表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

『街道沿いのプレスマンの木』

作者: 成城速記部

 大きな街道沿いに立っているプレスマンの木が、夏の間は街道を歩く旅人に休息の日陰を与えていたのに、秋になって実が熟してくると、旅人が、プレスマンを落とそうとして、幹を蹴ったり、枝に石を投げたりしました。

 プレスマンの木はこれを嘆きました。もう少し時がたてば、これでもかこれでもかと、プレスマンを降らせて、街道を行く人々の癒やしになろうと思っていたのに、そんな心も知らず、無体をする人々に、いつか災いを食らわせてやろうと、かたく心に誓うのでした。



教訓:心ない人は、恩がわからずあだをなすものです。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ