転生?なのか
何なのだろう。この人生は。意味があったのだろうか。人々の恥さらしにされて、痛めつけられて。何なのだろう。本当に。この人生に…この世界に…意味なんてあるのだろうか?
あれから…どれくらい過ぎただろうか…?僕は今、ビルの上に立っている。今から飛び降りるつもりだ。正直死ぬ意味すらわからないが、生き残るよりかはマシだろう。
「さて、とっとと死ぬか」
そう呟き、僕はそのビルから……飛び降りるのだった。
「う…う〜ん」
だんだん意識が覚醒する。なんだか、悲しい夢を見ていたような…そんな感覚だ。
「何なんだろう?」
考え込む。しかし、今はそれよりももっとた大切なことに気付いた。
「あれ?ここどこだ?(゜A゜ )」
周りを見渡すと、そこには大きな木が立っていた。一本の気がそびえ立つ。10cu程度だろうか?結構高いな。
※1cu=2m
これって…もしかして…迷子ってやつか?
まぁ、どうでもいいか。とりあえず人を探そう。
そう考えた僕はその平原を歩き始める。
…が、
「見る限りでも家なんて無いんだけど…僕人生終わった?」
そう呟いてしまう。そりゃ当然だ。何つったって、この平原…本当に広いのだ。しかしまぁ、時々洞窟のようなものがあるわけだが、危険っぽいから入らないようにしている。
「あら、もしかして迷子かな?」
突然。本当に突然後ろから声がした。
全く周りを警戒していなかったので気付けなかった。
後ろを振り向くと同時に今考えついた技を放つ。なんだか、急に思いついた。そんな技を使ってみる。
あれ?この人何も悪くなくね?と今さら気づきながら…
百首 桃色 『乱れて今朝も』
瞬間。僕の体から妙なオーラのようなものが出る。頑張って威力を落とし、命中率を下げたんだが、当たってしまったようだ。
そして、食らったと思われる相手を心配し、すぐに確認しようとする。
…が、その瞬間…後ろから気配がした
「後ろ…がら空きだよ?」
その言葉を聞いた僕は…
なんだかんだでこういうのも好きですね。最後まで書き終わってるので、絶対最終話まで投稿します。