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AIと人間の差異

まず、ロボット―つまりAI―と人間の差異について説明する。


ロボットとは、人に尽くす物という意味合いで作られた、造語の一つである。造語とは、元々ある自然語とは違い、人が新しく作った単語のことを言う。ロボットという単語は、西暦1921年、チェコスロバキアの小説家であるカレル・チャペックにより書かれた作品のR.U.R.がその初出とされている。

この作品におけるロボットの意味としては、人造人間として人と区別をするために用いられたと思われる。そもそも、ロボットの語源であるチェコ語のrobotaとは働くという意味であり、人以外のものを指し示す意味はない。これらの定義により、ロボットとは、人の代わりに労働を行う物と定義ができる。


続いて、人間について考える。人間とは、つまり我々のことである。学名ではホモ・サピエンスと言い、意味としては知恵のある人ということとなる。


ロボットとの関係とは、使役関係にある。つまり、ロボットを人間が使い、労働をさせるということである。人間が上に立ち、ロボットを監督するともいうことができる。これらのことから、人間がロボットについて、労働を行うという仕事を奪われたとも言うことができる。

なぜならば、これまで人間が行っていた労働分をロボットが行うことにより、それより先は人間の労働がその分不要となるからだ。


昨今、ロボットのことをAIという風潮がある。これについて検証する。

ロボットとは、先ほども述べた通り人間の代わりに労働を行うものである。これは、単純な労働を念頭に置いている。その結果、複雑な労働、例えば瞬時に複数の物事の優先度を設定し、行動しなければならないような労働においても、人間はロボットによる労働をさせようと、研究を始めた。それにより、人工知能を搭載したロボットを作るようになった。それが現在ではAIと呼ばれるようになったのだ。

このことより、AIとは、人間に近づいたロボットと定義することができる。

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