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国境門★

「さすがに、国境の門は立派なものだね」


「ですねぇ…。

周りの壁も高くて、不正に乗り越えるのはとても無理そうです…正面から行くしかないかな」


『門番の人たち、目つきがイヤらしくてなーんか嫌な感じよねーっ?』

『やーーん!』


『んー。…ギルドカード、チェックしてるね…?』



レナたちは、ついに国境門付近に辿り着いた!


少し遠くに見える門はとても立派で、頑丈そうで、加えて複数の軍人たちが通る者のカードチェックをしている。

数名の旅人や商人たちが、門を出入りしていた。



ここまでの道のりは長く、とってもハードなものだったな…と、一同の頭の中に様々なキツイ思い出が蘇る。

特に強烈だった人喰い大クマの姿を思い出してしまい、ぶるりと身体を震わせた。

…本当に、短い期間でいろいろな事があったものだ。

この国境越えは、そんな彼女たちの最後の試練と言っていいだろう。



▽国境を 越えろ!



レナたちは木の影にこそこそと隠れて、突破するための作戦を相談しあった。

まずルーカが話す。



「僕が門番たちの思考を読みとってみるよ。

距離が遠いから、そっちに集中力を持っていかれちゃうと思う。

その間、周囲の警戒を任せるね?」


「はい!」


『『『がってん承知ーー!』』』



鋭く目を細めたルーカが門番を見つめて、安定のチート魔眼を発動させた。

一人一人の思考を丁寧に読みとっていく。



門番の頭の中は…流石ガララージュレ王国の兵と言うべきか、とにかく腐っていて酷いものだった。

"国境の門番"という高給取りな仕事を権力で掴みとったらしく、いたのは貴族のボンボンばかり。

ガタイの良いマトモな雇われ傭兵などは、日の当たる壁上でキツイ巡回業務をさせられている。

それなりに鍛えられた身体と高級防具で、通る者を威圧してはいる門番だが…肝心のギルドカードの中身は適当にしか見ていないようだ。

本人確認もおざなりである。


反対に商人の荷物はねちっこくしっかりチェックしていた。

己の欲望に忠実な彼らは、裕福な商人たちには袖の下を要求してすらいて、完全に意識はそちらを向いている。

正面から門をくぐるなら、商人ではなく旅人に化ける方が良いだろう。

ルーカは、レナたちにそう伝えた。



「なるほど…。

旅人になりきるのですか。

怪しまれないように、ただ変装するよりも、リリーちゃんの[幻覚]スキルも使ってカモフラージュした方がいいですよね?顔とかも。

完璧に旅人に変装できるほどそれっぽい服を持ってるわけでも無いですし…」


「そうだね。

僕が簡単なローブとシャツをいくつか持ってるから、それを汚して、なんとか旅人っぽくごまかそうか。

そして、幻覚で顔を変えよう。

…リリー、[幻覚]で、僕らの姿を偽れそうかな?」



二人に話を振られたリリーは、少し悩んでいた。



『うーん。

…動いているものに対して、周りから見ても違和感がないよう幻覚をかけ続けるのって、ちょっと難しいの…。

ギルドカードにも、[幻覚]、かけた方がいいもんね?』


「うん。

ぜひ、お願いしたい。

相手に[看破]スキル持ちはいないし、ギルドカードに幻覚をかけることができたなら、本名を知られずにすむからね。

名前が変われば、怪しまれる可能性もグンと減る。

…万が一名前でピンとこられても困るし。

姿とギルドカード両方に[幻覚]をかけてもらいたい所だけど…リリーの負担になっちゃうか…。

どうしよう?」


「[鼓舞]スキルを使えば従魔のスキルの力も強化されますけど、順番待ちしてる間にテンション効果が切れちゃうかもしれませんね。

…ううーーん!困った!」



3名が、うんうん唸りながら頭を抱えていた。


正攻法で門をくぐるなら、リリーの[幻覚]スキルは必須になる。

しかし、それを長時間多くのものに対して使うには、まだまだ彼女は実力が足りなさすぎた。

ご主人さまのギフトで強くなったが、まだレベル4の未熟なフェアリーなのだ。



しかし門番たちにやる気が無かったのは、レナたちにとって良かったと言える。

それにより、国境越えの成功率が飛躍的に上がったのだから。


実は、門番たちは、通信魔道具で政府からジュエルスライムと主人の死亡説が伝えられたため、警戒を緩めたのだった。

逃亡中のルーカ王子については…「大事に飼われていた王族のぼっちゃんが、まさかこんな所まで来れるわけないだろう」と、思われている。


主人たちに向かって、クレハとイズミが、ぴょんぴょん跳ねながら提案した。



『ねー?

クーとイズが、レナとルーカの身体の表面にうすーく貼り付くのはどうかなー』


『そしたら、筋肉モリモリのごつーい身体を簡単に再現できるよー!

顔を変えて。レナたちの動きに合わせてイズたちも動けばいいし、そうすれば、リリーの[幻覚]負担も少なくなるよねっ?』


『『万が一門番に触られても、生ムキムキだから怪しまれないよ!』』



「「『天才…!!』」」


『『えっへん!』』



なんと驚いたことに、クレハとイズミはほぼ100点の作戦を提案してくれた。

おふざけばかりのスライムではないのだ!

彼らは、褒められて嬉しそう。


クー・イズが言ったのは、全く異なる身体の造形を[幻覚]のみで再現するのではなく、スライムボディで型を作った上に「投影」してみせれば負担が軽くなるんじゃない?ということ。

とても良いアイデアだった。

門番になめられないよう、ムキムキな身体を作ってくれるらしい。


グレープフルーツ大なスライムたちは、うすーく伸びてやっとレナたちを覆えるほどである。

身体は小柄なままでムキムキボディ…面白い見た目になりそうだ。

ちなみにルーカ先生もこの世界の男性にしては小柄で、身長は172cm。レナは158cmである。



「さっそく試してみよう!」


『『はーーい!』』


「「よろしくお願いします」」



まず、レナとルーカが白シャツ・ズボン・ローブの冒険者風の衣服に着替えた。



▽スライムをまとって 変身してみよう!




***




『じゃあ、覆うからねー?』

『うっへっへ』


「「お、お願いします…」」


『…ファイト!みんなー!』



怪しげな笑み(イメージ)を浮かべたキラキラしいスライムが、主人と先生ににじり寄っていく。

じり…じり…うへへ。すっごく楽しそうである。


覆われるのを待つばかりのヒト族たちは、顔を引きつらせていた。

…やばい。あのクレハとイズミのことである。イタズラされないとも限らなくない?

…いや、信じている!

このような場面でふざけるような子達ではないと、主人たちは信じているのだ!



『あらぁ~~?』

『手が滑っちゃったわぁー!』

『『そーれ、こちょこちょーー!』』


「~~~ッ!?あっはっはははーーッ…!」

「くっ…!…!」



信頼は簡単に裏切られた。

レナとルーカはこみあげてくる笑いを必死で堪えている。

光景を見て爆笑したかったリリーも、ガマンして腹筋に多大なダメージを負っていた。


主人らの服の中にスルリと入り込んだスライムは、よりにもよってぷるぷると細かく揺れ動きながらボディを伸ばしていき、敏感な素肌を蹂躙していった。

騒いではいけない状況下でこの仕打ちは、もはや拷問である。

スライムしか得をしない現場が出来上がっていた。



『『…うん!こんなもんかなー?』』



ようやく、ムキムキボディの造形が終わったらしい。

プルプルくすぐり攻撃が止められ、…赤と青のおっさんと化したレナとルーカが、地面にぺたんと座り込みながら荒く息を吐いていた。

本当に誰得な光景だ。



『うっ…ぷぷぷーっ…!

ご、ご主人さまぁ。…[幻覚]かけるねッ?…ぷふっ』


「「よろしくお願いします…」」


ヒト族2名はもうぐったりとしている。


『スキル[幻覚]ッ!』



リリーの魔法によって、赤と青に染まっていたスライム肌は、黒みをおびたヒト族らしいものに変化していく。

少し荒れた肌に、手入れのされていないボサボサの眉毛と髪。ちっちゃいおっさんの姿。

…この人物のモデルは、そう…

まさに盗賊アーンポーン・コンビのものであった!

身体が超ムキムキではあるが、ゲスくて、どこかおマヌケなこの顔は間違いなく彼らである。

主人たちは嫌そうだが…生まれて数日の魔物たちは、サンプルとなる薄汚れた姿のおっさんなど彼ら以外知らなかったので仕方がない。



「うわぁ」

「幻覚だって分かってても、いざ自分がなってみるとキツイなー…」



そんな事を言っても仕方ないのである!


とりあえず、イタズラしたスライムたちには後で"おしおき"をすることに決めて。

レナとルーカは自分たちの動きをゆっくり確認し始めた。

一歩、二歩と、手足を動かして歩いてみる。


『…ん、これなら、複数の[幻覚]もいけそうなの!』


リリーの負担も重くないようで、何よりだった。


…しかし、数メートルほど歩いたあたりで、主人らの動きとスライムボディがだんだん連動しなくなってくる。

スライムたちは普段ぷよぷよと弾んで移動しているので、ヒト族の手足の動きがきちんと理解できていないのかもしれない。

たまに、スライムボディからレナたちの本来の手足がはみ出るホラー現象が起きていた。


おっさん化を解いて、一同はもう一度話し合う。



「…魔人族として、クレハとイズミ自身がヒト型に慣れてみたら、ヒトの身体の動かし方が分かるかもしれない」


「『『魔人族…?』』」



目をパチパチさせているレナと従魔に、ルーカが手短に説明していった。


「魔物は何度かクラスチェンジして強くなると、最終的にヒト型をとれるようになって、魔人族と呼ばれる存在になるんだ。

ヒト族に似たカラダに、もともとの魔物の特徴…耳や角なんかが足された見た目だね。

レナの従魔たちは、まだ一段階しかクラスチェンジしていないから本来ヒト化できない筈だけど…スペシャルギフトの影響なのか、もう変身できるみたい。

そう視えてる。

…試してみない?」


「みんなすごーい…!」


『『『えっへん!』』』


「レナのギフトもね」


「ヒト化したら、ずっとヒト姿のままなんでしょうか…?」



首を傾げて尋ねるレナ。



「いや、彼らの本来の姿は魔物だから。

自分の意思で、ヒト型になったり魔物に戻ったりできるよ。

ヒト型をとるのは、いわば"娯楽のため"だからね。

強くなって知能の上がった魔物たちは、野生の生活だけでは物足りなくなるらしい。

…だから、ヒト族の言葉を使って他種族との会話を楽しんだり、服や装飾品でオシャレをしたりすることが目的のようだよ。


ヒト型が本体で、魔物の姿にもなれる、魔人族から固有の種族に派生した者たちもいるのは知ってる?

樹人族、竜人族、天使族などだね。

それぞれが町や村を作りながら、別の大陸で生活している。魔人族と混じって街にいる場合もあるよ。

…こんなところかな。


よし。

リリーのヒト化練習はまた今度ちゃんとしようね。

まずは、クレハとイズミから。

…ヒト化してみてくれるかな?

自分がヒト族の形をとるイメージを頭の中でしてみたら、身体が変化していくはずだよ」


『『まじかー!ガッテン!!』』


『はーい…。むぅ』


「ワクワクするね。ファイトー!」


『『ごっ主人さまぁーーー!頑張るねーー!』』



主人に応援されて、とってもヤル気が出たらしいスライムたち。

鼓舞をかけた訳でもないのに、身体の表面を張りつめさせてプルプルしていた。

身体の中に空気を溜めながらぷくーーっと膨らんでいって…えいやーー!



まず、手足用の部分がうにょにょーんと形造られていく。

次に、頭。そして顔。

…つまり過程は首なし状態なわけで、とてもグロいことになっている。

肌がガラス細工のような赤と青なので、グロさは抑えられていたが、まだグロ耐性の弱いご主人さまはさり気なく目を逸らしていた。

だんだんと、人間の子どものような姿になってくる。



『『…いっくよぉーーっ!?』』

『きてぇーーっ!』


リリーがいつものスライムのおふざけを完コピしていた。仲良しは良いことである。


スライムたちの体が、ふわっと柔らかい光に包まれてきた。



ーーー光が消えて…

まず現れたのは、白くきめ細やかな子どもらしい柔らかい肌。

宝石をそのまま櫛でとかしたような、ルビーとサファイアを思わせる美しい髪に、ジュエルの名に恥じない綺麗に整った顔。

性別不明なスライムだけあって、男女どちらにも見られる容姿である。

見た目年齢は7歳くらいだろうか?



▽クレハと イズミは ヒト化の術を 取得した!



<<従魔:クレハ・イズミが魔人族として承認されました!>>

<<称号:[魔人族]が追加されました>>

<<ギルドカードを確認して下さい>>



『『…じゃじゃーーーん!!』』



スライムたちはとても嬉しそう。

久しぶりに世界の福音を聞いたレナだったが…しかし、今はそんなことにかまっている余裕はなかった。

…ヒト化したばかりの従魔はまっ裸なのである。



「…きゃああああーーっ!?

ふ、服きて服きて服ぅーーっ!?」


『『やーーん☆』』



一人きりで真っ赤になって、自らの鞄にあったシャツを大急ぎでクーイズにかぶせた。

ボタンをはずしてあげる手間も惜しかったらしく、頭からズボッとかぶせ込む。



▽幼児クレハと イズミは 裸ワイシャツ姿だ!

▽とてもいけない感じがする…



しまった、悪化している。

しかしこれ以上はもうやりようがないのである…!


「くっ…!」


オーバーリアクションで頭を抱えたご主人さま。

うちの子達がこんなハレンチな格好をしてしまっているなんて…!と、保護者思考だ。

ルーカの持っていた着替えのズボンは、今は旅人の変装用に使われていて、これ以上衣服の余裕はない。


…見えてはイケナイ部分はなんとか隠れているので、妥協するしかないだろう。

ルーカが「そんなに落ち込まなくてもよくない?」と元気付けていた。


二度目になるが、スライムたちの格好を気にしているのは主人だけである。

当の本人スライムたちは、すでに、楽しそうに歩いてみたり、ジャンプしてみたりし始めていた。



『『あっ』』

「…きゃーーーーっ!?」



たまに、慣れない魔人化が中途半端にとけて、顔や身体の一部がでろーんと崩壊しかけている。ゾンビーー!

今は肌もヒト肌仕様なので、とってもホラーなことになっていた。

小声で叫ぶご主人さま。

リリーが再びの爆笑をこらえるために、地面をぽかぽかと殴っている。



しばらくたったら、スライムたちの新しい身体慣らせも、十分にできたようだ。

最初はカクカクしていた動きも、なめらかなものになっている。


ためしに再度レナたちに張り付いてみると…問題なく自然に動きを合わせられた。


では、ギルドカードにも[幻覚]をかけて。

さあ……いくぞ!と、気合いを入れる。



…ここからは失敗の許されない、一発勝負なのだ。

自然と皆の顔つきも真剣なものになる。


リリーは少し離れた所から主人たちに[幻覚]をかけ続け、門を突破し隠れたタイミングで、一人壁を飛びこえる予定だ。

当然、その間は自分に[幻覚]をかけておく。

国境の外での合流となるだろう。

彼女が隠れる予定の場所付近は、しっかり入念に索敵しておいた。



街道を、ゲスい顔つきの小柄なおっさんが堂々とした足取りで歩いていく。

怪しまれないように。自分はアンポン、自分はアンポン…!と、ルーカ先生が読み取っていた彼らの名前で、自己暗示をかけている。

ついに、目指していた国境門が目の前に現れた…


これまたゲス顔の門番たちが、旅人全員を睨めつけるように観察している。

内心ドキドキとしながら、静かに順番を待つアンポン。

…ギルドカードを受付に手渡す。


「…んー」


…ピクリ、と、受付の男性の眉がはね上がった。

どうか、違和感を持たれていませんように…!と、祈るような気持ちでギリギリ無表情を保つ。


下手に演技などすると、ボロが出るかもしれない。

話すにしても、レナの少女声がおじさんから放たれるのはおかしすぎるし、ルーカはルーカで声質が貴族さますぎた。

黙って受付の顔を見やる。


…やがて、彼はダルそうにギルドカードを旅人もどきたちに返してきた。

ついでに冴えないおっさん達をからかってやろうと思ったのか、余計な言葉もついてきたが。



「…ちッ。

カード項目、クローズされてやがるな。つまんねーの!

はいはいどーぞ。通ってって下さいよ。

…なぁ。それにしてもあんたらのステータス値、随分しょぼいよなあ?

その筋肉はお飾りかい。

よくこれまで旅してて死ななかったもんだぜー。くっ、ぶふふっ!

…無反応かよ。

…その格好も顔面も美しくなくて、見てて不快だからよーー。

さっさと門通ってって、失せてくれや?」


「「…」」



アンポンは何も言い返すことはせずに、黙って受付に頭を下げた。

再び、「ちッ」とつまらなさそうに舌打ちをされる。


ザ、ザ、と、ろくに掃除もされていない砂にまみれた床を踏みしめて歩く。

わざと汚したローブの裾も、巻き上がる砂で、更に埃っぽくなっていった。



後ろで、もう退屈そうにあくびをしている受付男性。

他の門番たちは、一組前の荷馬車もちの大商人に夢中のようだ。

誰も、アンポンのような冴えない旅人に視線を向ける者はいない。

パラパラといた他の旅人たちにも軽く会釈をして、横を静かにすり抜けていく。


そして…目の前いっぱいに、草原のみずみずしい緑色が広がった。



ーーーレナたちはとうとう、門の外へと足を踏み出した!




▽国境を 越えた…!






ジュエルスライムイメージ

挿絵(By みてみん)

挿絵(By みてみん)


この小説の従魔は基本モンスター姿で、たまーにヒト型にもなります。


アーンポーン長かったので、簡単にアンポンと書きました。


読んでくださってありがとうございました!

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