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ブサイク得点王だった俺、最強スペックでサッカー人生やり直し〜今度こそ美女も世界一もすべてを奪い取る〜  作者: クズ吉(くずよし)
2014シーズン編

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第80話 親善試合VSメキシコpart1

 2014年9月 神奈川県


 ウルグアイ戦から中3日でメキシコ戦の日がやってきた。

 

 今日の試合会場は神奈川県横浜市にある「MISSAMスタディオン」だ。 


 陸上競技も出来るこの競技場は収容人数7万人以上を誇る。


 今日はそのチケットが完売…とはならなかったものの、観客席を見る限りかなりのお客さんが入っている。


 ただこの競技場は陸上トラックがあるためピッチと観客席の間の距離が遠い。


 だから今日ゴールしたらゴールパフォーマンスをどうしようか今考えている。


 わざわざ長い距離を走って観客席の方に向かうのがテレビの『画』的に冗長に感じられるんだよな。


 まぁゴールパフォーマンスは無難にカメラに向かってタイガーポーズがいいかな。


 会場に来てくれたお客さんには試合後に会場を1周して挨拶するし。


 それはそれとして今日俺はベンチスタートだ。もしかしたら出番がない可能性もある。


 なんでベンチスタートなのかは分からないが、せっかくのメキシコ戦スタメンで出たかったな。


 メキシコはアビーネ監督の出身国であり、近年のW杯で『常連』と言っていい程のW杯出場歴を持つ、北中米カリブ海地域における強豪国である。


 日本とメキシコのA代表の対戦は2000年以降3戦戦ってメキシコが3戦とも勝利している。


 直近では2013年のコンフェデレーションズカップで日本はメキシコに敗北した。


 そしてメキシコといえば俺もU-17W杯の準決勝PK戦で敗北した苦い思い出がある。


 絶対に今日はメキシコに勝利してその苦い思い出を少しでも払拭したいところだ。

 

 さて今日の日本のスタメンはこんな感じ。


 GK背番号1神山悦人(かみやまえつと) (ベルギー)


 右SB背番号3澤田権六(さわだごんろく) (ドイツ)


 右CB背番号6望岡茉祐(もちおかまひろ) (東京)


 左CB背番号22米谷真羽(よねやまう) (イングランド)


 左SB背番号5中園由一(なかぞのゆいち) (イタリア)


 DMF背番号17羽賀田勝(はがたまさる) (ドイツ)


 右IH背番号7白河凱(しらかわがい) (鹿島)


 左IH背番号10金田修斗(かなだしゅうと) (ドイツ) 


 右WG背番号4星野謙一(ほしのけんいち) (イタリア)


 左WG背番号14向井頼明(むかいよりあき) (東京)


 CF背番号18及川倖男(おいかわゆきお) (ドイツ)

 

 日本はウルグアイ戦からスタメンを6人入れ替えてメキシコ戦に挑む。


 日本の基本フォーメーションは4-3-3から変わりない。


 注目選手は代表初出場の右IHの白河凱選手と、代表2試合目初スタメンの左WGの向井頼明選手だろうか。


 白河選手は鹿島の天才パサー、向井選手はSC東京のスピードドリブラーだ。

 

 フレッシュな選手が活躍して新しいアビーネジャパンを盛り上げてほしい。


 一方でメキシコの注目選手はこの3選手。


 GK背番号13ギレムオ・オニョタ


 2014W杯で話題になったGKの一人。驚異的なセーブを見せてくれる。今日は見せてほしくないけど。


 MF背番号6エツロウ・エネーナ


 FW背番号10ジョダイ・ドク・サヌオク


 彼ら2人は2012オリンピック優勝メンバーだ。


 エネーナは運動量が豊富で攻守共に貢献度が高い選手。


 ドク・サヌオクはスペインの名門クラブの下部組織出身でテクニックのある選手だ。


 勿論メキシコの他の選手にも気をつけたい。


 メキシコ代表は突出した選手はあまりいないが、全ての選手の平均能力値が高いイメージだ。

 

 ところでメキシコ代表に関してはどの選手もテクニックに優れていて、体格が小さいので日本が参考にするべき国であるという風潮がある。


 日本サッカー連盟がメキシコ人であるアビーネ監督を日本代表監督に招いたのも、メキシコ代表のサッカースタイルを日本代表に取り入れてほしかったからではないか。


 アビーネジャパンが発足して間もないが、運動量で相手を上回る事は求められている。これはメキシコ代表の特徴と言えるだろう。


 そしてメキシコ伝統のショートパス主体のサッカー。


 これは初陣のウルグアイ戦では採用されなかったが、今日のメキシコ戦では挑戦するようだ。


 どうやらアビーネ監督はチームの戦術を固定するタイプではなく、相手や起用する選手によって戦術を変えるタイプらしい。


 さぁそろそろアビーネジャパン2試合目、メキシコ戦が始まろうとしている。


 まずはスタメン組がどんな試合を見せてくれるのか楽しみだ。


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