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一茜の歌集(にのまえあかねのうたノート)

一茜の歌集(にのまえあかねのうたノート) まぼろし

作者: 一 茜

虹色異譚集企画哥合は勝手に私が作っています


虹色異譚集という同人誌を作るのでそこの投稿作品を私が部屋で考えていただけです(。-_-。)

令和元年、虹色異譚集企画哥合に、天の川の見えぬ空を見て



七夕を

祝う都邑(といふ)

(あか)ければ

天の川をも

(さは)りとならんや



《訳》

七夕を祝う街が明るいので、天の川が(彦星と織姫が会う)妨げとなるだろうか。いや、ならない。


《語彙》

都邑(といふ)

みやこ。街。


明し

「明るい」の古語。


障り

妨げ。障害。邪魔。


《作者の話》

みなさん、おはこんばんにちは!一茜です。


今日は七夕ですね!いかがお過ごしでしょうか?


あまり和歌を覚えていない私なのですが、七夕の和歌といえば


このゆうへ

ふりくるあめは

ひこぼしの

はやこぐふねの

かぢのちりかも


(このゆうべに降る雨は彦星が急いで漕ぐ船の梶の水が散ったものかもしれない)


雨が降ったらなぜか織姫と彦星が会えないと言われてますが、それを利用して雨が降ったけどすっごく幸せそうな彦星さんを表現したものですね!


やはり、七夕の時の天気って関心が高いことなのだと思います。


洗車雨という言葉があり、七夕の前日に降った雨を表す言葉です。彦星さんが牛車(ぎっしゃ)を洗う水だと言われています。


でも少し違和感無いですか?


白鳥座の人どうしてるの?って。


七夕伝説もはっきり誰かが決めたものではなく、中国と日本の伝説が混ざったものらしく少しあやふやなんだそうです。


少しマイナーになってしまっていますが、水に星を映して楽しむのは日本特有がそうです。お酒に月を映してから飲むのと同じように、お皿にベガとアルタイルを映すと、願い事が叶うとかなんとか。


江戸時代には盥にそれらを映して、二つの星が混ざり合うように水面をゆらゆらとかき混ぜたそうです。


ロマンチックですね!


さて、そんな七夕ですが、天の川とか、彦星とか、織姫とか全部現代でも一緒なのが少し驚きです。


まあ一年に一度しか使うことがないので変化しにくかったというのが現実かもしれませんが。


それではここらへんで終わろうと思います。

ありがとうございました。


皆様に31文字の魔法がかからむことを


(七夕の夜までに投稿できてよかった)


本作は「同人誌『虹色異譚集』企画」参加作品です。企画の概要については下記URLをご覧ください。

https://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/1423845/blogkey/2352385/(「小説家になろう」志茂塚ゆり様活動報告)

なお、本作は下記サイトに転載します。

http://nijiiroitanshu.seesaa.net/(「虹色異譚集」企画:seesaablog)


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