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 真奈ちゃんが泉へつくと、そこには一枚の立て札がありました。

「このザルに水をくんで、北の方角に進みなさい」

 ザルは泉のふちに置いてありました。ザルというくらいですから、もちろん穴があいていて、水をくめば、すぐ穴から抜けてしまいます。

「こんなもので水をくむなんて、無理に決まってるよ」

 ソワソワはふうっと溜息をつきました。

「う~~~~ん……」

 真奈ちゃんはしばらく考え込んでいましたが、小さい頃に聞かされた七夕のお話を思い出し、そうだっと両手をぽんと叩きました。

「紙に油をぬってひくのよ」

 真奈ちゃんとソワソワは、植物の種から油をとって紙にぬり、それをザルに敷きました。

「やったね!」

 見事、ザルの中に水が入りました。


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