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ブサイク得点王だった俺、最強スペックでサッカー人生やり直し〜今度こそ美女も世界一もすべてを奪い取る〜  作者: クズ吉(くずよし)
2014シーズン編

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第76話 新生日本代表

 2014年9月 北海道


 今日はアビーネジャパンの初陣ウルグアイ戦だ。


 日本代表合宿は国内組とは4日間程、海外組とは3日間程しか練習する時間はなかった。


 ただ今回代表に招集されたメンバーの半分くらいは2014W杯日本代表のメンバーであるので、コミュニケーションはまぁまぁ取れたと思う。


 そして初対面の選手とも徐々に仲を深めている。


 ところでアビーネジャパンは始まったばかり。この中で誰が代表に定着し、誰が呼ばれなくなるのか。全く分からない。


 2014W杯日本代表メンバーは俺と俺の代わりに選出されなかった選手以外前世と同じメンツだった。


 だがこれからの日本代表は前世と同じというわけにはいかないだろう。


 その理由はまずNリーグの順位が前世と異なっているため活躍している選手、注目されやすい選手が多少変化していること。

 

 次に2014W杯でベスト8という結果を得たことによる影響だ。


 日本代表の名声は2014W杯の結果によってかなり上がった。


 世界フットボールランキングも2014年6月時点では46位だったのが、2014年8月時点では25位へとかなりのランクアップをした。


 日本代表の名声やランクが上がると何が起こるか。


 一つは強豪国を相手とする対戦試合を組みやすくなるだろう。

  

 基本的によほど報酬を貰うでもない限り、強豪国は弱小国との対戦は避けたがるはずだ。


 弱小国と対戦しても大した経験にならず、自国の強化に繋がらないからだ。

 

 だから強豪国と戦いたい場合には自国も強豪になる事が手っ取り早い。


 今の日本はW杯ベスト8という結果で一時的かも知れないが強豪国の仲間入りを果たした。


 つまり強豪国と対戦しやすい状態に今の日本はあるということだ。


 実際今日の相手ウルグアイも強豪だが、10月の代表期間も強豪2カ国との対戦が控えている。


 仮に日本代表が前世と異なる対戦相手と戦えば、異なる試合内容、異なる選手のパフォーマンスを生み出すことになる。


 それが前世とは異なる日本代表メンバーが選出される事に繋がるだろう。


 日本代表の名声やランクが上がると起こる事の2つ目は、日本人選手の価値が上がり、日本人選手の海外クラブへの移籍が増えるかもしれないという事。


 日本代表の名声やランクが上がると恩恵を受けるのは日本代表選手だけではない。


 日本代表の活躍は、日本人選手全体の評価にも影響する。


 Nリーグでブラジル人選手というだけで期待されるのと同じく、日本人というだけで価値があるとみなされるかもしれない。


 海外クラブが日本人選手目当てに以前よりもっとNリーグに注目するのも夢ではないだろう。 


 仮にヨーロッパの海外クラブへ日本人選手が移籍すれば、そこでの活躍次第ではあるが、日本代表にもなりやすくなるのではなかろうか。


 これもまた前世と異なる日本代表メンバーを生み出す要因になるはずだ。


 さて長々と今後の日本代表のメンバーがどうなるか分からないという話をしたが、今日のスタメンにもそれが表れている。


 今日の日本代表のフォーメーションは4-3-3だ。スタメンはこんな感じ。


 GK背番号1神山悦人(かみやまえつと) (ベルギー)


 右SB背番号21澤田日高(さわだひだか) (ドイツ)


 右CB背番号6望岡茉祐(もちおかまひろ)  (東京)


 左CB背番号22米谷真羽(よねやまう)  (イングランド)


 左SB背番号5中園由一(なかぞのゆいち)  (イタリア)


 DMF背番号13宝坂隼(ほうさかはやと)  (ドイツ)


 右IH背番号15立木貴也(たちきたかや) (名古屋)


 左IH背番号8高間重吾(たかまじゅうご) (ポルトガル)


 右WG背番号4星野謙一(ほしのけんいち) (イタリア)


 左WG背番号9大杉修人(おおすぎしゅうと) (ドイツ)


 CF背番号19クラウチ大雅(たいが) (名古屋)

 

 ※()内は海外選手は所属リーグを、国内選手は所属クラブを表している。


 注目すべきはやはり名古屋アハトから2人選出されていること。


 特に右IH背番号15立木貴也。 


 俺の記憶が正しければ前世では彼がアビーネジャパンの初陣でスタメンに抜擢された事実はなかったはずだ。


 そもそもアビーネ監督が初めて招集したメンバーの中にも入ってなかったのではないか。


 アビーネジャパンのブラジル戦でコテンパンにやられた試合に出ていたのは覚えているのだが。


 それはともかく先程述べた前世とはNリーグの順位が異なる事によって注目される選手が変わるという実例が早速生まれている。


 混沌とした日本代表選考。俺も生き残れるように結果を残さなければならない。


 まずは初戦対ウルグアイ。絶対に得点を取ってアビーネ監督にアピールしよう!


 そして勝つ!行くぞニッポン!

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