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【プロットタイプ】嫌な女

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


注意事項2

自分の手は一切汚さない。

そうだ。周りが勝手にやった事にしましょう。


こういう女の子主人公が死ぬほど嫌いなので、どんなに『嫌な奴』と言われても、口に出させます。

動画を漁っていたら、個人的に興味を惹かれるコメントがあった。

――この子、女の嫌なところを煮詰めたキャラしてる。

君達、其れは女の嫌なところとは言わないよ?

様々な小説、漫画、アニメ、その他諸々を読んで、何時も痛感するのは、私の周りの友人達は良い意味でも悪い意味でも無垢、という事だろうか?

陰口を叩く所を見た事がないし、陰口が流れよう物なら不機嫌になる。会えなくなると分かると、多少我を通しても『此処に居れば良い』という。けれども無垢な分、ちょっと子供っぽいところがある。白黒ハッキリ分けたがるし、我儘な所もある。

けれども其れを含めて無垢だと思っている。


実家の人形部屋で色香四号の肌感をその手で確かめながら、鏡花はこんな事をボヤいた。

「瑠衣たん、女って生き物知らないでしょう?」

そう言われて、ムキになりながら否定する事は出来なかった。

俺の身近な女と言えば、鏡花と麗衣である。何方も良い意味でも悪い意味でも女らしい。無邪気に甘えるところは愛らしいのだろう。積極的に干渉するのも魅力的に映るのだろう。

けれども度が過ぎてお節介に関する事もある。精神の乱れが生じると、鼓膜を裂くような声で叫ぶ事もある。一筋縄ではいけない事も多い。

普通にしていればきっと『可愛らしい』。けれども我儘を通すところは『面倒臭い』。これが俺の周りの女達だった。

「本当に嫌な女って、瑠衣たんの周りに居ないもん。そう思うでしょ? 色香四号」

色香四号のつるりとした柔肌、其れを辿って腕を上げる。『はーい』と鏡花に言わるがままに手を挙げるのは、此奴に意思が無いからだ。

「本当に嫌な女って、『私……何もしてない』なんてか弱い顔しながら、周りにぜーんぶ丸投げなの。『周りが全てやった事にしてしまいましょう』みたいな魂胆なの。

出すならそのどす黒さに目を向けた上で人を使えよ。何が『白無垢のお嬢さん』だよ。巫山戯やがって。

私、そういう話大っ嫌いで、見る度に物凄くイライラするの」

色香四号の脇に手を入れ持ち上げてると、膝の上に乗せる。後ろから手を入れて、関節を動かすと、人形を操って居るように思える。

「そういう主人公ばっかり。ふざけんな。か弱い振りして男に丸投げしやがって。

言っとくけど、私はそこまで終わってないよ。麗衣ちゃまも怒る時は他人に丸投げしない。そういうところ大好き」

確かに鏡花も麗衣も、男の影に隠れて何かするタイプの人間じゃない。全部嫌な事は全て自分の口から言い放つ。俺達が初めて人形部屋に訪れた時もそうだった。

「有難う、色香四号。私のお遊びに付き合ってくれて。嫌なら雰囲気で怒ってね」

色香四号は人形だ。鏡花に何かされても口答えをする事は出来ない。そうした意味では物語の男達と変わらないのか。

以下何でも許せる方向け。

個人の意見飛び交います。私の発言が許せる方のみ宜しくお願いします。

もう私情でしかない。




様々な媒体を見て来ました。

多いですよ。こういう女主人公。

『不幸な主人公です』、『私は何も悪い事してません』って顔して、周りの男性陣全て使って断罪するの。


断罪するなら自分でしろよ!!

自分でやるから気持ち良いんじゃん。

自分で潰し回るから楽しいんじゃん。

他人に丸投げして何が楽しいんだよ!!


鏡花も麗衣もまぁ、嫌なところはあります。

精神状態不安定で周りに当たり散らすこともあります。

でも人の手を穢させる真似はしません。

『私のこと無視しやがって』も『こんなの普通じゃない!!』も誰かに甘えて縋って、叫ばせた事は一度もありません。

ガチで気に入らない、受けれられない事は自分の口で言います。自分の手で掴みます。

ここまで追い込まれてるのに、人を使える余裕なんか無いんです。


其れ対比する様にして、何も出来ない色香四号を鏡花が操るんです。

『お前達は(さくしゃ)の思うがまま。何の意思も持たないただのお人形』

相手を人形扱いする鏡花が、人形を操って自分の意見を言う。だからただの皮肉。

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