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-白と黒と緑と赤と-<3白1黒×3黒1白>

某動画でテトリスでやおい妄想ということを聞きまして・・・

実際の801板ではちょっと違った盛り上がり方だったのですが、擬人化してみるとこうなのかなと。

二番煎じですかね(ーー;)

テトリスのあの短い間の物語。

エロは残念ながらほとんどないと思います。

捏造多いしね。

もしかしたら、男女の区別ないのかもしれません。

でも作者としては男の子と男の子の恋愛未満ってことで。

四つの色のテトリス(一応擬人化)


勝手にテトリスの機能増やしている部分があります。妄想で・・・(きっとそんな高性能テトリスもあるはずだ・・・!)


*第一セット


ぽつんと舞い降りてきた僕

この小さな囲い、それが僕の世界

僕はここにいるよって

早く仲間が振ってこないかな





一向に僕の色は落ちてこない。

ふと僕とは違う隅をみると僕と違う者(色)達の集まりができていた。


そんな時真っ白な白い君が・・・

いきなり上から降ってきた君

そして

僕の隣にちょこんとうずくまる。

何で君はそんなところに居るの?

君の色はあっちにいっぱい集まってるけど。


一向に集まらない僕の仲間。

最初はすぐ消えるのが僕達の運命。

それが僕達の幸せ

そんな風に思っていた。

それなのにこんなところにやってきた君は何て馬鹿な奴なんだろうと最初は思ってたけど、なかなか集まらない仲間同士何やら連帯感(まぁ、勝手だけど。)が生まれたような気がする。



「君は・・・」

「何?」

「君がいてくれてよかった気がする」

「なに?初めての挨拶がそれ?」

こちらこそ初めて見る君の顔がそんなにふくれっ面しているなんて思わなかったよ。思ったより君は怒りっぽいのかな?

「君はすぐに消えちゃう僕らの運命どう考えるの?」

さっきまで考えていた僕は確かにこのことについて考えていたけれど、あの子にとっては唐突すぎる質問だよな・・・少し反省してしまう。

むっとしながらな真剣な顔。彼は何やら考えてくれたみたいだそして口に出そうとした。

「いや、ごめん何でもない」

僕は遮ってしまう。

君は何事もなかったかのようにまた静かに座ったままだった。


僕は消えたくなんてないのかもしれない。


こんな僕を君は・・どう思う?

なんて

側にいる君に聞きたかったけど

一緒に居るそれだけでいいかな何て

僕はそのまま何も言わずにちょこんと側にいる。

見上げるとタワーが出来上がっていた。

天へと続くもの

人生ゲームも終盤

きっと僕はこのまま何も変化なくこの一生ゲームを終えるんだろうな何て。

君にさっきの答えも聞けずに。


ちょこんと座っている君

ねぇ、そっぽ向かないでこっちを向いてよ。

なんて勝手なことを考える僕、

どうすればいいんだろう。




ゲームが終わってしまう瞬間が訪れる。

そっか。このまま消えてしまうのか

でもまぁいっかな何て思えてしまう

君がいるおかげかな何て

最後位とそっと君の方を向く僕

君もそれに気がついたのか、それとも自分の意思だったのか


そして、君がそっと笑った。

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