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36、洗濯


 騎士を二人一組にして、月に一度くらいのペースで送り出す。

 報告書や手紙を届けさせるついでに人員を少しずつ入れ替えるつもりだったのに、なぜか同じ奴らが戻ってくるんだよなぁ。

 別にいいけど。


 天候次第のところはあるけど、基本的に週に一度は洗濯の日。

 風呂に入るのはもちろん、衣服を洗う。


 王子自ら(たらい)に湯を張ってフミフミするんだから皆、(いや)も応もないのだ。

 あ、キルヒャー先生は火熨斗(ひのし)係ね。

 細かい(ひだ)まで丁寧に、意外に上手いんだけどその小麦粉製の(のり)、私の服にはノーサンキューです。


 ああ石鹸、石鹸がほしい。

 なんでムクロジは見分けられるのに、あのヤバそうな薬品の成り立ちを知らないんだろう。

 まあ半端に知識があったところで、ぼたっと皮膚が溶け落ちる夢など見れば怖くて手が出せんわね。


 あとニ~三年もすれば、余剰生産分で消毒用のアルコールくらいは作れるようになるか?


 もっとも私は、水さえあればいつでもお湯が使える。

 私の機嫌が悪くても薪を燃やせばいいわけで、皮脂汚れはかなり落とせてる……はず。

 くんかくんか。うん大丈夫。

 衣装箱にはラベンダーのポプリを入れてるしね。


 重労働ではあるんだけど洗濯物が乾くまで移動できないし、なんとなくのんびりした日になる。

 練習がてら交代で見張りはさせてるけど、常時《感知》してるから危険がないのはわかっているし。


 キルヒャー先生が将来どうするつもりなのかとか訊いてくるから、思いつくまま語っちゃったよ。



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