を向けていてもシンギに失礼だと思い、僕は気を利かせて言葉を返す。

「別に同情はしてないさ。……むしろ褒めてあげよう。傷跡は男の勲章だって言うし、立派なものだよ。」

「本当にムカつく野郎だな、お前は……。」

 僕の言葉が可笑しかったのか、シンギは呆れ口調で言って力なく笑っていた。

 これ以上はこの話題に触れるつもりはなかったのに、シンギは僕の予想に反して傷について話し出す。

「それに、これは全部くだらねー喧嘩でできた傷だ。勲章とは程遠い……。」

「なかなかヘビーな喧嘩だったんだね。」

 僕のイメージでは“喧嘩”というより“抗争”に近いのだが、シンギが喧嘩というのならそうなのだろう。

 そもそも、シンギの言う喧嘩がどの程度の基準のものなのか気になる……。

 シンギは自分の体の傷を眺めながら懐かしげに話していく。

「数人相手なら余裕なんだが、あの時はどうしようもなかったからな……。素直に逃げりゃ良かった。」

 この怪我の原因の出来事のことを言っているのだろうか。

 気になった僕は詳しく事情を聞いてみる。

「なんで逃げなかったんだい?」

 しかし、僕が質問したところで急にシンギは首を左右に振り、僕に背を向けた。

「……もうこの話は止めだ。」

 そうやすやすと話せないくらい嫌な思い出なのだろう。

 背中にもある傷跡を眺めつつ、僕は再度問いかける。

「仲良くなりたいとかそういうのは抜きにして純粋に興味があるよ。聞かせてくれないかい?」

「話したところでお前には分かんねーだろうよ。小さい頃からVFの訓練ができるような恵まれた環境にいたお前にはな。」

「ひどいなぁ。それを言われると何も言い返せないよ。」

 今回は無理に話を聞き出す必要もないだろう。

 こうやって少しでも会話ができただけで十分だ。

 そう判断した僕はシンギが入っているシャワーユニットから離れ、自分のユニットの中に帰る。

「取り敢えず、少しはシンギのことを知れて良かったよ。明日からもよろしくね。」

「ああ……。」

 僕が退くと同時にシンギはシャワーエリアから出て、ロッカールームへ去っていった。

(シンギ、過去に何があったんだろうか……。)

 単に仲直りするためにここに来たのに、あの傷跡を見たせいで余計シンギのことが気になってしまった。

 ――シンギ・テイルマイト。

 彼の人生は他の誰よりも複雑で壮絶そうだ。また機会があれば聞いてもいいかもしれない。

 ……とりあえず、今回の仕事の間はシンギが僕を避けるようなことはないだろう。

 いつまでも裸のままでいても寒いだけだし、僕もシャワーを浴びて体を温めることにした。


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