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君が描くもの  作者: 鳥頭
8/12

3-1. 彼女の忘れ物

ふらつく体を無理矢理に進めていく。

さっき撃たれた脇腹が熱い。


忘れ物を届けるだけだっつってるのに、これだから頭が堅い奴は困る。

一撃で昏倒せずに反撃までしてきやがったし、色んな意味で頭が堅い奴だった。


最後のロックを解除すると、目の前には安らかに眠る彼女の姿があった。

人が必死で届けに来てやってるのに、いい気なもんだな。


俺は携帯端末を起動させると、設定を開始する。

転送の準備を完了させるとケーブルを取り出し、俺は彼女の首筋へと手を伸ばした。

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