族滅
族滅という刑罰があります。
これは古代から近世まで行われていた刑罰で、重罪人の家族や一族までも処罰します。
どのような罪で行われる刑罰かと言いますと、これは反逆罪、不敬罪に適用されました。
時代に拠って「族」の範囲が変化するのですが、最も重い「十族」では本人以外の、配偶者、父母、子、兄弟姉妹、祖父母、孫、伯叔父母、甥姪、従兄弟姉妹の親族姻族に加えて、門弟までも処罰対象としていました。
最も多く処罰されたのは「三族」で、これは直系血族の父母、子に加えて姻族である妻が含まれます。この「三族」に妻の父母(姻族)が含まれるかは、その事例によって異なります。
東洋史に頻出する族滅ですが、西洋でも古代ギリシアやローマ帝国では割と多く行われています。
西洋では王侯貴族の婚姻関係が進んだ結果、族滅を実行すると他国の王侯貴族までも処罰することになり、そこから戦争が起きかねない状況でしたので、次第に行われなくなります。
西洋で族滅が行われたのは、ナチスによるレジスタンス狩りと共産党による粛清が最新の事例です。
我が国でも族滅は行われており、豊臣秀吉が実子に豊臣家を継承させるためだけに、甥の秀次を切腹させ、妻妾に至るまで悉くを処刑しました。その中には嫁いできて三日ほどの女性も含まれておりました。
苛烈な刑罰であることから、近代刑法では行われなくなりましたが、私はこの刑罰については国家反逆罪での適用を認めるのが良いと思います。
それは刑罰の実行するのを是とするのではなく、親類縁者を巻き込む恐れのある犯罪に対して一種の抑止力としての効果を期待してのものです。
例えば反日活動というのは国家や国民に対する反逆罪ですから、このような暴挙に対して族滅を以て臨めば、安易に反日活動に勤しむ犯罪者は減るでしょう。
その最初の適用者として、「日本ハンディキャップ論」とかいう愚かな考えで我が国を貶め、「加藤紘一官房長官談話」や「河野洋平官房長官談話」等で「従軍慰安婦」という捏造された事例で我が国及び国民に多大な損害を与えた上、後に反論しようとした外務官僚を抑圧して我が国、国民の名誉を毀損した極悪人については十族滅を実施して、その威を示すのが良いでしょう。
この場合、門弟とは外務省に存在するとされる「チャイナスクール」です。
本人、配偶者、子並びにその配偶者、孫並びにその配偶者、兄弟姉妹並びにその配偶者、甥姪並びにその配偶者、伯叔父母並びにその配偶者、従兄弟姉妹並びにその配偶者の悉くを誅戮して、世間一般に反日活動が国家反逆罪、国民全体に対する犯罪であると宣言するのが良いでしょう。
「従軍慰安婦」関連では、この問題を拡大再生産した新聞社やマスコミ関係者も「姻族を含めた三族滅」とするのが良いでしょう。そもそも「慰安婦問題」が浮上した当初、国内のマスコミ各社は韓国へ取材に訪れましたが、却って「朝鮮人をバカにするな!」と一喝されています。「女子供が連れ去られているのに、黙って見過ごす腑抜けはいない」と。これはもっともな主張ですし、現実的にも日本軍の対応を知っていれば、「従軍慰安婦」なる存在が流布されているような存在ではないと、誰でも理解できます。
他にも「南京虐殺」という虚偽を流布している者も族滅の対象者とせねばなりません。
この嘘を最初に吹聴した者は後に「中国共産党の主張するままに執筆したので、文句は私ではなく中国共産党に述べて下さい」と、記事の裏取り調査すらせずに公表したことが明らかとなっております。
これら明らかな国家と国民に対する損害を与えた首謀者については、見せしめに族滅するしかありません。
何故ならば、「従軍慰安婦」の嘘も、「南京虐殺」の嘘も明らかとなっているのに、未だにこの嘘を吹聴している輩が存在するからです。
これらの嘘を是正するには、嘘の大元を大々的で衝撃的な手法を用いて処罰するのが効果的です。
そして、これらの反日活動を処罰することで、他にも嘘に嘘を重ねて反日活動を行っている者たちに警告を与える契機となるでしょう。
勿論ながら表現の自由や言論の自由を守りながらですから、フィクションとして「従軍慰安婦」や「南京虐殺」を扱うことはできますが、これらを事実かのように流布する行為は処罰されなければなりません。
最近ではファクトチェックセンターとか名乗る団体が、杜撰な手法で他人の言説を虚偽扱いしていましたが、国民による調査でファクトチェックセンターの言説が虚偽であることが判明しております。
無責任な団体や個人に対する効果的な処罰を考慮する時代が到来したのかもしれません。