表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小学校戦争  作者: 山
1/1

嵐の前の静けさ

 「おい、また黒虎の奴らが暴れてるらしいってな。もう今年入って四校目だぞ、、、」たけしが朝学校来るなり震えながら僕に向かって話してきた。「学年が変わってからより殺気立ってきやがったなあいつら、、、」「今度は俺達かもしんねぇぞ」たけしが不安そうな表情で僕を見つめている。「いや、それはないんじゃないか?」ともひこは学年トップで頭がいい切れ物だ。「ん?なんでだ」このところ黒虎は無造作に小学校潰しを行ってるように見えるが。「理由は二つある。一つは黒虎小学校と白海小学校との距離はかなりあるって事。ここに来るだけでも大変だろ。二つ目は、、、」「確かにあいつの噂は学校外でも有名だしな」たけしが少し笑いながら言う。」「豊臣あいつ剣道で全国大会まで行ったって噂あるしな」豊臣はいつも無口で僕も一回か二回しか話したことはない。正直不気味なやつだ。「黒虎もうかつには近づかないだろうな」時計の針が40分になりかけていた「もうそろそろか」キンーコンーカーンコーン甲高いチャイムの音が教室に鳴り響く。「あーめんどくせぇ次算数かよ〜」気怠そうにたけしが言う「何言ってんの!前のテストもたけしやばかったでしょ!」「うるせえよ!はるなお前も5点しか俺とかわんねぇじゃねえかよ!」「おいそこ静かにしろ!号令係よろしく」迫力のある声で先生が言う「規律!礼!」「朝からうるさいな笑」すっかりはるなとたけしの言い合いから授業の合図となっている

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ