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例示2

では、ペットロボット以外ではどのように共存ができるのであろうか。

人間をアシスト、つまり補助するための手段としてのロボットというのは、パワードスーツが最もよく知られた存在であろう。

強化服、ロボットスーツ、パワーアシストスーツなど、複数の呼び方があるが、全て同じものを指している。英語ではPowered exoskeletonと総称されることから分かるように、体の外部にロボットや機械を装着し、自らの行動をアシストするようにするのである。あたかも、強化された外骨格を持つような感じである。


パワードスーツの動作方法は、主にバッテリー駆動であり、背中に背負う形で摘むこともあるが、パワードスーツそのものに格納するという形態を取ることもある。機能としては、前述したとおり、人の動作を補佐すると言うことを目的としている。補佐するのは、主に動作であり、そのため、足、腕、胴体につけられることが多い。それぞれの部位に直接つけることにより、約500kgを持つことが可能となる。瞬間的であれば、なお重いものであったとしても持つことが可能である。

このようなパワードスーツは、人の動きに合わせて動作するように、プログラムされている。その仕組みは、神経を伝わっている電気信号を受信するように設定された電極を皮膚に貼り、または針を刺し、ごくわずかな時間差で動き始めると言うことである。

現在では、医療用もしくは介助用として、実用されている。筋力が低下した人に装着させ、補助を行うようにされている。リハビリ用として、利用されているものもあり、現在は医療用を主にして、使われ続けている。なお、軍事用として将来的に利用しようとしているが、瞬間的な力に機械が付いていけず、数回使うだけで使い物にならないという研究が、2014年にカライド博士の研究グループによって行われている。

軍は、パワードスーツを利用したいらしく、現時点でも、きわめて耐久性に優れたものの開発にいそしんでいる。

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