考える我が輩。バレンタインについて
今回は我が輩、バレンタインについて考えてみようと思う。
バレンタイン。
言わずと知れた元千葉ロッテマリーンズの監督だ。
分かってる。みなまで言うな。そっちじゃないって言いたいのだろう。
我が輩、お前の気持ちちゃんと分かってるから。
だからチョコをくれ。ギブミーチョコレート。
我が輩、学生時代はバレンタインとは無縁の生活を送っていたので、正直なところを言えば、バレンタインについて考察出来る程の良い思い出も無い。悪い思い出もないので、その点は良かったとホッと胸を撫で下ろす所存。
母君と妹様のチョコなんてノーカンに決まってる。
別に我が輩がモテないとかではない。
モテないのが一般的平均男子の普通の日常である。神様辺りに、我が輩、容姿は平均値でって言った覚えもないのだが、平均値なので仕方ない。
モテるお前らがおかしいのだ。つまりお前らは変人だ。やーいやーい。
凄く虚しい。
虚しさをバネにして頑張って考察するけども、我が輩、毎回毎回思い付きの行き当たりばったりで書いてるせいか、何を書いているのか自分でも分からなくなってくる。
これまでに書いた我が輩シリーズを読み返しても、「この時の我が輩の頭は一体どうなっていたのだ?」と不思議に思えてしょうがない。我が輩、何かの病気ではないだろうか?
でもたしか、人間ドック(あとがき注釈1)では異常なしだった。
我が輩、都合の良いところだけを信じて生きたいと思う。
我が輩の事はどうでもいい。
すぐ話が脱線するのは我が輩の悪い癖である。
最初は真面目にバレンタインについてを考えようとしていた。
だが、何故かロッテの監督が出てきて、バレンタインが我が輩の頭をしっちゃかめっちゃに掻き乱して、結果この様である。バレンタインが憎い。
バレンタインがお菓子会社が企てた陰謀だというのはテレビか何かで見た記憶がある。我が輩、頭に異常があるようなので、それ自体が我が輩の妄想かもしれないが、見たと信じたい。都合の良いところだけ信じたい。
でな?
バレンタインというイベントが、お菓子会社の陰謀だとするならばだ。
バレンタインという名前の監督が、ロッテの監督に就任したのもお菓子会社の陰謀ではないだろうか?
具体的に企業名を挙げると、ロッテ。
こんな事を書くと、我が輩、明日の朝日を拝めないかもしれない。
暗殺である。
ロッテが我が輩を暗殺するかは五分五分として、ロッテにはこんなキャッチフレーズが付けられている。
お口の恋人ロッテである。
この際だからハッキリ言わせて貰うが、我が輩、お付き合いをオッケーした覚えがとんとない。
それなのに、何故か恋人面をしてくるのである。メンヘラだろうか?
それとも、我が輩が忘れているだけで、知らず知らずに、或いは別の並行世界か何処かでオッケーしてしまったのだろうか?
大体である。
お口の恋人という事は、ロッテさんは我が輩の可愛いらしいお口が目当てであって、我が輩の外見も内面にも興味が無いのである。
我が輩のお口が目当てのビッチと言わざるを得ない。
お金目当てなのもマイナスポイントだ。
想い人からチョコは貰えないは、ビッチに恋人面されるは、チョコを贈るバレンタインなんてロクなものではない。
我が輩がエクスデス(あとがき注釈2)なら真っ先に消し去っている。
我が輩、別に嫉妬してバレンタインを批判しているわけではない。何故かロッテの話ばかり書いているのは気のせいだろう。チョコパイ大好き。
我が輩が本気を出せばバレンタインにチョコを貰うなど造作もない。
策はいくらでもあるが、簡単そうなモノを挙げる。
まず、可愛い女の子がバイトしているコンビニに行くのである。
コンビニにはバレンタイン用の包装がなされたチョコがあるのはご存知だと思うが、その中から好きなチョコを選び、レジへ。
そうしてレジでお金を払った後、商品を受け取らずに足早にコンビニを出る。
そうすると、少し慌てて店員さんが追い掛けてくるので、店員さんがチョコを差し出して来たら「え? 俺に? ありがとう」と言って受け取るのだ。
凄く自然だ。
とてもスムーズな流れだ。
「コンビニの可愛い女の子からチョコ貰っちゃった」と自慢し、周囲から羨望と嫉妬を一手に集め、我が輩有頂天。
まぁもっとも、我が輩友達とかいう都市伝説の存在は信じてないけど。
真似するのは自由なのだが、ただひとつ注意点を述べておくと、間違ってもホワイトデーにお返しなんて渡そうとしてはいけない。そこは注意して欲しい。
汚物を見るような目を向けられかねない。最悪、事案である。
今年も娘ちゃんにチョコを貰えると信じつつ、ここらで筆を置きたいと思う。
今回はここまで。
*注釈1
・考える我が輩。人間ドックについて、で初めて行った人間ドック。健康診断という謳い文句で我が輩を騙してガス室に送ったアウシュヴィッツ強制収容所。
*注釈2
・ファイナルファンタジー5のラスボス。無の力で世界を滅ぼそうとする悪い人。ファファファと笑う。「カメェェェッー」と叫ぶ程、亀が嫌い。