表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/66

13 ロルカの心

よろしくお願いします。



 もしも剣に目があったとしたなら、その目を見開いていたであろう。

草むらをかき分け、時には獣道を歩き、辿り着いた先に立派な道がある。

そして、その向こうには、栄えているであろう街が見える。


 そこには、元あった風の村としてのひっそりとした佇まいは無い。

それどころか風の村は妖魔達によって破壊されたのだ。

その村が、まるで栄華をを誇っているかのように再生している。

パステルナークは立ち止まるようにベディエに伝えると、素早く念通力を消す。

既にパステルナークの放った念通力を悟られているかもしれない。


「どうしたの?」


「あの街は妖魔達に巣食われている」


「妖魔が居るの?」


「そうだ、迂回しなさいベディエ。今の私達では勝てない。エリオット達と合流するまでは堪えるしかない。行きましょう、ベディエ」


「分かったよ、母さん」


「この街を迂回して歩けば森に出る。その森を破壊されていなければ、そこには小川があり、多くの薬草が繁っている。そこまでは休まずに進みましょう」


「もし、森林が破壊されていたら?どうすればいいの?」


「弱気なことを言ってはいけません。一度決めたら信じなさい。貴方のその胸に巣食っている不安を取り除きなさい。その迷いを捨てなさい。そなたの父は決して勇敢な騎士であった訳ではない。エリオットやアラゴン、神聖なる白い鹿に助けられながらも岩山の王の前に立ったのだ。私が言いたいのは、協力して助け合って戦わなければならないと言うことではない。ベディエ、そなたの父は弱音を吐いたことなど一度もなかった。信じたものを最後まで信じ続けた。ロルカ王とはそういう人なのですよ」

ありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ