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あいつはばかやろう

作者: つむぐいと

午前0時真夜中に始まる恋物語


いつも恋と呼べるものじゃなかった


きがつけばいつもひとり


声をかけられて 告白されても


つきあっても


すぐ別れが訪れる





あそびだったの


重たかったの


無関心だったの


愛がなかったの


私がいけないの





それでもいいと思っていた


いつも寄り添っていたと思っても


だけどいつもみんな離れていくの


長続きはしない恋ばかり


だから恋と呼べるものじゃなかった




たぶん、つまらない女だったんでしょ


一緒にいても楽しくなかったんでしょ


いつからこんな女になったんだろう


あいつがこんな女にしたのね





わたしを傷つけたあいつ



あいつがいけないのか




身も心もボロボロになったあの頃


あいつがいなけりゃ、まともな恋をしてたはず


あいつのせいでまともな恋ができないなんて


あいつはばかやろう!




10年の歳月がわたしを変えた


いい女じゃいられない


可愛い女になれない


男の心をつかめない





もうもどれないよう




悲しいけどあんたしか愛せないよ


あんたが好きだったから


あんた以上の男はいなかった


だけどあいつはばかやろう




悲しいけどあんたしか見えないよう


どうしちゃったのか今のわたし


あんたしか愛せないわたしのからだ


もうどうしようもないよ


誰からも愛されないわたし


いつも恋と呼べるものじゃなかった



あいつはばかやろう !





つむぐいと

では詩をメインに投稿してます

たまにおやすみします、ごめんなさい


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